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初音ミクV3、インストール最適化テクニック

9月26日に、いよいよ発売された初音ミクV3。すでに予約購入して手元に届いたという方も少なくないと思います。私も初音ミクV3 ENGLISHバンドル版を注文していたので、当日の朝に届きました。パッケージを開けてみると初音ミクのWIN版MAC版ENGLISH版と3枚のDVD-ROMに加え(通常の初音ミクV3にはENGLISH版が入っていません)、DAWであるStudio One 2 Artist Piapro EdtionのDVD-ROMも入っています。

 

このStudio Oneがバンドルされたことにより、初めてDTMにチャレンジするという人にとって、初音ミクV3を購入するだけでDTMをスタートできるソフトウェア環境が整うことになります。ただマニュアル通りにインストールしたのでは、最適な環境にならない可能性が高いので、自分のPCにとって快適に使えるようにするための方法を紹介してみましょう。


9月26日に手元に届いた初音ミクV3 ENGLISHバンドル版のパッケージ

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初音ミクV3の製品構成などについては「初音ミクV3はMacも対応で9月26日発売。DTM初心者の福音となるか?」の記事でも書いていたので、ここでは省略しますが、他社のVOCALOID3製品と比較しての大きな違いは
Studio One 2 Artist Piapro Edition
Piapro Studio

の2つが入っていることでしょう。この2点については、2月に発売されたKAITO V3も同様だったわけですが、ほかのDAWを使っている方でも、この機会にStudio Oneを試してみたいと思っている方も多いと思います。


ENGLISHバンドル版のパッケージの中には4枚のDVD-ROMが入っている

 

ただ、以前KAITO V3をインストールしたときも、「おや?変だ……」と思いながら、放置していたことがあったのです。それは、Studio One 2は64bitのOS環境で最適に動作する64bitアプリケーションであったはずなのに、32bitアプリケーションになってしまう、という点でした。ただKAITO V3に同梱されていたPiapro Studioが、32bitのみの対応であったため、「そういうものなのだろう…」と思っていたのですが、Piapro Studioが1.0.0にバージョンアップしたタイミングで正式に64bit対応したので、やはり64bitアプリケーションとして動いて欲しいところです。

 

ところが初音ミクV3に同梱されているStudio One 2 Artist Piapro EditionもKAITO V3にバンドルされていたDVD-ROMとまったく同じものであるため、普通にインストールすると、やはり32bitアプリケーションになってしまうのです。原因を調べてみたところ、問題がハッキリとしたので、
・Mac OS X
・Windows 32bit
・Windows 64bit

の3つの環境の場合で切り分けて、どうすればいいかを紹介していきます。


Macの場合は、インストール後、「32ビットモードで開く」のチェックを外す

 

まずMac OS Xの場合は、普通にインストールしていって、まったく問題はありません。64bitアプリケーションとして利用したい場合は、FinderからStudio Oneのアイコンを選択した上で「情報を見る」で表示される画面で、「32ビットモードで開く」にチェックが入っているのを外せばOKです。すでにStudio One 2がVer 2.6となっているので、必要あれば、後でそれにアップデートすれば、問題なく使えるはずです。

 

Windows 32bitの場合は、とくに問題はおこりません。標準のままインストールし、必要に応じてVer2.6へアップデートをかければOKでしょう。

 

一番問題となるのはWindows 7やWindows 8の64bit環境のマシンにインストールする場合です。そして、おそらく多くのユーザーがこの環境なのではないかと思います。私もWindows 8の64bitにインストールしたのですが、うまくいかず困ったので、同様にハマっている人も少なくないと思います。


本来上記のように現れるはずのPiapro Studio VSTiが表示されないという事態が発生…

 

まず、標準の状態でインストールし、64bitOSだからと思って、Piapro Studioのインストーラとして「Crypton Software Installer(64bit)」をインストールすると、Studio One 2のインストゥルメントとして本来表示されるはずのPiapro Studio VSTiが表示されないんですよね。同時にインストールされるはずのMutant VSTi、そしてそもそも、それらが入っているCryptonというフォルダも出てこないのです。


