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  • メタル系、ハードロックに強いPerfect DrumsおよびPerfect Drums ElemensがAmazonで発売開始。1月11日まで先行予約割引を実施中

BFD、Addictive Drums、EZ Drummer、Superior Drummer……とさまざまなドラム音源がある中、ウクライナのメーカー、Naughty Seal Audioのドラム音源、Perfect Drumsというのがあるのをご存知でしょうか?さまざまなドラムキットがありますが、メタル系、ハードロックなどに強いドラム音源として知られており、この機能の一部を切り取ったデモ版的なソフト、Perfect Drums Playerというフリーウェアが時々話題になったことがありました。が、そのPerfect Drumsが日本の代理店経由で国内販売されることになりました。

発売元はDTMステーションでも何度か記事にしたMiDiPLUS製品を扱っているM4aで、一般的な楽器店を通さず、基本的にAmazonのみで販売するという方法をとっています。正式な発売日は2019年1月23日ですが、12月25日~1月11日までの期間、先行予約キャンペーンということで通常価格の20%オフとなっています。そのPerfect Drumsをちょっと試してみたので、どんなソフトなのか紹介してみたいと思います。


2019年1月23日に発売予定のPerfect Drums

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今回発売されるのは

の2種類で、それぞれ通常価格は23,625円、9,855円。これが1月11日までAmazonにて18,900円および7,884円で予約受付をしているのです。いずれもWindowsおよびMacで動作する64bit版専用のソフトで、スタンドアロンで動くほかWindowsにおいてはVST2、VST3、AAX、一方MacにおいてはAU、VST2、VST3、AAXのそれぞれのプラグイン環境で動作するドラム音源となっています。


Windowsのインストーラ画面、VST2、VST3、AAXそしてスタンドアロン版がインストールされる

Perfect Drumsがフル機能版であるのに対し、Perfect Drums Elementsは日本国内限定発売のもので、利用できるドラムキット数を5つに絞るとともに、自分オリジナルのドラムキットが作成できるSAMPLER機能を省いたというもの。複雑なことはしないけど、ちょっと新しいドラム音源が欲しい、というレベルならElementsでいいかもしれませんね。では、実際どんな音源なのか、まずは以下のビデオをご覧になってみてください。

これが、かなりPerfect Drumsの特徴を捉えたデモだったわけですが、もちろん、さまざまなドラムキットを備えているので、いろいろな音楽ジャンルで利用することも可能です。実際、さまざまな曲で利用しているデモもあるので、聴いてみてください。

また、ミックスされた音ではなく、もうちょっと個別の音が聴いてみたいというのであれば、キック、スネア、ハイハット、タム、シンバル……と演奏したデモもあるので、こちらもチェックしてみてください。

今回、フル機能版のPerfect Drumsを使ってみたのですが、ソフト本体は50MBちょっとなのに対し、音源ライブラリは約8GBあるので、それなりのHDD空き容量は必要となります。ここに、各メーカーが出している最高のドラムを厳選してサンプリングした素材が計131収録されています。


Perfect Drumsのユーザーインターフェイス

キックが13種、スネアが12種、タムが29種(フルセットが9)、ハイハットが9種、クラッシュシンバルが31種……などとなっていて、クラッシュシンバルが目立つのがPerfect Drumsの特徴といえるかもしれませんね。


計131種類のアイテムが収録されている

使い方はシンプルで、基本的にはDAWからプラグイン音源として起動し、キットを選ぶだけ。もう、これで十分使えてしまいますが、「ちょっといじってみたい……」と思ったら、いろいろと調整することができ、しかも難しい知識なしに、簡単にオリジナルキットを作れるのも大きな特徴となっています。

DRUMS画面の下がKIT DESIGNERというものになっています。たとえばスネアを選択すると、画面にはさまざまなスネアが表示されますが、この中から気に入った音を見つけ出し、それに置き換えることが可能です。


SNAREを選択すると、画面下のKIT DESIGNERには複数のスネアが選択できるようなっている

でも「このスネアの感じがいいけど、もうちょっとタイトな音にしたい……」なんて場合もありますよね。その時は画面左側のQUICK CONTROLSを用いることで、音を調整することが可能です。たとえば、ハイタムを選んだ上でDIRECTを上げると、このハイタムのすぐそばに設置したマイクで拾った音が大きくなり、OVERHEADを上げると、真上に設置したマイクからの音が大きくなります。ROOMを上げると、部屋全体で鳴っている音が上がり、REVERBを上げると、まさにリバーブ成分が上がる。さらにFXはエフェクトを掛けた独特な音の成分が上がっていきます。このように、同じハイタムの音でも複数のマイクやエフェクトを経由した音を組み合わせて音の雰囲気を調整できるようになっているのです。

画面左のQUICK CONTROLSで音を作っていく

予め用意されているキットで十分いい音なんですが、こうして調整することで自分だけのドラムキットに仕立てていくことが可能であり、それをオリジナルキットとして保存していくこともできます。

なお、ハイハットなどはオープン、クローズ、ハーフオープン、ハーフクローズ、ペダルなど複数のアーティキュレーション=奏法が用意されているので、いろいろと鳴らしわけることが可能です。


例えばハイハットの場合、複数のアーティキュレーションが用意されている

ところで、すでにAddictive Drums用に打ち込んだデータがあって、それをPerfect Drumsに差し替えてみたい、BFD3用に作ったデータがある……なんて場合もありますよね。


MIDIノートの割り当ては自由に設定できる

Perfect DrumsではそうしたMIDIのマッピングを自由に設定する機能がありますが、さらに各種ドラム音源用のマッピングデータを読み込む機能が用意されており、主要どころはすべて用意されているので、ちょっとドラムを差し替えてみたいといった場合にも便利に使うことができますよ。


さまざまなドラム音源と同じ配列のプリセットが用意されている

さて、予め用意されているドラムキットとは別に、手元にあるWAVファイルを用いてオリジナルのキットを作るSAMPLER機能もPerfect Drumsには搭載されています。これはPerfect Drums Elementsにはない機能なのですが、AKAI MPC風なSAMPLER画面で細かく作っていくことができます。


AKAI MPC風な4×4のパッドが表示されるSAMPLER画面

16個パッドがあるので、ここに割り当てていくわけですが、1つのパッドにつき複数のサンプルをレイヤーして割り当てたり、ベロシティーによって鳴る音源を切り替えるといったことも可能。さらに画面右下にはエンベロープジェネレーターも搭載されているので、これを用いて音の立ち上がりや余韻などを調整していくこともできるんですね。


画面右下でエンベロープの設定なども可能になっている

そうして作っていった結果の音をMIXER画面でバランス調整することが可能です。こうすることでまさに自分だけのドラム音源を自由に構築していくことができるのです。


各音源のバランスを調整するMIXER画面

なお、この日本のAmazonで購入することで、日本語マニュアルが入手できるとともに(Perfect Drums Elementsのマニュアルは現在制作中で後日配布の予定)、日本語でのサポートも受けることが可能です。また、Perfect Drums Elementsを購入したユーザーが、やはりSAMPLER機能も欲しい…、といった場合には特別価格でアップグレードできるアップグレード版も後日提供されるとのことです。

価格的にも手ごろですし、ドラム音源のバリエーションとして、オリジナルドラムキット作成用として1つ持っていても損はないと思いますよ。

【関連情報】
Perfect Drums製品情報
【価格チェック&購入】
◎Amazon ⇒ Perfect Drums
◎Amazon ⇒ Perfect Drums Elements