Banner B0
640x200伸縮サイズ
Banner B1
640x200伸縮サイズ
Banner A0(728x90)伸縮サイズ
  • microSDへのダビング機能搭載カセットレコーダーとノイズリダクション&マスタリングソフトがセットで5,980円!?

「昔のカセットテープが実家にいっぱい残ってるけど、そもそも再生できるテープレコーダーすらないし……」なんて人も少なくないと思います。思い出のテープであったり、今では絶対に聴けないラジオのエアチェックであったり、もちろん自分の演奏を録音したものだったり、と希少なカセットテープも少なくないと思います。そんなカセットテープを再生するだけでなく、それをmicroSDにデジタル変換して録音できるポータブルタイプのカセットテーププレイヤーというのが今売っているんですね。

しかもそのデジタルダビング機能搭載のカセットテーププレイヤーに加え、その音を大幅にブラッシュアップするためのノイズリダクション機能、マスタリング機能、波形エディット機能まで搭載したAudio Cleaning Labというソフトがセットとなって、ソースネクストから発売されています。価格は6月9日までの期間限定で5,980円(税別、送料別)。実際どんなものなのか試してみたので紹介してみましょう。

カセットテーププレイヤーとノイズ除去・マスタリングソフトがセットで5,980円

Banner B2
640x200(320x100)
伸縮サイズ
Banner B3
640x200(320x100)
伸縮サイズ
Banner A1(728x90)
伸縮サイズ

今回紹介するのはハードとソフトのセット製品で

デジタル変換機能付きカセットテーププレイヤー
クリーニング&修正ソフト(Audio Cleaning Lab)

という製品構成。発売元のソースネクストとしては、普段5,572円で販売しているAudio Cleaning Labに、カセットプレイヤーを特別バンドルして5,980円で期間限定販売をする、ということのようです。

GH-YCTA-BKコンパクトでポータブルなカセットテーププレイヤーだが、microSDへのダビング機能も装備

セットになっているだけに、ハードとソフトの相性はいいわけですが、そもそもはまったく別の製品の組み合わせ。ということで、まずはそれぞれの概要を順に紹介していきましょう。

SOUND FORGE Audio Cleaning Labがセットとなっている

まず、このカセットテーププレイヤーはいわゆるウォークマンタイプのポータブルカセットプレイヤーで、単3電池2本で動かすことができ、ヘッドホンで聴くことができるという意味では、数十年前からあるものと変わりなく、普通に使うことができます。

単3電池2本で駆動させることも、USBアダプタを使って動かすこともできる

もっともDolby BとかDolby C、dbx……といったノイズリダクション機能は搭載されていないので(ライセンスの問題などから、搭載自体が難しいのかも…)、それほど高機能、高性能を自慢するような機材ではないけれど、普通に再生することができるし、オートリバース機能も搭載している優れものです。

本体のほかに、イヤホンおよびUSBアダプタ接続用のDCケーブルが付属

単3電池での駆動時間は5~6時間とのことですが、単3電池での駆動だけでなく、付属のUSBケーブルを用いることで、USBのACアダプタから電源供給して使うこともできるので、室内で使うのであれば、ACアダプタを使ったほうがいいかもしれませんね。

PCを使わず、このカセットテーププレイヤー本体だけでmicroSDへダビングできる

しかし、このカセットテーププレイヤーが現代のマシンなんだと実感させられるのは、ここにmicroSDのスロットがあり、ここにmicroSDカードを入れると、カセットテープの再生音をデジタル録音できてしまうという点。フォーマット的にはMP3の128kbps。本気のオーディオファンの方からすれば、「24bit/192kHzで高音質に……」なんて声が上がってきそうではありますが、まあもっと手軽に気楽に使える機材だと割り切ってもらったほうがいいかもしれませんね。

セットテープとは別にmicroSDカードも入るようになっている

だいぶ以前、USB接続してPCに録音できるようにした製品を取り上げたことがありましたが、今回の製品にUSB端子はありません。そもそもPCに接続することなくデジタル化できてしまうという点で、非常に使い勝手がいいですよね。操作は背面にあるデジタル用の録音・停止・再生・一時停止ボタンなどを使って行うようになっており、ガチャン!って押すカセットテープのメカニカルなスイッチ類とは完全に独立した形で存在しているのです。

