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  • 新型Mac miniにUA Arrowを組み合わせたら、コンパクトで超快適なDTM環境に

MacBook ProiMacは新製品がどんどん出ていたのに、長年見送られてきたMac miniが昨年末ようやくリリースされました。私自身、これを7年間待ち続けたいたので、発表されて、すぐに飛びつきました。年末にはマシンが自宅に届いていたの、妙に忙しい日々が続き、ようやく先日開封し、セッティングを行ったところです。

ここで接続してみたのは、Univeral AudioThunderbolt接続のオーディオインターフェイス、Arrow。バスパワー駆動の製品なので、USB Type-C型のケーブルで接続で、とってもコンパクトなデスクトップマシンでのDTM環境を構築することができました。どんな雰囲気なのか、簡単にレポートしてみたいと思います。


新型Mac miniとUniversal AudioのArrowを組み合わせて使ってみた

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コストパフォーマンスでいうと、デスクトップマシンとしてiMacはとても優れていると思いますが、個人的にはWindowsもMacも使うので、ディスプレイは1つのものを、切り替え機を使って共用にしたい、というのが個人的なこだわり。もちろん、Mac Proという選択肢もあるのですが、さすがに高すぎなので、手ごろなMac miniがいいな、と初代機から、ほぼ新製品が出るたびに買い続けてきました。


ようやく開封した新型Mac mini

ところが、2012年のモデルの後に出た2014年モデルでは、まさかのスペックダウンで見送り。その後、待っても待っても新製品が出ずにいたのですが、2018年末にようやく待望の新製品が出たので、それに飛びついたわけです。購入したのは以下のスペック

3.2GHz 6コア第8世代Intel Core i7(Turbo Boost使用時最大4.6GHz)
16GB 2,666MHz DDR4
512GB SSDストレージ
Intel UHD Graphics 630
ギガビットEthernet(10/100/1000BASE-TギガビットEthernet、RJ-45コネクタ使用)

やや中途半端なスペックではあるけれどストレージは外部接続でいいか……などと考え、188,800円(税別)という値段に抑えたのでした。本来ならこのMac miniより前に「MojaveでDAWはどこまで動くのか、互換性を検証!」なんて実験もしたいところでしたが、それをする余力がなく、また他サイトですぐに記事も上がっていたので、様子見。落ち着いたらマシン環境を旧Mac miniから新Mac miniに引っ越そう……なんて悠長に構えていたら4か月近くも経過してしまったのです。


起動させたMojave搭載のMac miniの画面

というわけで、今さらながらの初Mojave。電源を入れて、最初に焦ったのは「ジャーン」という音も出ないし、ファンもまったく動かないので、「あれれ?これ不良?」と。古いMac miniを使い続けていたから、起動音がなくなったことも知らなかったんですよ。普段使っているMacBook Proだって、起動音なかったんですけどね…(汗)。


新Mac mini(左)と今まで使ってきたLate 2012モデルのMac mini(右)

CPU負荷を思い切りかけると、ファンが回りだすみたいですが、普通に使ってる分には、ほぼ無音。DTM用マシンにおいて静かさは正義。超快適ですね。


リアパネル比較、新Mac mini(上)と旧Mac mini(下)

現在のところPro Tools、Ableton LiveがMojaveだと不具合があるそうですが、当初問題があったSpectrasonicsのプラグインなども問題なく動作するようになり、気になっていたUniversal AudioのUAD-2も2月にリリースされたUAD v9.8 ソフトウェアによって対応したとのことだったので、以前購入したArrowを接続して使ってみようと思ったのです。

Arrowの前に、とりあえずDAWとしてStudio One 4 ProfessionalとFL Studioを最小限システムとしてインストールし、KORG Gadget 2もインストール。接続しているHDMIのディスプレイ搭載のスピーカーではありましたが、音が鳴ることは確認できました。


