藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
DTMステーションのFacebookページも運用中ですので、そちらもぜひお願いします。


カテゴリ: 作曲・アレンジ

ご覧になった方も多いと思いますが、2017年に入ってからニコニコ生放送およびFresh!で放送している番組、「DTMステーションPlus!」は、月に1回、音楽学校メーザー・ハウスの中のリハーサルスタジオをお借りして行っています。そのメーザー・ハウスはもちろん、その名の通り音楽の学校であり、日中は多くの学生さんたちが真剣に音楽を学んでおり、とっても活気あるところでもあるんです。

先日、そのDTMステーションPlus!の打ち合わせもあって、日中にメーザー・ハウスに来た際、DTM関係を教えている先生、お二人とお話することができました。さらに、その後、その授業もちょっぴり見学してみたところ、なかなか面白い内容だったので、少し紹介してみたいと思います。


音楽学校メーザー・ハウスでの授業をちょっと覗いてみた
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海外、とりわけアメリカのメジャーレーベルで自分の作品を発表するなんて、夢のまた夢。そんなことを実現するなど現実的な気がしないですよね。そんな中、今年1月、日本人の作曲家がその夢を果たしてくれました。これまでも国内でもNEWSMISIAJUJUMs.OOJAKis-My-Ft2AKB48乃木坂46……といったアーティストに提供し、それらの楽曲がオリコンチャート1位や百万ダウンロードを記録してきた実績を持つ、ヒロイズム(her0ism)さんです。

いま35歳のヒロイズムさんは、昨年、アメリカのロスアンゼルスに移住し、日本だけでなく、世界に向けた音楽制作活動を本格化させています。すでにギリシャ、韓国、ルーマニア、ドイツ、南アフリカなどでもヒット曲を次々と生み出し、各国で1位をとったり、YouTubeで1000万再生を実現するなど、着実に実績を出し、ついにアメリカでのメジャーデビューまでたどり着いたところです。先日も「低音が海外成功のカギ!?英語圏でヒット曲を飛ばす日本人、Ryosuke"Dr.R"Sakaiさんの挑戦」という記事で、海外で活躍するSakaiさんを紹介したばかりですが、日本人が着実に世界へと飛び出して行っているのです。そのメジャーデビューを果たしたヒロイズムさんと先日Skypeを使ってインタビューをしたので、どうやってここまで来たのか、この先どこへ向かっていくのか、そしてもちろんDTMとどう向き合ってきたのかなどを伺ったので、その内容をじっくり紹介していきたいと思います。


いまロスアンゼルス在住のヒロイズムさんにSkypeでインタビューした
 
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DTMを先生についてしっかりと習いたい」と思っている人は少なくないと思います。確かにネット上にさまざまな情報はあるけれど、その中から正しい情報を見つけ出すのは大変だし、それぞれの情報を系統立てて勉強していくのは難しいところです。もちろん本で勉強するのもいいのですが、読んでもなかなか理解できないというケースも少なくないでしょう。

そうした中、主に高校を卒業した人たちに向けてDTM・レコーディングに関するカリキュラムを用意している音楽系の専門学校があるほか、社会人を相手に休日や夜間などに授業を展開している学校も存在しています。年末にたまたま知ったJBG音楽院という学校。「ぜひ一度どんな授業なのか見てほしい」と言われて先日の日曜日の朝9:30~12:45という2コマの授業を見学してきたところ、思いのほか面白かったので、その一部を紹介してみたいと思います。


社会人向けのDTM学校、JBG音楽院の授業に潜入!
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先日、「作曲をテーマにしたライトノベル、『作曲少女』が面白い!」という記事でも紹介したベストセラー書籍の『作曲少女 ~ 平凡な私が14日間で曲を作れるようになった話 ~』。まつだひかりさんのイラストが大きなインパクトとなっているのと同時に、楽譜が一切登場しない作曲入門書であることが、大ウケしているようです。この『作曲少女』とコラボする形で、ヤマハミュージックパブリッシング主催による作曲コンテストがスタートしました。

