藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
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タグ:TR-909

iPad用の高性能DAWとして人気を二分するのがSteinbergCubasisWaveMachine LabsAuria Proでしょう。Cubasisのほうはその名前からも分かるとおりCubaseのiPad版といえるもので、ユーザーインターフェイスも機能的にもCubaseを引き継いでいます。一方のAuria Proは、とくに元となるソフトがあるわけではありませんが、雰囲気的にはPro ToolsのiPad版といった感じのアプリとなっています。

いずれのソフトもDTMステーションで何度か取り上げてきましたが、先日そのCubasisがバージョンアップし、Cubasis 2.2へと進化しました。Cubasis 2.1、2.2と進化する過程で、いろいろな機能強化がされているのですが、今回の目玉となるのが、TR-808TR-909またLinnDrumを再現する80年代ドラムマシン、Classic Machinesの搭載です。正確にはオプションとしての搭載ではあるのですが、これだけでも十分買う価値があるアプリとなっているので、紹介してみましょう。


Cubasisの新バージョンが登場、オプションで80年代ドラムマシンが搭載に
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9月9日=909の日(実際には米国時間が設定されたようですが)、Rolandは数多くのビンテージ機材の復刻版を製品発表しました。先週からすでにリーク情報がネットで出回っていたので、すでにご存じの方も多いとは思いますが、やはり909の日だけに、その1つはTR-909。新製品の名前としてはTR-09(9月23日発売、実売価格50,000円前後[税別])というもので、Roland Boutique(ローランド・ブティーク)シリーズ第2弾の一つとなっています。

また、同じRoland Boutiqueシリーズとして、TB-303を復刻したTB-03(9月23日発売、実売価格45,000円前後[税別])、さらにはボコーダーのVP-330を復刻したVP-03(9月23日発売、実売価格45,000円前後[税別])も登場し、昨年発売されたJP-08(Jupiter-8の復刻版)、JU-06(JUNO-106の復刻版)、JX-03(JX-3Pの復刻版)にシリーズ追加された格好です。さらに、AIRAシリーズとしてはSYSTEM-8(9月23日発売、実売価格148,000円前後[税別])という新兵器を投入。こ名前や見た目からSYSTEM-1の上位版と思ったら、実はまったく新たに設計し直したニューモデルとのこと。PLUG-OUTの仕組みを利用することでJUPITER-8JUNO-106(出荷当初は入っておらず、年明けに無償ダウンロードで対応する予定)を再現しているのもポイントのようです。いずれも発売は9月末を予定しているとのことですが、先日、実物を見てきたので、これらがどんなものなのか、DTM視点を交えつつ紹介してみたいと思います。


Rolandが9月9日に、さまざまなビンテージ機材を復刻した新製品を発表

 
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3月8日、RolandからAIRAシリーズが発売され、ネット上でも大きな話題となっています。その発売に先駆けて3月1日、ミュージシャンの齋藤久師さんが主催するシンセイベント、SYNTH BARでAIRAを使ったライブが行われ、一般には国内初お披露目となりました。SYNTH BAR恒例の「おさわりタイム」では、TR-8TB-3VT-3、さらに発売が5月予定のSYSTEM-1までの機材が解放され、来場者みんなでいじりまわしていたのです。

先日の記事「808、909、303の音を忠実に復刻。Roland AIRAがベールを脱いだ!」でも紹介したとおり、久師さんは、AIRA開発の比較的初期段階からRolandに対して要望を出していたり、サウンドチェックなどをしていたようで、SYNTH BARにおいては「まさに自分が欲しい機材を作ってもらった」と話していました。でも、AIRAの開発とどんな関わりだったのか、TR-808TR-909TB-303を駆使するミュージシャンとして著名な齋藤久師さんが求める機材とはどんなものだったのか、直接インタビューして聞いてみました(以下、敬称略)。


