藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
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カテゴリ: 楽譜・譜面

楽譜作成ソフトとしてFinaleSibeliusという老舗定番製品がある中に、1年半前、まさに殴り込みをかける格好で登場して話題となったSteibergDorico(ドリコ)。DTMステーションでもこれまで何度か取り上げてきましたが、この度、初のメジャーバージョンアップを果たしDorico 2.0となって発売が開始されました。今回のバージョンアップでは、上位版としてDorico Pro(市場想定価格57,600円)とエントリー版のDorico Elements(市場想定価格9,900円)の2ラインナップに分かれ、初めてのユーザーでも導入しやすい商品ラインナップになりました。※価格は税抜き、以下同

今回のバージョンアップでは楽譜作成ソフトとしての順当な進化をしていると同時に、Cubase譲りのMIDI機能が強化されたり、Nuendo譲りのビデオとの連携作業が可能になっているのが大きなポイント。一方、フル・オーケスラ用など本格的な楽譜作成だけでなくバンドスコア、コード譜などが手軽に作れるようになったのも重要なポイント。どんなソフトになったのか、その概要をチェックしてみましょう。

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iOS上には、DAWやソフト音源、エフェクト、リニアPCMレコーダー……とさまざまな音楽関連アプリがありますが、日本発のアプリというと、まだまだ少ないのが実情。そんな中、日本のベンチャー企業が開発したPiascoreというアプリおよび、その関連アプリがリリースから7年半を経過した先日、累計で1000万ダウンロードを達成しました。歴史あるアプリなので、使っているという方も多いとは思いますが、ユーザーの77%が海外とのことなので、「知らなかった!」という方も少なくないかもしれません。

Piascore一言でいえば、楽譜を紙ではなくiPadで表示させる楽譜リーダーであり、重い楽譜を持ち歩くことなくペーパーレス化が実現できるというもの。もちろん、世界中のユーザーに受け入れられている背景には、単に楽譜表示するだけでなく、便利な譜めくり機能を装備していたり、膨大なクラシック音楽の楽譜が無料でダウンロードできたり、メトロノームやチューナー、ピアノ機能なども備えるなど、すごく便利なツールになっていることがあります。実際どんなアプリなのか紹介してみましょう。


iPadを利用した電子楽譜リーダー、Piascore

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国産の楽譜ソフトとして長い歴史を持つカワイスコアメーカー。その誕生は1995年12月とのことなので、23年目に突入するわけですが、そのタイミングでリリースされた新バージョン、スコアメーカーZEROは「スマホで撮る。楽譜が歌う。」というこれまでにない面白い方向での機能向上を果たしています。

実際、音符と歌詞を入力すれば歌わせることができるため、ボーカロイドとは異なる歌声合成ソフトの選択肢として面白そうな製品でもあるのです。「楽譜が音楽になる」の原点(ゼロ)に立ち返るという意味合いで、スコアメーカーZEROと名付けられたそうですが、契約形態も従来とは変わったことから、使用期間中に機能向上が図られていくというのもユニークなところ。実際どんなソフトなのか紹介してみましょう。


先日発売された、カワイのスコアメーカーZEROには、歌声合成機能が搭載された


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先日「大きく進化した国産譜面ソフト、カワイのスコアメーカーをちょっとだけ試してみた」という記事でも紹介したカワイスコアメーカー。最初のバージョンが誕生してから今年で21年目という老舗ソフトですが、FinaleSibeliusなど海外の楽譜ソフトとはだいぶ違う路線のソフトへと進化してきたようです。

先日、このスコアメーカーの一般ユーザー向けの新製品発表会に行ってみたところ、別室でこれまであまり表に出ていなかったさまざまな情報を聞くことができました。驚いたのはその楽譜認識技術において、Finaleが出力したPDFなら、ほぼ100%の認識率を実現できているということです。この楽譜ソフトの世界で、海外メーカーのソフトと何が違うのか、カワイの持つ技術力とはどんなものなのかなど、株式会社河合楽器製作所 電子楽器事業部コンピュータミュージック室 室長の岡雅章さんに話を伺ったので紹介してみましょう。


世界に類を見ない非常に高度な譜面認識エンジンを搭載したカワイのスコアメーカー 

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SteinbergからDoricoが発表されて、Finaleの新バージョンとともに譜面ソフトの世界が活況となってくる中、日本の譜面ソフトの老舗、カワイスコアメーカーも新バージョンを発表し、ますます盛り上がってきた感じです。ご存じのとおり、スコアメーカーは21年の歴史を持つ純国産の譜面ソフトであり、楽譜をスキャンすれば、簡単に楽譜認識してくれるということで多くのユーザーに支持されてきたソフトです。