その名も「“誰でもできちゃう”作曲コンテスト」というもので、これまでまったく作曲経験のない人、音楽理論などまったく知らない人でも気軽に作曲を楽しむことができる上に、応募することができます。もしグランプリが取れればその曲が正式にレコーディングされた上で発売されてしまうという本気のコンテストであり、入賞しなかったとしても応募者全員の中から抽選でYAMAHAのシンセサイザーがもらえちゃうという豪華プレゼント付き。DTMユーザーにとっても、なかなか夢のある面白いコンテストなので、どんな内容なのか紹介してみましょう。


作曲未経験者でも参加可能な作曲コンテストが開催されてます! 

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宇多田ヒカル、BABYMETAL、ピコ太郎など、日本人が海外チャートを賑わすケースが徐々に出てきていますが、作曲・編曲・プロデュースにおいて、アメリカ、オーストラリアなどで活躍している日本人がいるのをご存じでしょうか?国内でも、Happiness、 Crystal Kay,、Ms.OOJA、中島美嘉、アンジェラ・アキ、剛力彩芽……といったアーティストへの楽曲提供をしている、Ryosuke"Dr.R"Sakaiサカイ・リョウスケさんです。

サカイさんは、30歳で歯医者さんから作曲家・音楽プロデューサーへ転身したという異色の経歴の持ち主ですが、現在は日本に拠点を置きつつも、海外を飛び回り、アメリカやオーストラリア、カナダ、スウェーデンといった国々のアーティストや作曲家とともに「コーライティング(Co-Writing)」という形で次々と曲を作り上げては、ヒットチャートに乗せているんです。実際、どんな活動をしているのか、日本と海外では何がどう違うのかなど、話を伺ってみました。


国内外で幅広く活躍するRyosuke"Dr.R"Sakaiさん
 
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でも作曲かぁ。教えるのは別にいいんだけど、作曲って大変だぞ?
うん。それはもう何となく……
おどかすわけじゃないけどさ、作曲ってほかの創作と比べて敷居高めなんだよ。絵とかだとさ、下手でも下手なりに1枚描き上げるってのわりとできるけど、作曲ってその最初の1枚を書き上げるまでが大変なんだ。本屋とか行ったら『誰でも作曲はできる!』とか『サルでもわかる作曲』みたいな本いっぱいあるけど、あんなの嘘だよ。作曲は明らかに、特殊技術だ
それ! 私その本買った! あんなの嘘だよね!
ああ、買ったんだ。全然わかんなかっただろ?
うん。なんか、いろんな用語とか全部知ってるのが前提っていうか……これ絶対サル知らないでしょってことも普通にいっぱいあるし……あ、それはいいんだけど。小さい楽譜みたいなのとか書いてあるんだけど、それがどういう音なのかとか、そもそも何の話をしてるのかとか、どういう時に使う知識なのかとか、全然わからなくて……


『作曲少女』登場キャラクタである山波いろは(左)と黒白珠美(右)
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2015年のオリコン年間ランキング作曲家部門1位を記録した、とにかく今売れっ子のCarlos K.(カルロス・ケー)さん。カルロスさんの名前は知らなくても、カルロスさんのWebサイトWikipediaなどを見れば、西野カナ、乃木坂46、Little Glee Monster、AKB48、NMB48……と「わぁ、あの曲もこの曲もカルロスさんだったのか!」と思うはずです。

