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約200万円のハードウェアサウンドを凝縮した、モンスターオーディオI/F Universal Audio Volt Maxが発売開始!

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アナログ回路の1176系コンプレッサなどを搭載し、2021年の登場時に大きな話題となったUniversal AudioのUSBオーディオインターフェイス、Voltシリーズ。その第2世代はVolt Gen 2とVolt Maxの2シリーズで、全機種がDSPベースとなっています。このうちVolt Gen 2は先日紹介しましたが、もう一方のVolt Maxが本日10月23日に発売されました。ラインナップはVolt 2 Max(55,000円税込)、Volt 4 Max(71,500円税込)、Volt 4P Max(89,100円税込)。3機種ともデスクトップタイプを採用し、コンプレッサを内蔵している点が、Volt Gen 2との大きな違いです。

Maxプロセッシングと名付けられたこのコンプレッサには、1176、LA-2A、VCAをベースにした6種類のプリセットが用意されています。中でも1176とLA-2Aは、本家本元のUniversal Audioが今も実機を販売している名機で、2台で140万円近く。その本家が自らモデリングしたコンプを、録音しながらボタン1つでかけられてしまうのです。さらにTone Shapingプリアンプはハーモニックサチュレーションを搭載し、Volt Gen 2のものより豊かな音作りができるようになっています。そんなVolt Maxシリーズを試してみたので、紹介していきましょう。

Universal Audio Voltシリーズの次世代機Volt Maxが登場

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1種類だったコンプが3種類に。76シリーズを継ぐVolt Max

2021年からスタートしたVoltシリーズには、初代の時点で2つの系統があり、Volt 1やVolt 2といったシンプルなスタイルのモデルと、Volt 276やVolt 476など型番に76が付く76シリーズに分かれていました。

シンプルなスタイルの初代Volt 2(左)と、76シリーズのVolt 276(右)

このうち76シリーズが特徴としていたのが、1176のサウンドを再現するアナログコンプレッサ、76 COMPRESSORの内蔵です。ボタンを押していくとVOC、GTR、FASTの3つのモードが切り替わり、スレッショルドやレシオを触らなくても、コンプのかかった音で録音できるのがポイントでした。

初代の76 COMPRESSOR。ボタンを押すだけでVOC、GTR、FASTのモードが切り替わった

その初代から5年、第2世代ではアナログのエフェクト回路がなくなり、全機種がDSPで処理する形に変わりました。デジタル処理になったことにより、アナログ回路を通すよりノイズが少なくなったほか、音色を切り替えても音が途切れることはありません。また、プリアンプがデジタル制御になったので、ゲインや音色の設定をミキサーアプリのUAD Consoleから操作したり、セッションごとに保存して呼び出したりすることも可能です。

MAXボタンでプリセットとともにコンプを選ぶ形になった

この第2世代のうち、Volt Gen 2については以前「3台合計で約60万円するプリアンプを3万円で実現!?Universal Audio Voltシリーズの次世代機Volt Gen 2が登場!」 という記事で紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

先に登場したVolt Gen 2。上からVolt 1 Gen 2、Volt 2 Gen 2、Volt 4 Gen 2

そして76シリーズの流れを受け継ぐのが、今回のVolt Max。1176系のアナログコンプはDSPで動くMaxプロセッシングに置き換わり、LA-2A系とVCA系も加わって、3種類のコンプを使い分けられるようになりました。

76シリーズの流れを受け継ぐVolt Max。3機種とも3種類のコンプを使い分けられる

見た目は一新されましたが、初代の76シリーズと同じくデスクトップタイプを採用しています。たとえばVolt 476の後継にあたるVolt 4 Maxの天面には、押し込みにも対応した大型のツマミと、TONEやMAXなど10個のボタンが並び、さらに初代にはなかったフルカラーのSmart Displayも搭載しているので、状態を確かめながらコントロールできるようになりました。

Volt Gen 2(左)とデスクトップタイプのVolt Max(右)

録りながらコンプで仕上げる。ボタン1つで選べるMaxプロセッシング

さて、まずは初代の76 COMPRESSORに代わるMaxプロセッシングから見ていきましょう。初代では3つのモードを切り替える形でしたが、Volt Maxでは1176、LA-2A、VCAの3種類のコンプをベースにした6つのプリセットが用意されています。Great VocalやElectric Guitarといった具合に、名前を見れば、どの素材向けかがすぐに分かるようになっていますよ。

