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SteinbergからCubase 6およびCubase Artist 6が登場

NAMM SHOW 2011の会場で、本日2011年1月14日、SteinbergからCubaseの新バージョン、Cubase 6および普及版のCubase Artist 6が発表されました。それに伴い日本でもYAMAHAが発表会を開催し、その詳細の説明やデモが行われました。

詳細な機能を述べていると、膨大な量になってしまうので、私が個人的に気になったポイントをいくつかピックアップしてみます。ちなみに国内での発売は3月下旬の予定で、いずれもオープンプライス。実勢価格はCubase 6が8万円前後、Cubase Artistが4万円前後となっています。


NAMM SHOWに合わせ、Cubase 6の発表会が行われた


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そう、ここでもお気づきのとおり、Cubase 5より大幅に価格が下がっているんですよね。やはり、Pro Tools 9が63,000円で発売されたということが、値下げの大きな引き金になっているのではないでしょうか?また、普及版のほうは従来のCubase Studioという名前からCubase Artistへ変更されています。基本的な位置づけは変わらないのですが、StudioからArtistへのアップグレードパスはなくなっています。なお、Essencialのほうはまだ発表されておらず、当面はCubase Essencial 5として発売が継続される模様です。

さて、このCubase 6、パッと見た目はNUENDO 5そっくりなものになっています。これまでもGUIはNUENDOを追いかけていく形だったので、今回も同様ですね。細かい話ですが、クリップをマウスで選択すると、色が反転するようになったあたりは、気に入った点でもあります。

個人的に一番いいなと思った新機能は、オーディオのテンポ検出機能です。従来からオーディオをクォンタイズする機能はあったし、ヒットポイント検出機能などを使って、ビートを検出する機能はありましたが、とにかく面倒だったという印象があります。しかし、Cubase 6ではそこが強力になっているのです。


強力で簡単に使えるテンポ検出機能が搭載された

たとえば、リニアPCMレコーダーなどで録音したドラムのオーディオファイルがあったとします。これをトラックに読み込み、そのクリップを選択した状態で、「テンポ検出」をメニューから選んで「分析」というボタンをクリックすれば、すぐにビートが検出されるとともに、テンポトラックにそれが反映されるのです。そのため、これを実行した後、クリックを鳴らせば、手で叩いたドラムとドンピシャに同期するし、既存のループ素材を貼り付けてもピッタリと合うというわけです。これはかなり便利ですね。必要に応じて2/4とか3/4などと拍子の設定をする必要がありますが、そんなのは簡単ですから。

またマルチテイクコンピング機能というのも、便利でよかった機能です。Cubase 5でもコンピング機能は搭載されていたのですが、イマイチ使いにくい仕様でした。まあ、それが普通の感覚で使用できるようになたっというだけのことなんですが、Cubase 5でのイライラは解消です。そう複数テイクのレコーディングをした後、それをレーン表示させ、そのレーン内を自由に切ったり貼ったりしながらのコンピングが可能になっているのです。


マルチトラックレコーディングしたデータをフォルダでまとめてクォンタイズするといった機能も搭載された

プラグイン関連では、従来のHALionOneからHALion Sonic SEに変更になったのが1つ目のポイント。これによって900以上の音色バリエーションが揃っただけでなく、ようやく16chマルチティンバー音源になったという利点もあります。


マルチティンバー対応したHALion Sonic SE

また、ここでは詳しく触れませんが、VST 3.5という新規格に対応するとともに、VST Expression 2というものが扱えるようになっています。簡単にいうと同じトラックの同じMIDI chにおいて、同時に出す2つのノートがあった場合、片方だけパンをグルグル回すとか、もう片方だけエクスプレッションを変化させるといったことが可能になっています。


VST 3.5対応でかなり自由度の高いアーティキュレーションに対応するようになった

また派手なところではCubaseにもギタープラグインが追加されました。VST Amp Rackというプラグインで、有名どころのアンプ、キャビネットのモデリングを行うとともに、ワウ、コンプ、ディレイ、ファズ……といったストンプボックスも16個用意されているといった具合です。コンデンサマイクとダイナミックマイクを選択してどこでスピーカーの音を捉えるかといったシミュレーションもできるようになっています。


ギター用のアンプシミュレータ兼マルチエフェクト、VST amp Rack

そして、ついにというか、ようやく対応したのが192kHz。これまでCubaseだけは96kHzまでの対応だったから、これでほかのDAWと揃ったわけですね。もっとも192kHzを使う人がどのくらいいるかというのは別の話ですが……。それから、ついにMac版もネイティブ64bit対応したとのこと。Snow Leopardにインストールすると、パフォーマンスも上がるということなんでしょう。


ループ素材をリミックスするプラグイン、LoopMashも機能強化されてLoop Mash 2に

なお発表された1月14日から発売日までの間にCubase 5を購入した人は無償アップグレード可能なのはもちろん、先着200個限定でHALion Sonicがプレゼントされるとのこと。さらにお得なのはCubase Studio 5を購入した場合は、前述のとおりCubase Artist 6へのアップグレードパスはないのですが、Cubase 6には9,980円でアップグレード可能とのことですから、一番安い購入の仕方といえそうです。ただ、Cubase Studio 5の在庫は数少なくなっているようですから、早い者勝ちです!

※アップグレード対象はヤマハが販売元となっている国内製品のみで、並行輸入ものは対象外になるので注意してください!

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