そのカルロスさんと初めてお会いしたのは、5月末の「Creators Camp in 真鶴」というイベントで。そのとき「ぜひ、今度カルロスさんの自宅スタジオを見させてください!」ってお願いしたら、その場でOKをいただいたので、先日遊びに行ってきました。実はカルロスさんの家のすぐ近所という、Ryosuke “Dr.R”Sakaiさんのところにも同じ日に行ってきたので、そちらも近いうちに記事にする予定ですが、まずはカルロスさんに、どうすれば大ヒットメーカーになれるのか、その生い立ちから、現在の制作環境、そしてカルロスさん特有のサウンド作りまで、いろいろと伺ってみたので紹介してみましょう。


2015年オリコン年間ランキング作曲家部門1位を記録したヒットメーカー、カルロスKさん

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急いで曲を作らなくちゃいけないのに、思いつかない」「気乗りしなくて、どうにも曲が先に進まない……」そんな風に煮詰まってしまうことは、ありますよね。もちろん、運動してみるとか、一度寝るとか、打開する手法は色々あるでしょうが、せっかくコンピュータを使ってDTMで制作してるのなら、コンピュータに手伝ってもらうというのも一つの手です。

適当にマウスでドラッグすると、その軌跡に沿ったフレーズを作ってくれたり、コード進行をサジェストしてくれたり、面白いリズムを生み出してくれたり……。決して自分の代わりに自動で作曲してくれる、すごい召使いというわけではないんだけれど、いろいろなアイディアを与えてくれる、なかなか気の利くツールがあるんです。先日発売されたばかりの18,500円のWin/Macで使えるプラグイン、Liquid Music(リキッド・ミュージック)について紹介してみましょう。


アイディアとして使えそうなフレーズを自動で生み出してくれるLiquid Music
 
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多くの人が夢見ている「音楽を仕事にしていく」という生き方。でも、それを実現できているのは、ごく一部の人であり、ものすごく才能のある人か、非常にラッキーな人である、そんな風に多くの人が考えていると思います。実際、プロミュージシャンと言われる人でも、アルバイトでなんとか生活している人が多いのも現実ですしね。

そうした中、やっぱり気になるのがボカロPの存在。もちろんボカロPといったって、ピンからキリまでいるし、プロミュージシャンが名前を隠してボカロPを名乗って作品発表するケースなんかもありますから……。でも、ホントの素人がVOCALOID作品を作って、ニコ動で一発ヒット作を産めば、プロとして生きていけるのか、というのは気になるところですよね。そんなことを実現させ、プロダクションや大手レーベルに所属せず、一人のフリー作曲家として生きているmonaca:factory(10日P)さんに、話を伺ってみました。


ボカロPとしてスタートした後、フリーの作曲家として活動しているmonaca:factory(10日P)さん
 
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プロ直伝!職業作曲家への道』、『DAWで曲を作る時にプロが実際に行なっていること』、『新時代ミュージックビジネス最終講義』……とヒット書籍を次々と執筆する一方、プロミュージシャンとプログラマ、デザイナーなどを一同に集め、その場でシステム作品の開発を行う「Musician’s Hackathon」などもオーガナイズする音楽プロデューサーの山口哲一(やまぐちのりかず)さん。私も一昨年末の「Musician's Hackathon」でお会いしたのが最初で、AV Watchで「音楽ハッカソンから生まれる音楽制作の新たな可能性」といったレポート記事を書いたことがありました。

その山口さん、2013年からプロ作曲家になる方法を説く「山口ゼミ」なるものを展開しており、すでに200人以上が受講するとともに、プロ作曲家としてデビューした人も多数いるのだとか……。「一度、ぜひ山口ゼミを覗いてみてほしい」と言われていたので、先日「DAW秘伝」なるタイトルで、サウンドプロデューサーの浅田祐介さんが講師を務める回を見てきたところ、メチャメチャ面白い内容でした。まさにプロがどうやって曲を作っているかの秘伝をいっぱい公開してくれるモノで、秘密ネタもいっぱい。その秘伝、公開してOKという許可を得られたものをいくつか紹介してみましょう。


山口ゼミの「DAW秘伝」という浅田祐介さんによるセミナーに潜入してみた 
 
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