プリセット 元になったコンプ 仕上がりの傾向
Great Vocal 1176 オールラウンドなボーカル
Rap Vocal LA-2A リミッティングで安定させたボーカル
Album Vocal 1176 速めのリリースで整えたボーカル
Electric Guitar 1176 ピークを抑えつつトーンを残したエレキギター
Jangly Acoustic LA-2A 煌びやかさの出るアコースティックギター
Tight Bass VCA 色付けが少なくトラックに馴染むベース

元になった3つのコンプのうち、1176は反応が速くパンチのあるタイプ、LA-2Aは光学式でゆるやかにかかるタイプ、VCAは色付けの少ないクリーンなタイプ。同じボーカル向けでも、1176系とLA-2A系でかかり方の違うプリセットが用意されているわけです。

ちなみに、6つのうち3つがボーカル向けになっているのは、このインターフェイスのユーザー層を調べたところ、ボーカルを録る人が多かったからだそう。もっとも、プリセット名はあくまで目安なので、ほかの楽器に使っても構いません。実際に耳で聴いてカッコいいと思ったプリセットを選べばOKです。

6つのうち3つがボーカル向け。Great Vocalは1176をベースにしたオールラウンドなプリセット

操作は初代と同じく、ボタンを押していくだけ。INPUTボタンでチャンネルを選んでからMAXボタンを押すたびに、Great VocalからTight Bassまでの6つのプリセットとOFFが順に切り替わります。

選んだプリセットの名称はSmart Displayに表示されるほか、MAXボタンの文字とSmart Display下部の弧の色もプリセットごとに変わります。さらにコンプがかかっている間はゲインリダクションのメーターも表示してくれるので、どれくらいかかっているのかがひと目で分かりますよ。

右側にゲインリダクションのメーターが表示される

こうしたプリセットは、先に触れたUAD Consoleから選ぶことも可能です。UAD Consoleは、もともとApolloシリーズで使われてきた、ダイレクトモニタリング用のミキサーアプリ。第2世代からはVoltシリーズにも対応し、本体のボタンやツマミで行う設定を、PCの画面からも操作できるようになりました。

しかも本体とは連動していて、本体のボタンを押せばUAD Consoleの表示が、UAD Consoleで選べば本体の表示が切り替わります。さらにUAD Consoleにも、新たにゲインリダクションのメーターが加わったので、PCの画面でもコンプのかかり具合を確かめられますよ。

本体とUAD Consoleは連動。どちらで操作しても同じ設定になる

こうしてコンプをかけた音は、そのまま録音され、ダイレクトモニタリングにも同じ音が流れるので、レイテンシなしで仕上がりに近い音を聴きながら歌ったり弾いたりできます。なお、録音時にかけたコンプは、後から外すことができません。迷ったときはOFFのままクリーンに録っておき、ミックスの段階でプラグインを使うのも手です。

ただ、Universal Audioの思想としては、録る段階でマイクやプリアンプ、コンプを選び、ある程度音のキャラクタを作ってから録るのが基本。アイデアが浮かんで音を作り、その音に乗って演奏したテイクで、曲はほぼ完成してしまうからです。後から何でもいじれる状態だと選択肢が多すぎて、かえって曲が進まなくなるので、なるべくレコーディングの時点で完成に近づけておく。これが初代から受け継がれている、Voltシリーズの考え方なのです。

なお、Volt Max 3機種にはUADプラグインの1176とLA-2Aも付属しています。録りでは本体の1176系プリセットをかけておき、DAW上でLA-2Aを足すという、ボーカルでは定番の流れも組むことができますよ。

Volt Gen 2とは違う、倍音が乗るTone Shaping

Maxプロセッシングと並んで、録る段階で音を作れるもう1つの機能が、プリアンプの音色を変えるTone Shapingです。Volt Gen 2にも搭載されている機能で、モードの名前や切り替え方も共通しています。

モードはWarmth、Focus、Shineの3つ。WarmthはチューブプリアンプのUA 610にインスパイアされたサウンド、Focusはアメリカ製のソリッドステートコンソールを彷彿とさせるサウンド、Shineは英国製のクラスA回路特有のサウンドとなっています。

