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ヤマハの新技術、sonoteを使ったライブ開催

一体どうなってんの?と思うほど次々と面白い技術を生み出しているYAMAHAのY2 PROJECTですが、また新たな技術「sonote technology」が発表され、そのお披露目を兼ねたライブイベントが5月27日に六本木のライブハウスsuperdeluxeで行われました。

 

このsonote technology、すでに3月3日から期間限定でオープンしていたボーカロイドカフェの中でも展示されていましたが、今回、私自身が初めてその技術、アプリケーションにも触れてみたので簡単に紹介してみましょう。


iPhoneアプリ、Sonote Playerを使ってのライブが開催された


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sonote technologyとは「グッとくる音を直感的に扱うための技術」とのことですが、これまでにないユニークなもの。まず「sonote」というのは音の断片を意味する造語です。「sono」は音を意味する英語の接頭語であり、「note」はご存知のとおり音符を意味しています。また日本語読みすれば「その音」というわけで、グッとくる音を意味しているのです。

 

今回、ライブで用いられたのはまだ発売前のiPhoneアプリ、「Sonote Player」。これがどんなアプリなのかを見ていくと、sonote technologyがどんなものなのか分かってきます。

さまざなな楽曲を読み込んだ中から6秒以内のフレーズを選択する

 

まずは手持ちの楽曲を読み込むか、マイクを使ってサウンドを録音します。するとこれが波形で表示されるので、ここから気に入ったフレーズを選択します。現在の仕様では6秒までを選べるとのことなので、適当に選択し、次のステップへと移ります。

 

すると、解析がスタートし、しばらくするとちょっと変わった画面が登場してきます。そう、波形は先ほど選んだものですが、その中のいくつかの部分にマーカーが引かれたような形になっています。このマークされた部分こそがsonoteというものなのです。

解析すると、特徴的な音断片=sonoteが抽出される

 

とりあえず、再生ボタンをタップしてみるとなんのことはない、先ほど選んだ音がループ再生されるだけなののですが、画面下にはPLAYボタンのようなものがたくさん並んでいますよね。雰囲気的にはableton liveのようなユーザーインターフェイスといったらいいのでしょうか……。最初はすべて一番上のオリジナル音が選ばれているのですが、下に並ぶPLAYボタンのようなものを選ぶと、sonoteが差し替わるという寸法なのです。


sonoteを似た雰囲気の音に差し替えることができる

sonoteの長さは画面からも想像できるように0.1秒とか0.2秒程度のまさに音の断片。「アッ」という声だったり、「バン」というスネアだったり、いろいろですが、確かにいい感じで切り出されているのです。こうして切り出されたsonoteはデータベースへと蓄積されていく仕組みで、反対にこの画面ではすでにほかのフレーズから抽出されてデータベースに蓄積されていたsonoteから、似た雰囲気なものが自動的に並ぶようになっているのです。そして、別のsonoteに切り替えることで、同じグルーブを保ちながら音を断片的に差し替えて違うサウンドを作っていくことができるのです。

 

さらに、sonoteのデータベースを元にイチからフレーズを組み立てていくことも可能です。そう、ちょうどドラムマシンのような画面が用意されているので、ここでsonoteを並べていけばいいというわけなのです。

sonoteを利用してシーケンスパターンを組むことができる

 

sonote technology、そしてSonote Playerを企画したヤマハの楽器開発室主任の神谷泰史さんによると、「Sonote Playerはsonote technologyを分かりやすく紹介するために開発したiPhoneアプリですが、技術そのものはいろいろな展開が可能だと考えています。今後ハードウェアに組み込んだり、ソフトウェアとして出すなどいろいろな方法があると思います」とのこと。


sonote technologyの企画担当、神谷康史さん

なかなかよくできた面白いアプリなので、ぜひすぐにでも入手したいところですが、まだすぐにリリースという段階ではないのだとか。年内にはがんばってリリースしたいと話してくれましたが、仕様などはまだいろいろ変化することもありそうです。

 

今回のライブイベントでは、Riow Arai、DE DE MOUSE、DJ Codomo、Fragmentの4組のアーティストがSonote Playerを用いてのライブパフォーマンスを披露。2つのSonote Playerを組み合わせてのDJプレイや、Sonote Playerをバックにしてギタープレイするなど、いろいろな使い方を見せてくれました。


Sonote Playerを使って4組のアーティストがプレイを披露した

このSonote Player、使い方も簡単で誰でも楽しめるアプリですが、どういう仕組み、どんなアルゴリズムでsonoteを抽出しているのか、どうやって差し替え可能な似たsonoteを見つけ出すのかなど、気になることもいっぱい。可能ならば、今度改めて神谷さんに取材をするなどして詳細をレポートしてみたいと思っています。

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