藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。


カテゴリ: PCオーディオ

音楽制作において非常に重要な位置を占めるモニター環境。ここがいい加減な音だと、当然ながら作品の仕上がりも曖昧なものになってしまいます。レコーディング時のモニターが大事であるのはもちろんのことながら、ミックス、マスタリングを自分で行う場合、いかに正確に音を捉えることができるかによって、最終的な音のクオリティーが決まってくるといっても過言ではありません。

そのミックスやマスタリング用のモニター専用に、レコーディング用とは別のシステムを導入し、しっかりと聴くことができる環境を整えるというのも一つの手。ここでは、4月26日に国内発売されたばかりで、現在のモニターシステムにおいて最高品質といってもいい、RMEADI-2 DAC(実売価格税抜:150,000円)について紹介してみたいと思います。


モニターシステムに最高峰のシステム、RME ADI-2 DACを使ってみる

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DTMユーザーとやりとりしていると、結構な比率でヘッドホンでしかモニターしていない人がいるんですよね。もちろん、DTMを「自分だけの趣味の世界」と割り切ればそれでもいいのですが、いろいろな人に聴いてもらいたい…と考えるなら、やはりモニタースピーカーは必須だと思います。音の出方、音のバランスがヘッドホンとは明らかに違うので、双方でチェックする必要があるからです。

とはいえ「モニタースピーカーなんて置くスペースがない」、「部屋で音を出すのはちょっと難しい」、「結構高いから手が出せない」……といった理由で躊躇している方も多いのではないでしょうか?そんな中、先日発売されて使ってみたPreSonusEris E3.5という小さなモニタースピーカーが、なかなかよかったんです。どんな製品なのか紹介してみましょう。


大音量も高音質で鳴らせる小さなモニタースピーカー、Eris E3.5

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1月17日から、世界初の完全フルデジタルだというPC用USBスピーカーのクラウドファンディングがスタートしています。ポータブルDJ機器メーカーとして知られる仙台のJDSoundが出資者を募っている開発中のスピーカー「OVO(オヴォ)」は、昨今主流のBluetoothスピーカーではなく、音質にこだわった24bit/192kHz対応のポータブルなUSBスピーカー。しかも普通ならDACと呼ばれるアナログ変換回路を経てスピーカーが鳴るのに、このOVOはデジタルのままスピーカーを駆動することで、超高音質・大音量を実現しているというのです。

先日、JDSoundの社長、宮崎晃一郎さんに開発の背景や、この音質・音量を実現できた秘密についていろいろと伺うとともに、開発中のプロトタイプをお借りして試してみました。その結果、音楽鑑賞用やビデオ再生用としてはもちろん、DTMのモニタースピーカーとしてもなかなかな性能を発揮してくれたので、実際どんなものなのか紹介してみたいと思います。


世界初、フル完全デジタルのUSBスピーカー、OVO

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Shure(シュア)とブランド名を聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか?DTMユーザー、ミュージシャンであれば、やはりSM58SM57といったダイナミックマイクではないでしょうか?世界中どこにいってもある高音質ながらも頑丈で、多少乱暴に扱っても壊れない、まさに業務用のマイク。しかも安いから、誰もが使うマイクとして長年プロの世界で愛用され続け、SM58は昨年で50周年だったんですよね。

Shureは音の入口であるマイクで長い実績を持つ一方で、音の出口であるヘッドホン、イヤホンでも、いま高い評価となっており、気づくとかなり多くのラインナップが揃っているんですよね。個人的にはエレドラ用のモニターヘッドホンとしてSRH440、電車の中で使うBluetoothイヤホンとしてSE215 Wirelessを愛用しているのですが、意外とShureのヘッドホン、イヤホンについて知らないDTMユーザーも多いようです。そこで、改めてモニター用として使える製品としてどんなものがあるのかについて、紹介してみたいと思います。


DTMのモニター用として非常に使いやすく高性能なShure製品群

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魔法びんのサーモスがスピーカーを開発・販売しているのをご存知でしょうか?約1年前に「魔法びんがスピーカーに!?サブモニターにピッタリなサーモスのVECLOS」という記事を書いたこともありましたが、このとき紹介したサーモスのSSA-40Sはすごく小さいのにとっても高音質と好評のスピーカーであり、私自身もこの記事を書いて以来、ずっと愛用しています。

そのサーモスから、本気の「アクティブ ニアフィールド モニター MSA-380S」が12月1日に発売されます。「何?このバズーカみたいなのは!?」という形のMSA-380Sですが、やはり魔法びんの真空二重構造を応用したサーモス独自の真空エンクロージャーという技術を使ったモニタースピーカーであり、まさに高解像度!という強烈なサウンドを出してくれるのです。発売前にそのMSA-380Sを入手できたので、これがどんなものなのか、ファーストインプレッションとして紹介してみましょう。