WarmthはチューブプリアンプのUA 610にインスパイアされたサウンド

これらのモードは、TONEボタンを押すたびにOFF、Warmth、Focus、Shineの順に切り替わる仕組み。選んだモードの名称はSmart Displayに表示されるほか、外周のリングとTONEボタンの文字色も、OFFがホワイト、Warmthがオレンジ、Focusがグリーン、Shineがブルーと変わります。

ここまではVolt Gen 2と同じですが、大きく違うのが音の作り方。Volt Gen 2がEQカーブだけで音色を変えるのに対し、Volt MaxはEQカーブに加えて、ハーモニックサチュレーションで倍音も付け加えています。パワーに余裕がある分、モデリングも多く盛り込まれているわけですね。

しかも、その倍音の量は入力ゲインと連動していて、ゲインを上げるほど増えていく仕組み。これはアナログの実機のプリアンプと同じ振る舞いで、入力レベルをどこまで突っ込むかが、そのまま音作りにつながります。

そしてTone Shapingの3モードとMaxプロセッシングの6つのプリセットを組み合わせれば、18通りの音作りが可能となっています。チューブらしい温かみのあるボーカルから、引き締まったベースまで、素材に合わせた音を録りの段階で作り込めるのです。

こうしたTone Shapingの効果は、10月6日に配信したDTMステーションPlus!第261回でも聴き比べています。その聴き比べの様子は、アーカイブの1時間24分ごろから観られるので、ぜひご覧ください。

楽器の入力からトークバックまで。録音に必要な機能が揃うVolt 4 Max

ここまで紹介したMaxプロセッシングとTone Shapingは、Volt Max 3機種に共通の機能。一方、入出力の数や構成は機種ごとに違っていて、マイクプリアンプを2つ備えたVolt 2 MaxとVolt 4 Max、4つ備えたVolt 4P Maxの3機種がラインナップされています。

このうち真ん中に位置するVolt 4 Maxは、価格も入出力の数もほどよく、Volt Maxの機能をひと通り備えたバランスのいいモデル。そこで、まずはVolt 4 Maxを例に、入出力を見ていきましょう。

価格も入出力の数もほどよく、バランスのいいVolt 4 Max

マイクはリアのXLR/TRSコンボジャック1-2に、ギターやベースはフロントのHi-Z入力1-2に挿す形。

ギターやベースは、フロントのHi-Z入力1-2に挿す

Hi-Z入力は同じ番号のコンボジャックより優先されるので、挿せばそのまま楽器の入力に切り替わる仕様です。リアにはこのほか、ライン入力3-4とライン出力3-4も装備しています。

マイクはリアのコンボジャックへ。ライン入出力3-4も備えている

さらにオプティカル入力は、ADATなら最大8チャンネル、S/PDIFなら2チャンネルに対応。以前「Apolloキラー!? 約16万円のVOLT 876は、上位機を脅かす「怪物」インターフェイスだった」 という記事で紹介したVolt 876をADATで繋げば、入力を一気に増やすことができる拡張性も持っています。

オプティカル入力にVolt 876をADATで繋げば、入力を一気に増やせる

MIDI入出力も備えていますが、端子は3.5mmのType Aミニジャック。初代のVoltは5ピンDINだったので、手持ちの5ピンのMIDI機器を繋ぐには変換ケーブルが必要です。一方、USB端子を持つMIDIキーボードなら、本体にUSBハブが搭載されているので、ここに直接挿すこともできます。

MIDI入出力は3.5mmのミニジャック。USBキーボードはHUB端子に挿せる

このUSBハブはキーボードへの給電にも対応していて、供給できるのは5Vで最大0.5Aまで。足りない場合は、付属の電源アダプターを5V DC入力に繋げばOKです。本体自体はUSBバスパワーで動作し、iPadやiPhoneに繋いだ場合も、Tone ShapingとMaxプロセッシングは本体のDSPで処理されるので、そのまま使えますよ。

