藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
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カテゴリ: ProTools

以前からちょっと興味があったのが、学校でDTMやレコーディング、ミキシングなどを教える授業ってどんなことをしているんだろう……ということ。音楽大学専門学校、いろいろなところで授業が展開されているという話を聞く中、先日、都内にある音楽学校メーザー・ハウスというところでの授業を見学させてもらいました。

高校卒業してすぐに入った人や、ちょっぴり回り道をしてから入学した人など、男女4人がPro Toolsを使いながら受けていた授業はなかなか興味深いものであり、個人的にも、かなり刺激を受けました。おそらく、多くの人もそうした授業って見たことがないのでは……と思うので、その授業の一コマをちょっと紹介してみたいと思います。


音楽学校メーザー・ハウスのミキシングの授業を見学してきた

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山口哲一さんと伊藤涼さんによる、『最先端の作曲法 コーライティングの教科書』という本のヒットもあり、コーライティング=共同制作に注目が集まる中、各DAWもネットワークを介したコーライティング機能を搭載するようになってきています。中でも大きな注目を集めているのがPro Toolsの最新バージョン12.5に搭載されたクラウド・コラボレーションという機能です。

これを使うことで、遠隔地にいる人同士2人もしくは3人で一緒に曲を作っていくことが可能になり、これまでにないスタイルでの音楽制作が可能になるのです。振り返れば2000年ごろからRocket Networkという会社(2003年にAvidが買収)で培ってきた技術が脈々と受け継がれ、満を持してPro Toolsに正式採用されたという、このクラウド・コラボレーション機能。実際どんなものなのか、ちょっとだけ試してみました。
 

Pro Tools 12.5を2台並べてクラウド・コラボレーションのテストをしてみた
 
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イギリスのプロ・オーディオの名門、Focusriteから新たなオーディオインターフェイス、Scarlett(スカーレット) G2シリーズ6機種、全8製品が一機に発表されました。今回登場したのは、これまでも人気のあったScarlettシリーズの第2世代となるもので、見た目は大きく変わらないものの、これまでの24bit/96kHz対応から24bit/192kHz対応になるとともに、マイクプリアンプ性能が向上し、さらにレイテンシーが往復で2.74msecと非常に小さくなっているのがポイント。

そして何よりも驚くのがその価格。エントリーモデルである2IN/2OUTでマイクプリが1つというScarlett Solo G2の場合、10,000円(税別)という値段設定となっているのです。しかも、Ableton Live LiteFocusrite Red2 & Red3 Plugin SuiteSoftube Time and Tones Bundleといったプラグインに加え、各社オーディオインターフェイスの中で、初めてPro Tools|Firstをバンドルしてきたのです。しかも、このPro Tools|Firstは通常のフリー版に入っているプラグインエフェクト10種類に加え、12種類のプラグインエフェクトがバンドルされているというFocusriteの特別バージョン。実際、どんな製品であるのか、試してみました。


新たに登場したFocusriteのScarlett G2シリーズ。上からSolo、2i2、2i4
 
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DAWとソフトウェア音源、そしてプラグインエフェクトを組み合わせていくことで、非常にクォリティーの高い音楽制作が可能な時代になりました。自宅にいながらにして、まさにDTM環境で制作できるわけですが、「ボーカル録りだけは、なかなか難しいんだよな…」と思っている人も多いようです。クローゼットや押入れの布団に囲まれた環境にマイクを突っ込んで録ってみたり、リハスタに機材を持ち込んでレコーディングしてみたり……と試行錯誤している方も少なくないですよね?

そんな中「これは便利!」というサービスが東京・神田にある宮地楽器でスタートしました。「RECスタ」というこのサービスは1時間3,500円というお手頃価格で、プロ用のマイク、マイクプリアンプ、オーディオインターフェイスを使ったボーカルレコーディングができてしまうレンタルスタジオ。しかも主要DAWも備えていてくれるから、オケデータだけポケットに入れて、手ぶらで行けばOKという気軽なもの。実際、どんなシステムがあって、どんなことができるのかを見てきました。


東京・神田にできたボーカル専用のレコーディングスタジオ、RECスタ
 
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先日の「Pro Tools 12はお金を払い続けないと使えなくなるという噂…は間違い!?」という記事で、結構大きな反響があった最新のPro Toolsのライセンス制度ですが、その一方で、「Pro Toolsって今どんな機能になっているの?」、「個人が使う音楽用とのDAWとしては使えるものなの?」といった基本的な質問も結構寄せられました。

確かに最近DTMステーションでもPro Toolsを正面から取り上げる記事が少なかったようにも思うので、改めてPro ToolsとはどんなDAWなのか、DTM用途として見たときどんな機能を持っていて、ほかのDAWと比較した際のアドバンテージがどんなものなのか…といったことを簡単にまとめてみようと思います。