まずはUAD ソフトウェア v9.8をダウンロード

ここで、そのUAD v9.8 ソフトウェアをダウンロードしてインストール。2.2GBもあるインストーラではありますが、私のネット環境だと3、4分でダウンロード完了。なぜか、このZIPファイルがうまく開かず、Stuffit Expanderをインストールしなくてはならないというトラブルはあったものの、それ以外はスムーズに完了。


UADソフトウェアのインストールもあっさり完了

そして、いざ、Mac miniにUSB Type-C型のThnuderboltケーブルを使って接続!何かトラブルのでは……とドキドキしながら接続するも、拍子抜けするほど問題なく、認識し、使えるようになりました。


4つあるThunderbolt 3端子に接続すれば、すぐに使うことができた

この新しいMac miniはThunderbolt 3の端子が4つも並んでいるんですね。MacBook Proと同様、これらはThunderboltでもUSBでも接続できるオールマイティーな端子となっているわけですが、Thunderboltマークの付いたケーブルを使えば、Arrowとも接続ができ、このThuderboltケーブル経由で電源供給できるからACアダプタが不要(そもそもACアダプタが付属してないし、対応もしていないわけですが)なんですね。

小さく薄いMac miniではありますが、その上に置けるサイズのArrowはやっぱりコンパクトでいいですよね。私の場合、これを持って家を出ることはあまりなさそうですが、カバン1つに入って簡単に持ち歩けるデスクトップPCのDTM環境という意味では、非常に強力な組み合わせだと思いますよ。


Console画面

接続すると、ミキサー画面であるConsoleが起動し、ここでArrowを思う存分活用することができます。そう、Arrowは物理的には2IN/4OUTのオーディオインターフェイスではありますが、バーチャルチャンネルというBUSを利用することもConsole上でのさまざまなルーティング、エフェクト処理が可能となっているんですね。


さまざまなUADのプラグインを利用できる

そして最大のポイントがそのエフェクト処理。UAD-2というシステムであり、これまでも「ビンテージエフェクトを忠実に再現する、プロ御用達のUAD-2ってどんなもの!?」、「超強力エフェクト満載のUAD-2を使ってみた」といった記事で紹介してきているので、詳細はそちらをご覧いただきたいのですが、一言でいえば、コンピュータのCPUを使用せず、Arrow内部に搭載されたDSPというプロセッサでエフェクト処理をするというもの。しかも、ビンテージ機材を中心とした、プロの現場で使っているアナログ機材を正確に再現できるというのがウリ。


入力段にUison Technologyと呼ばれる専用のプラグインがあるのも大きな特徴

現在150近いUAD-2のプラグインがありますが、Arrowには以下の14種類が標準で付属。

UA 610-B Tube Preamp and EQ
Marshall® Plexi Classic Guitar Amp
Precision Delay Modulation
Precision Delay Modulation L
Precision Reflection Engine
Precision Channel Strip
Pultec® EQP-1A EQ Legacy
Pultec® Pro EQ Legacy
Raw Distortion Guitar Pedal
Realverb Pro
Softube Bass Amp Room 8×10
Teletronix® LA-2A Compressor Legacy
UA 1176LN® Compressor Legacy
UA 1176SE Compressor Legacy

たとえば、このうちのUnversal Audioの1176LNひとつをとっても、これをハードウェアで購入すれば268,000円(税抜き)。ほかはビンテージ機材なので、買おうと思っても、簡単に入手できないものばかりですから、ハードウェアで揃えたら数百万円の価値はあると思われるものが手元のDTM環境で実現できると思うと、スゴイですよね。


Mac miniからのThunderbolt 3経由の電源供給でとArrowが動作

また、このMac miniも、結構なCPUパワーはありますが、上記プラグインであれば、MacのCPUパワーは温存したまま、Arrow内で処理できるというのは魅力だと思います。

ところで、SDカードやUSBメモリーを取り外す場合には、アイコンをゴミ箱に捨てるなど、安全な取り外し処理方法がありますが、Thunderbolt 3のオーディオインターフェイスの場合、特別な取り外し手順が見つかりません。あんまり、よろしくない方法だとは思いますが、電源が入ったままの状態で取り外したり、再度接続したり……というのも試してみました。


