藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
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カテゴリ: DTM温故知新

ときどき、昔のDTMについて振り返る「DTM温故知新」シリーズ。今回、振り返ってみるのは20年前、1997年にYAMAHAが出したプラグインボードについてです。いまプラグインといえば、VSTやAudio Units、AAXなど、DAWをソフトウェアで拡張するものを意味しますが、まだPCのスペックが低かった20年前は、ハードウェアのプラグインで音源を拡張するというコンセプトの製品が存在していたんですよね。

当初、XG音源を拡張するXGプラグインシステムとして3製品がリリースされたプラグインボードは、その後DTM音源のみならず、YAMAHAのシンセサイザ、MOTIFシリーズなどの拡張できるModular Synthesis Plug-in Systemへと進化し、計12製品が発売されてきました。これらプラグインボードとは何だったのか、私の手元にある当時のカタログなどを見ながら、振り返っていきましょう。


YAMAHAが出したハードウェアのプラグイン、PLG100シリーズ
 
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1994年6月にプレ創刊号の0号、翌7月号が創刊号となったDTMマガジンが、本日11月8日発売の2016年12月号通巻第273号を持って休刊となることが明らかになりました。これまでずっと月刊誌として発行されてきたのが、今年の2月号から隔月刊に変更になったため、もしかして……なんて悪い予感はしていたのですが、残念ながらそれが現実になってしまったようです。

もっとも、今後もYouTubeチャンネルは引き続き運営されるとのことなので、完全に無くなるわけではないようですが、やはり紙媒体の雑誌が終わってしまうのは寂しい限り。改めてDTMマガジンの歴史を振り返ってみたいと思います。


最終号となるDTMマガジン2016年12月号

 
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普段、カラオケボックスを利用しているという人も多いと思います。中にはボーカル練習のため、楽器練習のために一人で通っているという方もいるようですが、ここにあるカラオケマシンはMIDI音源でできているというのは有名な話ですよね。いわゆる通信カラオケと呼ばれるもので、ネットワークを通じてMIDIデータと歌詞を受信し、それを再生するわけですが、最近はMIDIだけでなく、オーディオレコーディングも利用したリッチなカラオケデータも出てきているようです。

その通信カラオケ、エクシングのJOYSOUND系とUGA系、また第一興商のDAM系などといくつかの機種に分類することができますが、その系列によってRolandのGS音源やYAMAHAのXG音源、さらにはその互換音源などが用いられているんですよね。GS音源やXG音源というと、懐かしく思われる方もいると思いますが、カラオケの世界ではまだ第一線で活躍している機材でもあるんです。そして、そのカラオケマシンで、最新のヒット曲が歌えるということは、そうしたデータが日々入力されているというわけですよね。先日、そんなカラオケデータの入力を行っている都内の会社、株式会社シーミュージックの社長、三木康司さんにお話しを伺う機会があったので、カラオケデータ入力とはどんなお仕事なのか、いろいろと聞いてみました(以下、敬称略)。


カラオケデータの制作会社、シーミュージックでお話しを伺った
 
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昨年末にリリースして大きな話題になったRolandSOUND Canvas VA。90年代のDTMを代表するSC-88ProSC-55mkIIなどを、WindowsおよびMacのVSTプラグイン、AUプラグインとして利用できるということで、当時を知るユーザーからの注目を集めたわけです。

そのSOUND Canvas VAをどう利用するかは人によって違うとは思いますが、「当時の曲データを今のマシン環境で再生するために利用したい」というニーズはかなり高いのではないでしょうか?ただ、DAWによってはうまく利用できないケースも出てきているようです。そこでSONARなどでもうまく鳴らすためのWindowsにおける裏ワザ的方法として、VST Hostというソフトを使う手法について紹介してみたいと思います。


SONARの外部MIDIとしてSound Canvas VAを利用する
 
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この写真に写っている、緑色の電子基板むき出しの機材が何だかご存知ですか? iPad Air 2の手前でちゃんと動作しているので、かなり不思議な組み合わせではあるけれど、これはちょうど40年前の1976年に日本で初めて誕生した一般ユーザー向けのコンピュータ、TK-80です(正確には、この写真の機材は1977年にTK-80のエコノミータイプとして発売されたTK-80E)。

当時はまだパソコン(Personal Computere)なんて呼び名はなく、マイコン=マイクロコンピュータとかワンボードマイコンなんて呼んでいましたが、このTK-80は私が大切に保管しているもので、久しぶりに電源を入れたらしっかり動作することも確認できました。今回は、このTK-80にスポットを当てて、DTMとの関係性について考えてみたいと思います。


40年前のワンボードマイクロコンピュータ、NECのTK-80
 
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ファミコンMSXPC-6001といった8bitマシンに搭載されていたPSG(Programable Sound Generator)などを使って作る音楽、チップチューン。以前「ファミコン8bitサウンドのフリー音源が64bitに対応だ!」という記事で紹介した「Magical 8bit Plug」などのエミュレーション音源を使って曲を作っている人も少なくないと思いますが、「エミュレーションじゃ物足りない!CDだって、録音でしょ。やるならホンモノ!」とトンでもないことをやってのけた方がいます。

