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即レコ24はCubaseと3台のオーディオIFで構成されていた

先日書いた「リハスタ入って、いきなりレコーディングできる即レコを体験してみた!」の記事の後編。前回の記事でも書いた通り、「即レコ24」が導入されているスタジオであれば、普通に練習スタジオを使う料金+α程度で誰でも簡単に、そして高音質にレコーディングをすることができるわけですが、それを実現しているのは、即レコ24導入スタジオにはCubaseのシステムが入っているからなのです。

 

個人的にもどんなカラクリになっているのかが非常に気になったため、レコーディング終了後、一緒に行ったヤマハの人にお願いして、種明かしをしてもらいました。基本的にこのシステムは隠されていて、利用者が見たり、触ったりすることはできないそうですが、ここだけの話で、ということで(笑)。


即レコ24で録音したデータを自宅のPCのCubase上で完全な形で再現することができる

 


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先日、スタジオに入って最初にふと目に入ったのが、「即レコ24」のチラシやPOP。やはり、使ってもらうには宣伝もしなくちゃいけないんだよな……なんて思ったわけですが、実はこのPOPなどが張り付けられていた黒い冷蔵庫のようなBOXこそが、即レコ24のシステムのすべてだったのです。


即レコ24が導入されているスタジオには黒い冷蔵庫のようなボックスが置かれているが……

 

通常は完全にロックがかかっていて開けられないようになっているそうですが、それを開けてもらったら、こんな機材が中に納まっていました。
※開けることは禁止されていますから、ご注意ください。


ボックスのフタを開けてもらったら、上にはiMacが無理やりな形で収納されている

 

そう上のボックスにはiMacが斜めに設置される形でギリギリに納まっていると同時に、下のボックスにはSteinbergのオーディオインターフェイス、MR816(csxとx)が3台に、一番下にはサウンドハウスの電源モジュールが(笑)。


下のボックスには3台のオーディオインターフェイスと電源ユニットが…

先日行った宮地楽器など、比較的早い時期に即レコを導入したスタジオはMR816が入っている一方、最近導入したところは、USBオーディオインターフェイスであるUR824×3台という構成になっているそうです。


iMac上でCubase6が動作していることを確認

 

近寄ってiMacの画面を見てみると、これCubase6ですね。見たところ23トラックという構成になっており、ドラムだけで7トラックあることが確認できました。キック、スネア、タム×3、天井からのマイク×2という構成ですね。そのときレコーディングしたデータがしっかり波形で確認することができます。またスタジオによって22トラックだったり、24トラックだったりと多少構成は違うそうですよ。


iPadを操作するとCubase6がそれに連動して動く仕掛けになっていた!

 

試しに、スタジオにあるiPadを使って再生操作をしてみると、それに連動する形でCubaseがしっかり動いています。また即レコ24の「重ね録りモード」を選んだ上で、ボーカルiPadで「マイク1」を選んでボーカル録音をスタートさせると、Cubase上では「Vocal1」が録音モードに設定され、先頭からレコーディングがスタートする……といった具合。このリモコン操作、スゴイですよ!

 

先日の記事にも書いた通り、録音が終了し、マイクレベルやリバーブの設定をiPadで行って音を確認すると、自動的にクラウドへアップロードされ、IDを知っているバンドメンバーならのすぐにPCやiPhone、Androidなどでレコーディングした音をMP3でストリーミング再生できるようになり、録音終了後31日間は何度でも無料で再生することが可能です。

 

月額315円のスタンダードメンバー、月額525円のプレミアムメンバーになると、そのミックスされたMP3をダウンロードできるようになったり、セッションを保存できるようになったりするのですが、個人的にもっとも興味があったのは、Cubaseのデータを丸ごと入手できる「24chマルチデータ」というオプションサービス。こちらは、有料のメンバー会員になる必要はなく利用することができ、価格は20分までなら1,050円、1時間以内なら2,100円などとなっています。また、1時間以内ならダウンロードという形、それ以上の場合はDVD-Rでの配送になるとのことです。


帰宅後、即レコ24のマイページに入り、「マルチデータ」というメニューを選択

 