給電が足りないときは、付属の電源アダプターを5VDC端子に繋ぐ

機器を繋いだら、次は入力レベルの設定。ここで便利なのが、Assistive Auto-Gainという機能です。INPUTボタンでチャンネルを選んでからAUTOボタンを押し、10秒ほど一番大きな音で歌ったり演奏したりするだけで、そのチャンネルのゲインが自動で決まります。さらにAUTOボタンを長押しすれば、すべての入力のゲインを一度に設定することも可能。2本のマイクで同時に録るときも1つずつ合わせる必要がないので、ゲインの設定に慣れていない人でも、迷わず録り始められますよ。

AUTOボタンを押して10秒ほど演奏するだけで、ゲインが自動で決まる

また、過大な入力に備えたClip Protectionも搭載しているので、入力レベルが多少高すぎても、すぐには音が割れません。Volt Gen 2にも同じ名前の機能がありますが、中身は別物です。Volt Gen 2は、入力ゲインを自動で調整したり、ソフトウェアのリミッターをかけたりして音割れを防ぐ仕組み。それに対してVolt Maxは、入ってきたアナログの信号がデジタルに変換される前に、ハードウェアのリミッターで大きな音を抑えています。つまり、音が割れる原因を手前で止めてくれるわけですね。

Clip Protectionは、デジタルに変換される前に大きな音を抑えてくれる

一方、出力側にはスピーカーを切り替えるALT機能を装備。メインのモニターとは別に、もう1組のスピーカーをライン出力3-4に繋いでおけば、ワンプッシュで鳴らすスピーカーを替えられますよ。

ALTボタンのワンプッシュで、鳴らすスピーカーを切り替えられる

モニター周りでは、ヘッドホンもフロントの標準ジャックとミニジャックのどちらにも対応しています。UAD Consoleで作ったCUEミックスを送れば、自分はスピーカーでメインのバランスを聴きながら、演奏者には別のバランスを返すことも可能です。

また、その演奏者とのやり取りに使えるのが、本体に内蔵されたトークバックマイク。DIM/TALKボタンを押すとトークバックがオンになり、同時にモニター出力は20dB下がります。短く押せばオンのまま、0.5秒より長く押し続ければ押している間だけオンになるので、ちょっと声を掛けたいときも手早く使えますよ。

内蔵のトークバックマイクで、演奏者に声を掛けられる

Volt 2 Max/4P Max、そしてVolt Gen 2との違い

続いては、ほかの2機種との違いです。Volt Max 3機種に、Volt 2 Maxと同価格のVolt 4 Gen 2を加えて、表で並べておきましょう。

項目 Volt 2 Max Volt 4 Max Volt 4P Max Volt 4 Gen 2
価格(税込) 55,000円 71,500円 89,100円 55,000円
入出力 10in/4out 12in/6out 12in/6out 12in/6out
マイク/ラインのコンボ入力 2 2 4 2
入力3-4 × ライン入力 マイク/ラインの
コンボ入力
ライン入力
Hi-Z入力 2 2 2 2
Maxプロセッシング ○ ○ ○ ×
Tone Shapingのサチュレーション ○ ○ ○ ×
ライン出力3-4 × ○
ALT兼用
○
ALT兼用
○
スピーカー切り替え/ALT × ○ ○ ×
トークバックマイク ○ ○ ○ ×
ヘッドホン出力 標準+ミニ 標準+ミニ 標準+ミニ 標準
ADAT/S/PDIF入力 ○ ○ ○ ○
MIDI入出力 ○ ○ ○ ○
USBハブ ○ ○ ○ ○
電源アダプター × ○ ○ ×
サイズ
幅×奥行×高さ
18.1×11.5
×5.4cm
18.1×11.5
×5.4cm
21.6×11.5
×5.4cm
18.7×12.5
×5.1cm

まずVolt 2 Maxは、Volt 4 Maxからライン入出力3-4とスピーカー切り替えを省いたモデルです。また、Volt 4 Maxでは1つだったDIM/TALKボタンが、TALKとDIMの2つに分かれています。

ライン入出力3-4とスピーカー切り替えを省いたVolt 2 Max

フロントのHi-Z入力とヘッドホン出力は、Volt 4 Maxと同じ構成

リアにはライン入出力3-4がなく、コンボジャック1-2とモニター出力が並ぶ

一方のVolt 4P Maxは、4つのアナログ入力すべてをマイクプリアンプにしたフラッグシップ。Volt 4 Maxではライン入力だった3-4もXLR/TRSコンボジャックになっていて、横幅は3.5cmほど大きくなります。