漫画家・イラストレーターであり、自ら音楽レーベルも持つRIKIさん。RIKIさんは、今の時代になんとファミコンで再生できる音楽アルバムのカセット・カートリッジ、「8BIT MUSIC POWER」を1月30日にリリースしたのです。「え?今ファミコンの新作?8ビット音楽アルバム作品でカートリッジってどういうこと?」と不思議に思ってしまいましたが、現実にモノができているんですよね。RIKIさん、そして「8BIT MUSIC POWER」に作品提供をしている塩田信之さんに、どういうことなのかお話を伺ってみたので紹介しましょう。


ファミコン用カセット・カートリッジとして発売されたチップチューンのアルバム、「8BIT MUSIC POWER」

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先日も「SC-88Pro復刻版がVST/AUで登場だ!SOUND Canvas VAがお披露目」という記事でお伝えしたRoland謹製のプラグイン版SOUND Canvasが、本日12月24日のクリスマスイブに発売されました。価格は14,000円(税抜)で、RolandのオンラインショップであるRoland Content Storeからのダウンロード販売という形でのリリースです。

すでにiPhone/iPad版は今年1月に発売されていたわけですが、プラグイン版が登場したことで、より自由度高くPCのDAW環境で昔懐かしいサウンドを思う存分使えるようになったわけです。動作環境としてはWindowsのVSTおよびMacのVSTAudioUnitsとなっていますから、ほとんどのDAWで利用できるわけですが、昔のMIDIファイルを鳴らすには多少のコツが必要となってくるようです。そのSOUND Canvas VAを数日早く入手して、いろいろと試してみたので、そのコツとノウハウを少し紹介してみたいと思います。


プラグイン版としてRolandが復刻させたSOUND Canvas VAがついに発売

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サンプラーやアナログモデリング音源の音作りはある程度分かるけど、FM音源だけはさっぱり分からない」、「FM音源、フィルターがないって意味分かんないですけど」……そんな思いの人は少なくないと思います。その昔、8ビットパソコン内蔵のFM音源をいじったり、携帯内蔵のFM音源をハックして使っていた人でも、「音作りだけはさっぱり…」という人も多いようですね。

それはFM音源がほかのシンセサイザと仕組みがまったく異なるためなのですが、9月にヤマハからreface DXが発売されたことにより、またFM音源に大きな注目が集まっています。reface DX自体は品不足でなかなか入手困難という状況のようですが、そうした中、ヤマハ主催による「誰でもわかるFM音源」というセミナーが先日、開催されました。講師は、DX7の音色カートリッジ「生福」で一世風靡した音楽プロデューサーの福田裕彦(@YasuhikoFK)さん。それを聞いて、「懐かしい!」という人もいると思いますが、生福は、現在テルミン奏者として活動している生方則孝さんとのユニットで、当時、さまざまなFM音源独特なサウンドを生み出して、みんなを驚かせていました。福田さんは、先日発売されたreface DXの音色づくりにも携わっているとのことですが、その福田さん直伝のFM音源セミナーを覗いてきたので、そのエッセンスを少しお伝えしてみたいと思います。


生福の福田裕彦さんによって行われた「誰でもわかるFM音源」講座
 
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先日も「DTMユーザー、ミュージシャン必見!『Think MIDI 2015』が12月に開催」という記事でお伝えしたとおり、12月12日、13日の2日間、東京・六本木にあるラフォーレミュージアム六本木でMIDIについて改めて考えてみよう、というイベント「Think MIDI 2015」が開催されます。

1981年のMIDI誕生から34年経った今も、DTM、電子楽器の世界の中枢であり続けるMIDIは、これまでどんな役割を果たしてきたのか、今どんな意味を持ち、これからどう変わっていくのでしょうか?「Think MIDI 2015」の総監督を務める松武秀樹さんにお話しを伺ってみました。みなさんご存じの通り松武さんは、日本シンセサイザ・プログラマー協会の代表理事であり、その昔、YMOの4人目のメンバーと言われた方。MIDI登場前のアナログシンセサイザー時代から活躍してきた松武さんにとってのMIDIがどう関わってきたのかも気になるところなので、いろいろと聞いていきましょう。


「Think MIDI 2015」の総監督である松武秀樹さんにお話しを伺いました

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今年1月に登場して大きな話題になったSound Canvas for iOS。往年の名機、SC-88Proそっくりのユーザーインターフェイスを持ち、SC-88ProSC-55SC-8820の音色マップをすべて網羅する形で誕生したこの音源は、国内はもちろん、海外でも大ヒットとなりました。そうした中、当初から「VSTやAudioUnitsに対応したプラグイン版が欲しい!」という声は多くありましたが、ついにそのプラグイン版「Sound Canvas VA」がRolandから登場することになりました。

その詳細は11月7日、8日に東京・渋谷で開催される楽器のイベント「Music Park 2015」に参考出品という形で登場して、明らかになりますが、一足早く、その情報を得ることができたので、速報版としてお伝えしましょう。


ついにVST/AU版のSound Canvas VAが誕生する

 
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