そこで帰宅後、試しに自分たちで演奏した結果がどうなっているのかを確認するため、購入してみました。方法は、PCから即レコ24のWebサイトにアクセスした上で、スタジオでもらった即レコ24のMEMBER’S CARDに記載されているIDとパスワードを入力してログイン。すると、「マルチデータ」というメニューがあるので、これを選択すると、録音しておいた曲が表示されます。


まずは、MP3で試聴して音を確認し、チェックを入れて、「購入」

 

試聴機能で再生させると、録音した結果がMP3再生されるので、確認した上で、「マルチデータ注文」にチェックを入れて「購入」。その後、決済方法などを指定すればOKです。ちなみに私はクレジットカード決済を使いましたが、ほかにもコンビニ決済やPayPalWebMoneyなども使えるようでした。


決済方法は、カードのほか、コンビニ決済、PayPal、WebMoneyが用意されている

 

ただ、この操作をしたらすぐデータが入手できるというわけではないようでした。2日ほどしてからダウンロード先のURLが指定されたメールが届き、各曲ごとにZIPで圧縮されたデータを入手することができました。


2日後、ダウンロードデータが届いたのでZIPファイルを解凍してみると、cprファイルとWAVファイルが入っている

 

これを解凍してみると……。フォルダにはCubaseのプロジェクトファイルであるcprファイルが、さらにAudioフォルダにはレコーディングしたトラックのWAVファイルが格納されています。確認したところ16bit/44.1kHzのモノラルのWAVファイルです。頭から録音されたデータなので、Cubase以外のDAWでも再現することはできますね。

 

が、ここではCubase7でcprファイルを開いてみました。その結果が、この画面です。「入力デバイスにMR816csxがない」といったメッセージが表示されますが、その辺は無視。自分のオーディオインターフェイスを設定しておくと、スタジオで録ったものが完全な形で手元で再現することができました。


Cubase7上に、即レコ24でレコーディングしたデータが完全な形で再現された

 

キック、スネア、ベース、ギター……などソロで再生させると、それぞれキレイに録れていることが確認できますね。


先日、スタジオで録音したままの状態が再現された

 

さらにMixConsole画面でエフェクトを確認してみると、トラックごとにコンプやリミッターが設定されています。また、センドの形でディレイ・リバーブもかかるようになっていますが、スネアにはリバーブがかかるけど、キックにはかからないなど、その辺の設定もしっかりされていますね。さらにEQの設定も各チャンネルごとに作りこまれていました。


各トラックごとにコンプやリミッターなど細かくエフェクトの設定などもされている

確認したところ「Cubase6 Elements以上であれば即レコ24のシステムで録った音が完全な形で再現されます。AILEだとリバーブやディレイなど、足りないエフェクトがあるので、完全ではなくなってしまいますね」とのことでした。

 

まあ、もちろん目的は、単純に再現することではなく、これを元に自分なりの加工、ミックスを行ったり、さらに音を追加していくこと。プラグインのエフェクトを追加したり、MIDI機能を使ってソフトシンセの音を被せていくなど、やりたいことはいろいろ。スタジオで録った音を持ち帰って、家で自由自在に加工できるのですから、これは楽しいですよ!

家でラフなオケをDAWで作って、その2MIXをiPodなどに入れてスタジオに持ち込み、ラインにつないで再生しながら生楽器の録音。その後、マルチデータを入手して、元のDAWに追加したり差し替えるといった使い方もできますから、まさにアイディア次第で、利用法は広がりそうです。

なお、ちょうど6月25日発売の「Go!Go!GUITAR! 8月号」連動企画ということで、野村義男さんと渡辺英樹さんから成るユニット「三野姫」が即レコ24を使って1時間ほどで仕上げたマルチデータが公開されています。実際このファイルを開いてみれば、即レコ24で録音した音のクオリティーを確認することができると思うので、興味のある方は試してみてはいかがですか?

【関連サイト】
即レコ24
即レコ24導入スタジオ一覧
Go!Go!GUITAR!誌連動!「三野姫」マルチデータ配信情報

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