4つのアナログ入力すべてをマイクプリアンプにしたフラッグシップ、Volt 4P Max

横幅はVolt 4 Maxより3.5cmほど大きくなる

Volt 4 Maxではライン入力だった3-4も、XLR/TRSコンボジャックになった

そしてVolt Gen 2シリーズとの違いでいえば、Maxプロセッシングと、サチュレーションの加わったTone Shapingは、Volt Maxにしかない機能です。たとえばVolt 4 Gen 2は、ライン入出力3-4を備えた12in/6outのモデルで、入出力の数ではVolt 2 Maxを上回りますが、この2つに加えてトークバックマイクも持っていません。

同じ価格で迷ったら、弾き語りや歌ってみたのように、マイクとギターの2チャンネルで録ることが多く、コンプをかけた音で録りたい人はVolt 2 Max。反対に、シンセやリズムマシンをライン入力に繋ぎっぱなしにしておきたい人や、ライン出力3-4からアウトボードに送って戻したい人はVolt 4 Gen 2、という選び方になりそうですね。

最後に、Volt Max 3機種に付属するソフトウェアも紹介しておきましょう。中心となるのは、DSPなしでPC上で動くUADプラグインをまとめたUAD Volt Studio Bundleで、先に触れた1176とLA-2Aを含め、以下のプラグインとインストゥルメントが収録されています。

カテゴリ プラグイン
ボーカル Topline Vocal Tune
ボーカル UA 610 Tube Preamp & EQ Collection
ボーカル Century Tube Channel Strip
リバーブ Pure Plate Reverb
ディレイ/FX Galaxy Tape Echo
ギター UAD Lion ’68 Super Lead Amp
ギター UAD Showtime ’64 Tube Amp
シンセ Anthem Analog Synth
シンセ PolyMAX Synth
ミックス Teletronix LA-2A Tube Compressor
ミックス UA 1176 Classic FET Compressor
ミックス Oxide Tape Recorder
特殊処理 Vibe Analog Machines
特殊処理 Vibe Analog Machines Essentials

ボーカル向けのプリアンプやチャンネルストリップから、ギターアンプ、シンセまで揃っているので、これだけでひと通りの制作を行えます。さらにUniversal AudioのDAW、LUNA Freeも使えるので、DAWを持っていない人でも、買ったその日から録音を始められますよ。

そのLUNA Freeは、無料版とはいえトラック数などに制限がなく、録音からミックスまでこなせるDAW。詳しい使い方は以前「無料のDAWで「歌ってみた」はどこまで作れる?LUNA 3.0でオケ作成から録音・ミックスまで試してみた」 という記事で紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

LUNAのミキサーにも、Volt MaxのTONEやMAXの設定が組み込まれている

さらにLUNAはVolt Maxとも連携していて、UAD Consoleと同じように、LUNAの画面からプリアンプの設定を操作したり、セッションごとに保存して呼び出したりできます。アプリを行き来しなくても、DAWの中で録音の準備が完結するわけですね。

サードパーティ製のソフトも充実していて、付属するのは以下の通りです。

メーカー ソフト 種類
Celemony Melodyne Essential ピッチ補正
Plugin Alliance Ampeg SVT-VR Classic Bass Bundle
(Ampeg SVT-VR Classic、bx_Tuner、bx_Masterdesk_Classic)
ベースアンプ/チューナー/
マスタリング
UJAM Virtual Drummer DEEP ドラム音源
UJAM Virtual Bassist DANDY ベース音源
Splice Splice INSTRUMENT 音源
UVI Prisma – Producer Lab 総合音源
Image-Line FL Studio Producer Edition(3か月無料) DAW
Puremix オーディオ教育コンテンツへのアクセス 教材

なお、これらのバンドルはVolt Max 3機種で共通で、Volt Gen 2とも同じ内容となっています。

以上、Universal AudioのVolt Maxシリーズについて紹介しました。初代の76シリーズの考え方を受け継ぎながら、コンプは3種類に増え、Tone Shapingには倍音も乗るようになったVolt Max。ボーカルやギターを録る段階で音を決めたい方は、ぜひチェックしてみてください。

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Volt 4P Max製品情報
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