藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
DTMステーションのFacebookページも運用中ですので、そちらもぜひお願いします。


カテゴリ: DJ/トラックメイキング

ちょうど1年前、「仙台の5人のベンチャーが開発した小型デジタルDJ機が秀逸!より高機能・低価格化してクラウドファンディング実施中」という記事で紹介したJDSoundGODJ Plusというオールインワンのポータブル・デジタルDJ機。そのクラウドファンディングを行ったMakuake(マクアケ)では、GODJ Plusは1292人のサポーターから過去最高額となる5,300万円を調達した、とニュースにもなりました。大成功となったクラウドファンディングの後、いろいろと苦労はされたようですが、3月末には生産がスタートし、1日約50~60台のペースで出荷が進んでいて、サポーターの元には続々と製品が到着していっているようです。

GODJ Plusの設計をJDSoundの会社がある仙台で行い、生産は石巻と、MADE IN 被災地で行っていることも話題となりましたが、4月中旬に1292人分の製品の生産が完了し、本日4月28日より一般に向けた販売がスタートしました。実際、GODJ Plusとはどんな機器なのか、気になる方も多いと思うので、先日、JDSoundの代表取締役である宮崎晃一郎さんにお話しを伺いました。



クラウドファンディングで大きな話題となったポータブルDJ機、GODJ Plusがまもなく一般発売に

>>この記事の続きを読む

iPhone、iPadのDTM系アプリとして常に人気上位にいるKORG GadgetのMac版であるKORG Gadget for Macが3月24日、ついに発売になりました。今年1月にアメリカで行われたNAMM SHOWで発表されて大きな話題になっていたKORG Gadget for Macは単にiOSからMacへプラットフォームを変えただけではなく、DTMにおけるさまざまな可能性を提示してくれる、これまでにないユニークなアプリケーションとなっているのです。

ソフトはダウンロード版のみで、KORG Shopを通じての購入となります。また価格は29,800円(税込み)が標準価格となっているのですが、今なら発売記念特別価格の19,800円。同じタイミングでiPad/iPhoneで使えるiOS版も機能大幅強化の上に半額の2,400円で発売されています。先日放送したDTMステーションPlus!でも、このKORG Gadget for Macを紹介しましたが、改めてこれがどんなソフトであるかを紹介するとともに、iOS版と何が違い、どんな使い方ができるのか見ていくことにしましょう。
 

KORG GadgetのMac版が3月24日に発売されたのでiOS版とともに使ってみた

 
>>この記事の続きを読む

1月にアメリカで行われたNAMM SHOWでの大きな目玉製品として発表されたことから、すでにご存じの方も多いと思いますが、AKAI ProfessionalからMPCシリーズの新製品、MPC X(実売258,000円程度)およびMPC LIVE(実売価格128,000円程度)の2機種が発表され、先日、国内でのお披露目イベントが行われました。

この2製品に共通する大きな特長はPC不要のスタンドアロンで動作するという点です。近年のMPCシリーズは、基本的にPCを核にして使うシステムとなっており、ハードウェアはあくまでもコントローラという役割でした。とはいえ、歴史を紐解けば、もともとはスタンドアロンの機材だったMPCですから、まさに原点回帰したともいえる新製品なのです。このスタンドアロンかにはどんな意味があるのか、どんなメリットがあるのかを考えつつ、ごく簡単にレポートしてみたいと思います。


先日、国内初お披露目となったAKAIのMPC XとMPC LIVEの発表会
 
>>この記事の続きを読む

もう2年半も前ですが「ボーカルをループさせる新発想の楽器、VOCALOOPとは」という記事を書いたことがあります。これは以前ヤマハ在職時に「VOCALOIDキーボード」を開発していた加々見翔太さんが中心になって開発していた歌う楽器。記事を書いた当時は主要機能はPCのソフトウェアで実現させるというプロトタイプになっていました。それがようやく完成し、ハードウェアの楽器として発売するということで、加々見さんから連絡をいただいたので、見に行ってきました。

コンパクトなガジェット風の機材として仕上がっており、その中には専用に開発した基板が入っていて、ファームウェアも搭載された、大手メーカー製品に負けない電子楽器。でも、主要部品であるeVY1 boardが製造中止となってしまったために、製造できたのはたった15台だけになってしまったのだとか……。それでも「後世語り継がれ、使われていく楽器になるはず」という思いから世界に向けて発売を開始。そのVOCALOOPとはいったいどんな楽器なのか、実際に見せてもらいました。


たった15台しか生産されないVOCALOOPがいよいよ発売開始
 
>>この記事の続きを読む

私も、これまでいろんな電子楽器を見て、触ってきたつもりですが、今回ZOOMから発売された新製品、ARQ Aero Rhythm Trak AR-96(以下、ARQ)ほどぶっ飛んだ製品を見たのは初めてのような気がします。もちろん、いい意味でですけどね。確かにジャンルとしてはリズムマシンの一種だとは思います。でも、この見た目、デザイン、音の出し方、発想……すべてにおいて斬新というか、これまでにない、奇想天外なマシンなんです。

今年1月のNAMMで発表されてから、「何なんだろう、これ?」って気にはなっていました。その一方で、写真やビデオも少しずつ出ていたので、見てはいたものの、いったいこれが何なのか、さっぱり掴めずにいました。正直に言っちゃうと、丸型蛍光灯のシーリングライトにしか見えなかったのですが……ごめんなさい、ZOOMさん!!。そのARQを試すことができたので、まずはファーストインプレッションということで紹介してみたいと思います。