魔法びんの仕組みを応用したニアフィールド・モニター、VECLOS、MSA-380Sを試してみた

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プロ用のモニタースピーカーとして憧れを持って見ている人も多いGENELEC(ジェネレック)のスピーカー。このGENELECは北欧・フィンランドのメーカーだったってご存知でしょうか? 1978年創業のGENELECは世界中のミュージシャンが使うプロ・クォリティーのメーカーとして、小さなスタジオ・モニター・スピーカーから放送局などで使われるラージスピーカーまで、さまざまなラインナップの製品を作り続けてきています。

国内でもオタリテックが取り扱う形で31年の歴史を持っているのですが、先日、GENELECの日本法人、株式会社ジェネレックジャパンが設立され、小型モニターも含めて値下げすることでDTMユーザーを含めたより幅広いユーザーにアプローチしていくとのこと。先日、そのジェネレックジャパンの設立レセプションがフィンランド大使館で行われるとともに、The Onesシリーズという同軸スピーカー(ウーファーとトゥイーターを1つのユニットに組み込み、その発音位置を同軸にそろえたタイプ)もお披露目されました。これは、世界最小の4スピーカー/3ウェイ同軸スピーカーとのことで、発表後、いろいろなメディアでも取り上げられて話題にもなっているものです。そのレセプションの前に、GENELECのマネージング・ディレクター(CEO)のSiamäk Naghaianさん、およびR&DマネージャーのAki Makivirtaさんにインタビューすることができたので、ご紹介しましょう。


GENELECの日本法人、ジェネレックジャパンが設立され、同軸モニターのThe Onesシリーズも発表に

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NEUMANN(ノイマン)というと、U87Aiなどの高級マイクをイメージする方が多いと思います。でも、そのNEUMANNから小型な高品位モニタースピーカーが6月22日より発売されます。実はNEUMANNとしては4つ目のモニタースピーカーとのことですが、KH80DSPというこの製品は税抜標準価格75,000円(1本)という、ちょっと高級なモニタスピーカーで、大きさや価格帯的にはGenelec8020などが競合となりそうな製品です。

DSPという名前からも想像できるように、このスピーカー内部にはDSPが搭載されており、将来的には、キャリブレーション、つまり設置する部屋に合わせた音の補正ができるようにする機能を備えたハイスペックなモニタースピーカーなのです。国内発売を前に少し製品をお借りして試してみたので、どんな製品なのか紹介してみたいと思います。


NEUMANN(ノイマン)ロゴが光る4インチの高品位モニタースピーカー、KH80DSP

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以前「元ヤマハ技術者達が開発する世界初の電源不要ワイヤレスMIDI、mi.1」といった記事で紹介したQuicco Sound(キッコ サウンド株式会社)という、小さなメーカー。ここからBluetooth MIDIの世界が始まったといって間違いないと思うのですが、そのQuicco Soundの社長、廣井真さんから「今度はBluetoothで飛ばす、これまでにないユニークなオーディオ機材を作ったのでぜひ見てほしい」との連絡があったので、先日、浜松まで見に行ってきました。

DTMというジャンルからは若干外れて、オーディオ寄りのネタにはなるのですが、電子ピアノやキーボードなどと一緒に使っても便利で欲しい機材であったこと、「OKARA」というユニークなコンセプトを打ち出していること、そして個人的にもぜひ応援していきたいメーカーでもあるので、クラウドファンディングをスタートさせたばかりのoc.1oh.1という2製品について紹介してみたいと思います。


QUICCO SOUNDが独自開発したBluetoothオーディオデバイスoh.1(左)とoc.1(右)、奥は以前発売したmi.1
 
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最近、新聞やテレビ、一般紙などでも話題になるハイレゾ。DTMユーザーの場合「もちろん、オーディオも趣味だから、以前からハイレゾは聴いてるよ」という人がいっぱいいる一方、「興味はあるんだけど、いまひとつよく分からなくて…」と思っている人も少なくないようです。

実際、私の元にもよく「ハイレゾをオーディオインターフェイスで再生するにはどうすればいいの?」といった質問が寄せられます。そこで今回は実売価格1万円程度で入手できる192kHz/24bit対応の安価なオーディオインターフェイス、SteinbergのUR12を例に、そのセッティング方法を紹介してみましょう。なおUR12がどんなオーディオインターフェイスなのかは以前「Steinberg/YAMAHA純正の1万円オーディオIF、UR12は買いなのか!?」という記事で紹介しているので、そちらも参照してくださいね。


UR12を使ってハイレゾ再生環境を構築してみた
 
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みなさんはクロックジェネレーターというモノをご存じですか?クロックジェネレーターとは44.1kHzとか96kHz、192kHzといったデジタルクロックを発生する装置で、一般的には数十万円から百万円を超すものまである機材。これをオーディオインターフェイスなどに供給することで、音質を向上させることができる、というものです。

そんな高価なクロックジェネレーターですが、6万円で入手できるという手ごろな国産製品が登場してきています。Sound WarriorというブランドのSWD-CL10というのがそれ。長野県にある城下工業という会社が開発する比較的コンパクトな機材なのですが、各種オーディオインターフェイスとの接続ができ、確かに音が変わるという評判の機材です。実際にちょっと触ってみたので、どんなものなのかを紹介してみましょう。


ワードクロックを使った同期ができるSound Warriorシリーズ
 
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