最新版のPro Tools 12.4
 
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約1年前、Pro Toolsがバージョン12にアップグレードする際、これまでの永続ライセンス制度に加え、クラウドコラボレーションなど、Pro Toolsソフトウェアの一時利用を想定した、サブスクリプション・ライセンスが追加されることが発表されました。永続でずっと使えるライセンスが入手できるのに、一部ユーザーの間ではPro Toolsが完全なサブスクリプション制に移行してしまった、という誤解も生じ、「毎年お金を払い続けないとPro Toolsは起動しなくなるらしい」、「12月までにPro Tools 12にアップグレードしないと、今後はバージョンアップできなくなる」、といった誤った噂が多く出まわり、混乱していたように思います。
 
そこで、改めて現在のPro Toolsのソフトウェア・ライセンスやアップグレードの仕組みがどうなっているのか、Pro Toolsの開発元であるAvid Technologyに伺い、ダニエル・ラヴェルさんに話を聞いてみました。


Pro Toolsのライセンスに関して、Avidのダニエル・ラヴェルさんに聞いてみた
 
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DTMステーションでも何度か触れてきたPro Toolsの無料版、Pro Tools|Firstですが、一昨日ようやく私の手元にも「ダウンロードが可能になった!」というメールが届きました。そう、Pro Tools|Firstは欲しいと思って即入手できるものではなく、Avid Technologyのサイトで申し込みを行うと、しばらくしてからメールで連絡がくるというものなんですよね。

私がいつ申し込んだのか、メールの履歴がないので定かではないのですが、だいぶ出遅れて6月あたりだったような気がしますので、もう手元に連絡が届いたという人も少なくないのではないでしょうか?さっそく試してみたので、これがどんなものなのか、簡単に紹介してみたいと思います。


Pro Tools 12をベースとしたPro Toolsの無料版、Pro Tools|First
 
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先日「無料版のPro Tools|Firstの配布が開始。お披露目イベントも7/10に開催」という記事でも紹介したAVID Creative Summit 2015が行われ、私も取材に行ってきました。このイベントでは、Pro Tools|Firstのデモが行われたほか、3つあったセミナー会場で、さまざまな講座が行われ、多くの人が集まっていました。

その各種講座の中でも、個人的に面白かったのはゲームミュージックの作曲家でサウンドプロデューサーの中條謙自(なかじょうけんじ)さんによる「サウンドプロデューサーがこっそり教えるゲームオーディオの世界で活躍するヒケツ」というもの。分かっているようで、さっぱり分かっていなかったゲームミュージック制作の世界について、いろいろと話を伺うことができたので、紹介してみたいと思います。


大盛況だった、Avid Creative Summit 2015で中條謙自さんのセミナーを聞いてみた

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今年1月に「無料版のPro Toolsが登場する」ということで大きな話題になったPro Tools|Firstの配布がいよいよ始まったようです。Pro Tools|Firstは主にエントリーユーザーをターゲットにしたPro Toolsであり、「プロと同じツールを誰にでも」というコンセプトで誕生したソフトです。実際画面のユーザーインターフェイスや基本的な機能も、プロのレコーディングの世界で業界標準となっているPro Toolsを踏襲したものとなっています。

配布が始まったとはいえ、まだ誰でもすぐ入手できるというわけではなく、「Pro Tools|Firstが欲しい!」とメールアドレスや名前、仕事などの情報を登録したユーザーに対して少しずつ案内を始めているという段階。世界中にいる膨大な人が登録しており、順番に案内していることから、入手可能になるまではもう少し時間がかかる可能性もありそうです。そうした中、いくつかの情報をつかんだので紹介していきましょう。


ついに、無償版Pro ToolsであるPro Tools|Firstが公開になった
 
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すべて打ち込み、ライン録りという楽曲の場合はともかくとして、DTMの音楽制作をする場合、マイクは非常に重要なアイテムですよね。いくらサンプリングレートを上げたってマイク性能が悪ければまともな音で録ることはできないし、高級なオーディオインターフェイスを使ったって、マイクがボトルネックになってしまう可能性は高いのです。

実際、音の違いもオーディオインターフェイスの差よりもマイク性能の差のほうが大きく出るので、どんなマイクを選ぶかは重要なポイントです。そんな中、先日sE Electronicsというメーカーのコンデンサマイクリボンマイクを使ってみました。個人的にはリボンマイクを使ったのは初めてだったのですが、定番のマイクと比較して、どんな違いがでるのか、実際にレコーディングした結果も見ながら紹介してみることにしましょう。


ニコニコ生放送の番組、DTMステーションPlus!番外編でマイクの録り比べ実験をしてみました。歌ってくれたのは大山藍さん。
 
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