本体の背面側にmicroSDへの録音や再生ができる操作ボタンが用意されている

またこのデジタル録音機能がよくできているのは、テープ再生の無音部分を検知して自動的にファイルを切り分ける機能を装備していること。アルバムをダビングするような場合は非常に便利ですね。ただ、「中には勝手に切り分けないでほしい」なんて思う方もいるはず。その場合は、自動分割モードから手動分割モードに切り替えれば自分のタイミングで切ったり、とりあえず60分まるごとデジタル化し、ソフトウェアでの編集時に切っていく……なんてこともできますよ。ちなみに、ヘッドホン端子兼用の入力端子から外部のライン信号を取り入れてMP3に録音するといった機能も搭載されています。

モードを切り替えることで自動分割と手動分割を切り替えることも可能

そんなハードウェアとともに付属するのがAudio Cleaning Labという製品。以前からMAGIXで出していたソフトの進化版ですが、現在の正式名称はSOUND FORGE Audio Claening Labとなっており、MAGIXが買収したSOUND FORGEのエンジンも活用した形になっているようです。

もともとMAGIXが開発し、発展させてきたAudio Cleaning LabにSOUND FORGEのエンジンを統合

これはWindowsベースで動作する音をキレイに整えるためのソフト。つまりカセットテープでの「サー」というヒスノイズ、レコードでの「プチプチ」いうクラックルノイズ、電源からまぎれこむ「ブーン」というハムノイズなどを取り除いてキレイな音にすることができるものです。

さまざまなファイル形式の読み込み、書き出しに対応

もともと手元にあるWAVやMP3ファイル、またAIFF、AAC、FLAC、WMA、OGG Vorbis……といったファイルを読み込んでノイズ除去ができるだけ、直接レコードやカセットテープをから再生する音を録音していくという方法も用意されています。したがって、先ほどのカセットプレイヤーで生成されたMP3ファイルを読み込めば、簡単にノイズ除去ができるわけですね。

目的に合わせたさまざまなノイズリダクションのメニューが用意されている

さらに単にノイズを除去するだけでなく、こもった感じになった音をキラキラしたサウンドに仕上げたり、古い感じのサウンドを今風なサウンドに仕立て直すなどといった、リマスタリング機能も装備しているのです。

自動クリーニングボタンを押すと、音を分析した上で、それに適したノイズリダクションの設定をしてくれる

ノイズ除去も、マスタリングも数多くの機能、パラメータがあるので、初めての人にとっては、何をどうすればいいのか、なかなか難しい面はあるでしょう。でも、このソフトは初めての人でも簡単に使えるようにするために、「自動クリーニング」、「自動マスタリング」という機能が用意されているので、このボタンを押すだけで、その素材に合わせた処置が施され、結構いい感じに仕上げてくれます。このすべてお任せモードであっても、使用前、使用後では、見違えるようによくなるので、かなり大きな意義があると思います。

使用前、使用後で、音を比較でき、必要に応じて手動で調整することも可能

もちろん、とりあえず自動設定でだいたいの音に整えた上で、「もう少しヒスノイズが目立たないようにしよう」とか、「多少プチプチした音が残ったとしても、高域が削られないようにしてみよう」……などなど、調整するのもよさそうです。

また自動マスタリングにおいては「70年代ディスコ風」とか「80年代アメリカンポップ風」など、目指すサウンドを選択の上、それに寄せた音にすることも自動で行うことができるのも楽しいところです。

マスタリングも自動で行うことが可能

一方で手動でマスタリングする場合には、

Param EQ
Dynamics
Graphic EQ
Multimax
Brilliance
Stereo Enhancer
Sound Cloner
Reverb
Echo

などなどのパラメータがあるほか、VSTプラグインで調整することも可能。また例によってiZotopeのOzne 8 Elementsまで搭載されているので、これでマスタリングしていくことだってできるようになっています。そうした点を総合的に考えると、かなりの機能、性能を備えたソフトだと言えそうですね。