AIRAの初お披露目となったSYNTH BAR Epsode #13でプレイする齋藤久師さん
 
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これまでも何度か取り上げてきたフランス、Arturia(アートリア)のドラムマシン・ソフト、SPARK。ビンテージ機材であるTR-808TR-909といったドラムマシンを彷彿させるSPARKは、ソフトだけで使っていても楽しいのですが、専用のコントロールサーフェイスと組み合わせて使うことで、完全なドラムマシンへと変身します。ハードで直接触れるため、マウスでの操作とはまったく違う、ホンモノのドラムマシンとしての使い勝手を実現できるとともに、その面白さも格段に向上します。この辺については以前の記事「ハード&ソフトによるリアルなドラムマシン、SPARKって面白い!」でも紹介したとおりです。

しかし、先日そのSPARKに新たなラインナップ、SPARK LEなるものが登場しました。国内定価が39,900円、実売32,000円程度というこの機材、個人的には上位版のSPARKよりも使いやすく、便利なのでは!?とも感じています。実際どんな機材なのか紹介してみましょう。


実売32,000円と低価格化し、よりコンパクトに使いやすくなったSPARK LE
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みなさんは、ハードであれ、ソフトであれ、ドラムマシンって使いますか?最近はDAW搭載の非常に高機能なリズム入力なんかもありますが、個人的にはTR-808とかTR-909などをルーツとするマトリックス型のドラム入力機能っていうのが、今でも一番わかりやすいな、と思っています。

もちろん、そうしたビンテージ機材を使うのもいいし、ArturiaSparkのような製品を使うのもいいと思います。またマトリックス型のドラム入力を実現するPC上のドラムマシンソフト、iPhoneやiPad用のドラムマシンアプリもいっぱいあるので、それらを使うのも楽しいところ。でも、今回はブラウザ上で誰でもすぐに楽しめるドラムマシンを紹介しましょう。


ブラウザですぐに使える無料のドラムマシン
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先日、「TR-808やLinnDrum、Simmons…80年代ドラム音源30種を忠実に再現するSPARK」という記事で、SPARK VINTAGE DRUM MACHINESというソフトを使ってみました。その後も、面白いので遊んでいたのですが、改めて気になってきたのが、元々あったSPARKという製品。

そう、SPARKは本来ハードウェア(コントロールサーフェイス)とソフトウェア(ドラムのソフト音源)という構成の製品で、そのソフトウェアのビンテージドラムだけを切り出したのが先日のSPARK VINTAGE DRUM MACHINEでした。価格的には定価で68,250円(実売55,000円程度)というものなので、代理店であるフックアップさんにお願いして1週間だけ貸してもらいました。


まさにドラムマシンというArturiaのSPARK
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何かと話題になることが多い80年代のドラムマシン。RolandTR-808TR-909は定番ですが、Linn ElectronicsLinnDrumE-mu SystemsDrumulator、ドラムマシンではないけれどエレドラとして当時一世風靡したSimmonsSDS……、私もYMO世代ですから、高校・大学時代、こうした機材に憧れたものの、高くてなかなか手が出せなかった思い出があります。

ご存知のとおり、これら80年代に作られたドラム音源は今でもさまざまな音楽制作に用いられて、中古市場でも結構な高値で売買されています。ヤフオクあたりを見ていてもいい値段がついているし、そもそも数も限られていますしね。


80年代ビンテージドラム音源は今も大人気(シンセバーで撮影)
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テクノ系サウンド好きな人で、昔からDTMをしている人ならPropellerheadのデビュー作、ReBirth RB-338を知らない人はいないでしょう。RolandのベースマシンのTR-303を2台とドラムマシンのTR-808TR-909を組み合わせて、同期できるようするとともに、さまざまな機能を追加したというすごいソフトです。

以前、そのiPhone版が出たので、さっそく購入して試したところ、あまりにもボロイ操作性にガッカリしたという話を書きました。その後、ReBirthのiPad版が出たのは知っていましたが、iPhoneがひどかっただけに、興味も持ちませんでした。が、年末にTwitter上で、「パソコン版より使いやすい」という話を聞き、試してみました。


実は雲泥の差があったiPhone版とiPad版のReBirth

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