11月24日発売となる新スコアメーカーをちょっぴり先に試してみたので、これがどんなソフトなのかファーストインプレッションとして紹介してみたいと思います。ちなみに従来は製品名にバージョン番号が付いており、これまでスコアメーカー10でしたが、今回はバージョン名が消えています。Windowsも10でバージョン表示をやめ、Mac OSもすでに廃止しているように、最近のソフト業界の傾向なのかもしれませんね。


見た目もカッコよくなり、認識精度も大きく向上したスコアーメーカー11
 
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Steinbergが5月に発表していた楽譜作成ソフト、Dorico(ドリコ)が11月下旬にヤマハミュージックジャパンから発売されることが決まりました。楽譜作成ソフトといえば、これまでMakeMusicのFinale(フィナーレ)、AvidのSibelius(シベリウス)が二大ソフトとして圧倒的なシェアを誇っていましたが、そこにSteinbergが殴り込みを掛けた格好です。

Windows、Mac対応のハイブリッドで、価格も通常版の想定売価が58,000円(税抜き)とFinaleに完全にブツけてきているとともに、Finale、SibeliusさらにPresonusのNotionからの乗り換えユーザーには30,000円で提供するクロスグレード版を用意するなど、先行2製品をかなり意識してリリースする模様です。先日そのDoricoの内覧会で製品を見てきましたので、その概要について紹介してみましょう。
 

Steinbergが開発した楽譜作成ソフト、Dorico
 
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DTMで「なかなか難しいな……」といつも感じるのが、「譜面をどうやって演奏させるか」ということです。もちろん、難しいからこそ面白いところでもあるのですが、同じ譜面でも、それを実際の音で鳴らしたときにどうなるのかは、人によって表現方法も、音もまったく違ってくるんですよね。

譜面では、音符の長さが何msecか、というように厳密な時間は決められてないし、ffとか、mpと書かれていても音量が何dBかハッキリ決められているわけもありません。もちろん音源や音色だって何を選ぶかで出音はまったく変わってくるし、エフェクトの設定やミックスによっても音は大きく違ってきます。つまり譜面を読む人、解釈する人によって、最終的な音楽はまったく違うものにもなるわけです。そこで、譜面とMIDIデータ、そして最終的な音楽作品がどんな関係にあるのかを考えてみたいと思います。


譜面とMIDIデータ、そしてそれを演奏した音楽にはどんな違いがあるのでしょうか?

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ちょっと譜面を作りたい……と思ったとき、みなさんはどうしていますか? DAWの譜面機能を用いて一生懸命作る、という人もいると思いますが、融通が利かなくて面倒だから五線譜に手で描いているという人も少なくないでしょう。もちろん、本気で譜面を作る人ならFinaleSibeliusなどを使っていると思いますが、さすがにそこまで手が出せていないという人が多いと思います。

そんな中、本当に手書き感覚で入力でき、しかもキレイな譜面に仕上げることができる1,200円のツールがあります。9月にカワイが発売したタッチノーテーションというのがそれ。同社の譜面作成ソフト、スコアメーカーで培ってきた技術を元に、iPad、iPhoneでのタッチ入力に最適化したこのアプリについて紹介してみましょう。


カワイのiPad/iPhone用譜面作成アプリ、タッチノート

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以前にも紹介したiPad、iPhone用の強力耳コピアプリ、Chordana Viewer(コーダナビューワー)がバージョンアップして、さらに機能強化されました。このアプリは、iTunesで管理している楽曲(購入した曲でもCDからリッピングした曲でもOK)を読み込んで、コード解析してくれるという、まさに耳コピを支援してくれるアプリです。

使い方はいたって簡単。iTunes関連楽曲の中から、曲を指定して読み込むと、iPad Airの場合、約10秒ほどで解析終了。画面には1曲分のコードが表示されるのですが、これがなかなか賢く、結構正確にコード解析してくれるのです。今回、そのChordana Viewerに便利な機能がいろいろ追加されたので、改めて紹介してみたいと思います。


バージョンアップした耳コピアプリ、Chordana Viewer
 
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4月に書いた「コード譜、マスターリズム譜が超簡単に作れる画期的ソフト、Clover Chord Systems誕生」という記事が大反響となったコード譜作成ソフト。やはりバンドマン、そして多くのミュージシャン共通の悩みは「コード譜をもっと簡単に作りたい」、「もう少しキレイな譜面にしたい」ということのようで、Clover Chord Systemは、まさにその要望に応えてくれる画期的なソフトでした。

でもMac版が売れるのをただ待っているだけでは、なかなか事態は進展しない、という判断から、先日Windows版の開発に着手、来春発売の予定で進められているようです。そして、本日9月15日より特典付で、Windows版の先行予約販売を開始されました。実は個人的にもよく知っている会社なので、うまく成功してくれることを願っているところです。そこで、開発担当者に現在の状況について聞いてみました。


コード譜、マスターリズム譜を簡単に作成できるClover Chord SystemのWindows版の予約販売が開始に

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