1万円強で販売されているOzne 8 Elementsもバンドルされている

そのうえで、トリミングして、各種のオーディオファイル形式で保存することもできれば、ここからオーディオCDを焼くことも可能。また、SoundcloudやYouTube、FacebookなどにUPしていく共有機能も装備しているので、これ一つでかなりのことができそうです。

このソフト単体で5,572円というのも安すぎるように思いますが、これと前述のデジタル化機能付きのカセットテーププレイヤーがセットで5,980円なんだから、これで誰が儲かるんだろう……と不思議に感じてしまうところ。6月9日までの限定なので、モノがなくならないうちにゲットしておいて損はないと思います。なお、ソフトのほうは購入後すぐにダウンロードできますが、カセットテーププレイヤーのほうは6月5日からの発送になるとのことです。

【価格チェック&購入】
◎ソースネクスト ⇒ SOUND FORGE Audio Cleaning Lab + カセットテープコンバータセット

 

Commentsこの記事についたコメント

12件のコメント
  • アナデジ

    カセットをデジタル化しようと思い、CD-Rやデッキ等用意したのですが、テープを数えたら1200本あり、全部の再生実時間想像して断念しました(笑)

    2019年6月1日 2:39 AM
    • 藤本 健

      アナデジさん
      確かに1200本もあると現実的じゃないですね。とはいえ、大切なものは早めに救い出しておいたほうがいいですよ。テープはどんどん劣化していきますから。

      2019年6月2日 2:20 PM
  • ksk

    私はMacユーザーなのですが、カセットをデジタル化した物があるのと、カセットを再生する機器が壊れてしまったので、ほしいです。
    Audio Cleaning LabはWindows用ですよね。iZotope Ozne 8 ElementsだけでもMacで使えれば是非欲しいです。

    2019年6月2日 5:15 PM
    • 藤本 健

      kskさん

      そうですね、Audio Cleaning LabはWindows用ですが、これをソースネクストで登録すると、Ozoneのシリアル番号もGETできる仕組みになっています。このシリアルを使ってiZotopeサイトに行けばMac版をダウンロードして使用することができます。

      2019年6月2日 8:08 PM
  • ksk

    藤本様
    ありがとうございます!

    2019年6月2日 11:30 PM
  • jun

    ひょっとしてモノラルですか?

    2019年6月7日 9:12 PM
    • 藤本 健

      junさん

      ステレオで録音されますよ!

      2019年6月8日 12:42 AM
  • jun

    ですよね、流石に。
    波形がモノラルだったんで…(-_-;)
    失礼しました
    とってもお得な気がします。

    2019年6月8日 11:48 AM
  • FRKW

    DBX録音したテープをこれでデジタル化してDBXエンコード状態のデータを作って、アウトボードのDBXモジュールに通せばデコードしたことになりますかね?

    2019年6月8日 8:12 PM
    • 藤本 健

      FRKWさん

      実際試していないので、どんな音になるか断言はできませんが、理論的にはそれで正しいと思います。MP3化されることで18kHz以上が減衰する可能性はありますが、そもそもカセットテープで、そんな高い周波数はまともに扱うことはできないので、そこの影響もないものと思われます。

      2019年6月8日 10:16 PM
  • ホワイト

    私も質問させていただきたいです、
    初心者です。
    Macでも使えるとの事でしたが、

    以下の会話を拝見し。

    また新たにダウンロードするときは余計にお金がかかると言うことでしょうか?

    かからないで済みますよね?
    ソフトとカセットデッキがあると言うお得だと言うことで購入しようと思っているので。

    2019年6月9日 4:42 PM
    • 藤本 健

      ホワイトさん

      Macで使えるのはiZotopeのOzone 8 Elementsですね。これを入手するのに追加で費用がかかることはありません。Ozoneは非常に優秀なマスタリングソフトで、通常1万円以上の価格で販売されているので、お得感はすごくあるのですが、これ自体はAudio Cleaning Labのような編集機能そのものを持っているわけではありません。編集するのであれば、Audacityなどのフリーの波形編集ソフトを利用するのも手だと思います。

      2019年6月9日 5:07 PM

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です