これまでになかった斬新な楽器、ZOOMのARQ Aero Rhythm Trak AR-96
 
>>この記事の続きを読む

volcaシリーズの新製品として、3月末、KORGからセンセーショナルに発売されたvolca fm。80年代を代表するシンセサイザであるYAMAHAのDX7のサウンドを再現するFMの6オペレータ・3音ポリの音源を内蔵しつつも、volcaシリーズとしてのシーケンス機能、操作性を備えた非常に刺激的なマシンとして注目を浴び、現在どこも在庫切れで入荷待ち状態。

機能的に見ても、シーケンス機能に加えてアルペジエータが搭載されたり、チェイン機能ワープ・アクティブ・ステップという非常にユニークな機能が搭載されるなどvolcaとしても大きく進化・発展しているのです。でも、なぜKORGがDX7互換マシンを作ることになったのか、このvolca fmでどこまでのことができるのか、ほかの機器やDTM環境との連携機能がどうなっているのか……など気になることもいっぱい。そこでvolca fmの開発者である高橋達也さん、岡本達也さんのお二人にお話しを伺ってみました(以下、敬称略)。


volca fm開発者の高橋達也さん(左)と岡本達也さん(右)
 
>>この記事の続きを読む

Native Instrumentsの「MASCHINE」。リアルタイムパフォーマンス用にDJの人たちがプレイする一方で、DTMにおける音楽制作においてもMASCHINEを積極的に活用する人が増えてきており、気になっている人も多いと思います。でも、「Native InstrumentsのKOMPLETEのほうはよく知ってるけど、MASCHINEってイマイチよく分からない」……なんていう人も少なくないのではないでしょうか?

まさにそんな人たちのために誕生したのがMASCHINEのエントリー機ともいえる、iPhone/iPad用のアプリ、iMASCHINE2です。先日、ニコニコ生放送のDTMステーションPlus!のほうでもiMASCHINE2を特集したのですが、これはMASCHINEを知る上で役立つというレベルではなく、これ1つで音楽制作も可能だし、出先や電車の中などでも即音楽制作に取り掛かれるとっても便利なアプリ。しかもMASCHINEを持っていれば、iMASCHINEで作ったプロジェクトやサンプリング素材を手軽に受け渡して続きの作業をPCでできるなど、強力な連携機能も持っているんですね。かなり豊富な機能を持ったアプリなので、その内容について紹介してみたいと思います。


iMASCHINE2はiPad、iPhoneでMASCHINEの世界を存分に味わえる1,200円のアプリ
 
>>この記事の続きを読む

某元楽器店・店長からの連絡で「すごいDJ機材があるから、ぜひ見てみて!」と言われて知ったのが仙台にある小さな会社、JD Soundが開発したA4サイズのデジタルDJマシン、GO-DJ Plusというもの。5人の社員全員が開発エンジニアで、社長自らDJ機器内部のプログラムを書いているというバリバリのテクノロジー会社が作り出した機材です。

試作品を持ってみたところ、820gと非常に軽量ながら、驚くべく高機能・高性能システムだったんです。SDカードに入れた楽曲を利用して左右のDECKでDJプレイができるのはもちろんのこと、フィルター含め数多くのエフェクトが搭載されていたり、サンプラーとしての機能があったり、シーケンサ機能があったり、ドラムマシンとして叩けたり、さらにはPCで動くCGのダンサー同期させて躍らせることができるなど……これでもか、というほどの機能が詰まっています。そのGO-DJ Plusが現在37,800円という価格でクラウドファンディングの形で販売がスタートされたとのこと。実際、どんな機材なのか見てみました。


A4サイズの軽量なデジタルDJマシン、GO-DJ Plusの試作機
 
>>この記事の続きを読む

2008年~2010年に「GOLDFINGER's KITCHEN」という伝説のイベントが行われていたのをご存じですか? これはAKAIMPCなどのサンプラーを利用してトラックメイクをしていくワザを競い合うというもの。その場でお題として与えられた素材をサンプリングし、それをスライスしたり、チョップした上で、ライブパフォーマンスとして、オリジナルの音楽として即興演奏し、誰が一番うまいかを決めていくというユニークなイベントでした。

それから5年、トラックメイキングの手法も当時のスタンドアロン機材で行うものからPCベースのものへと大きく変化してきましたが、その新環境で競い合う現代版のGOLDFINGER's KITECHともいえる「ACHIVEMENT LIVE PERFOMRMACE BATTLE」なるイベントが年末に行われることが決まり、現在広くエントリーを募集中です。条件はAKAI ProfessionalMPCシリーズか、Native InstrumentsMASCHINEを使用する、ということになっているのですが、どんな内容のものなのかを紹介してみたいと思います。


MPCおよびMASCHINEを使ったライブパフォーマンスバトルが12月に開催される
 
>>この記事の続きを読む

以前、ニコニコ生放送のDTMステーションPlus!で特集したKORGelectribeMUSIC PRODUCTION STATIONというサブタイトルがついているマシンだけに、これ1台で何でもできてしまう機材なのですが、何でもできるだけにKORGサイトを見ても個々の機能の詳細まで書いてないんですよね。そのため「iPadのiELECTRIBEとどう違うの?」「シンセ機能はどうなっているの?」「PCと同期できるの?」「Ableton Liveとのデータのやり取りはどうするの?」なんて質問をよく受けています。

詳しくは記事を見てね!」なんて答えようと思ってたら、すみません、DTMステーション側で取り上げていませんでした。というわけで、今さらながらではありますが、ドラムマシン、シンセサイザ、シーケンサ、エフェクト機能などを装備し、音楽制作にもライブパフォーマンスにも使えるelectribeについて、改めて紹介してみたいと思います。


KORG MUSIC PRODUCTION STATION、electribe
 
>>この記事の続きを読む

このページのトップヘ