Thunderbolt 3ケーブルを抜くと、No Device Foundという表示になってしまうが…

結論からいえば、完全にプラグ&プレイが実現でき、まったく問題なし。再接続して1、2秒で再認識されて元の状態に戻ります。その際、Mac mini側の接続ポートを変更しても問題なし。もっともDAWの起動中に取り外し&再生接続した場合、出力先が切り替わってしまうので、手動でArrowに設定しないと音を出すことはできませんが、これであればいざというときも心配はなさそうですね。


再度接続すれば、すぐに見つけ出して復帰してくれる

以上、簡単ではありますが新型Mac mini+ArrowというコンパクトなDTM環境についてレポートしてみました。ちょうど、いま「Universal Audio : Apollo Twin + Arrow “デスクトップ・プラチナ・ボーカル” プロモーション」というものを6月30日までの期間実施しています。これは前述の14のプラグインに加え、Antares Auto-Tune Realtime Advanced(通常$299)が付属するというもの。さらに現在Universal Audioが日本国内での価格調査を実施しているとのことで、通常58,000円のArrowが48,000円となっています。発売元のフックアップに確認したところ、今月いっぱいは、この価格を継続するとのことなので、買うなら今がチャンスかもしれませんね。

【価格チェック&購入】
◎Rock oN ⇒ Arrow
◎宮地楽器 ⇒ Arrow
◎Amazon ⇒ Arrow
◎サウンドハウス ⇒ Arrow

【関連情報】
Arrow製品情報(フックアップ)
Arrow製品情報(Universal Audio)

Commentsこの記事についたコメント

5件のコメント
  • nanahara

    こんにちは。私YouTubeなどで歌等を上げている者ですが、使用しているオーディオIFの録音音量がかなり低くて困っています。。

    ur22とsm58、ケーブルはmix050です。
    USBのランプは付いていますし、いくつもフリーのdawソフトで録音してみましたが、全て音が小さかったです。IFのツマミ、アプリ側の音量もMaxにしています。

    20cmほど離れて撮って、波形が少しだけ現れる程度でしょうか。いつも30db程音を増幅させてアップしています。BGMと合わせると、声が埋もれた感じになりますし、ミックス師さんに加工をお願いしても、かなり音の悪いものが返って来てしまいます。。

    ダイナミックマイクなので、多少音が小さくなるとは思うのですが、こんなものなのでしょうか。。

    2019年4月7日 9:04 PM
    • 藤本 健

      nanaharaさん

      こんにちは。ダイナミックマイクで20cm離れたら、やっぱりそうなってしまいます。コンデンサマイクを使うか、もっと近づいて歌うから、思い切り大きい声量で歌うか、ですね。
      とはいえ、マイクプリの音量を上げて、LEDが赤くなっているとしたら、何かおかしい可能性もありますね。

      2019年4月8日 1:34 AM
  • nanahara

    返信ありがとうございます。
    近づいて声を出すと音がぼあっとするものですから、そのくらい離れていたのですが、、

    コンデンサーマイクのcm25も持っているのですが、そちらも音が変でして。。

    それとRMAAもさせてもらったのですが、音量が足りないみたいでテスト前にエラーになってしまいました。なので機器がおかしいのかなぁと思っていたのですが。
    recorded levelが-1dbにならず、cm25でも-30db程度でした。

    やり方があってない可能性もあるのでなんとも言えないのですが。。

    ↓エラーメッセージです
    problem the input level is low.
    try to increase recording or playback levels in your mixer.

    2019年4月11日 2:51 PM
    • 藤本 健

      nanaharaさん

      確かに壊れているかもしれませんね。この際、Arrowに買い替えてみるのもいいかもしれませんよ。

      2019年4月12日 9:42 AM
  • nanahara

    壊れてそうですよね~。。
    でも私forcusriteのIFも持っているので、それでも同じ結果でして、、新しいものを購入しても同じなのかなぁと思いまして、、
    すごい困ってます、、(–;)

    2019年4月12日 1:34 PM

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