とりあえず、64bit版ではなく32bit版のPiapro Studioをインストールすることで問題は回避できたが…

 

私は、ここでしばらくハマってしまったのですが、いろいろとインストール状況を調べてみた結果分かったのは、Studio One 2自体が32bit版でインストールされていたからであり、改めて「Crypton Software Installer(32bit)」をインストールしたら、この問題はとりあえず解決し、Piapro Studioが使えるようになったのです。

 

しかし、そうはいっても、やはりStudio One 2自体を64bitアプリケーションとして使うのが筋であるし、そうすることでより快適な環境になるので、イマイチ納得がいきません。アンインストールをしてから再インストールをかけても、やはりうまくいかず、おかしいなぁ…と思っていたのですが、原因・解決方法がわかりました。

 

そう答は単純。初音ミクV3KAITO V3にバンドルされているDVD-ROMのWindows用のインストーラが32bit版なのであって、ここに64bit版が入っていなかったのです。64bit版を入手するためにはStudio One 2の開発元であるPreSonusのサイトからダウンロードしてくる必要があったのです。

PreSonusのサイトから64bit版のStudio One 2 Artist OEM版をダウンロードする

すでに32bit版をインストールし、アクティベーションをかけた方であれば、PreSonusのユーザーアカウントを取得していると思うので、https://my.presonus.com/ からユーザーアカウント(Emailアドレス)とパスワードを入れてログインし、MY PRESONUSの画面のMy SoftwareにあるStudio One 2 Artist OEMをクリックしてみてください。するとDownload Studio One 2 Artist OEMというものがあるので、右側の64bit版をダウンロードし、これをインストールすればいいのです。すでに32bit版をインストールしている場合は、これをアンインストールしてから行ったほうがいいでしょうね。


PreSonusのサイトにアクセスして、アカウントを取得

もし、まだインストールしていない場合は、できるだけキレイにインストールするためにも付属DVD-ROMでのインストールはしないほうがいいですね。直接64bit版をインストールすればいいのです。この場合も、やはりhttps://my.presonus.com/ へアクセスして、Create My PreSonus Accountのボタンをクリックして、ユーザーアカウントを作成します。英語の画面ではありますが、名前とEmailアドレス、それにパスワードを入力するだけなので、難しいことはないと思います。

 

ログイン後、現れる画面において、My Softwareの「+Register new software」というボタンをクリックし、ここでDVD-ROMの裏側に記載されているシリアル番号を入力すればOK。これによって、64bit版のインストーラがダウンロードできるようになるので、これをインストールしましょう。ダウンロードされるのは最新の2.6というバージョンだから、アップデートの必要もありませんね。


インストーラ以外のコンテンツ、ソフトシンセなどはバンドルされているDVD-ROMからのインストールでOK

 

また、インストーラ以外のソフトシンセなどについては、バンドルされていたDVD-ROMからのインストールで大丈夫です。また、Piapro Studioのほうは、「Crypton Software Installer(64bit)」からインストールすればOKです。この際、インストール先のフォルダなどはいじらないようにしてくださいね。


これでようやく、完璧な環境でPiapro Studioが使えるようになった

 

以上で、快適な初音ミクV3のDTM環境が構築されるはずです。Studio One 2 Artist Piapro Editionを起動し、Piapro Studioが使えるようになっていれば、完了ですね。

 

もし、初めてユーザーの方であれば、ぜひオーディオインターフェイスを入手した上で、DTMでの音楽制作にチャレンジしてみてください。

【関連サイト】
初音ミク製品情報

【関連記事】
初音ミクV3はMacも対応で9月26日発売。DTM初心者の福音となるか?

KAITO V3がいよいよ登場、新エディタ、Piapro Studioを使ってみた!
VSTi型のボカロエディタ、Piapro StudioがバージョンUPだ!
DTM初心者のためのオーディオインターフェイス選び 2013

 

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Commentsこの記事についたコメント

17件のコメント
  • しゅう

    う〜ん。
    藤本さんナイスフォローだと思います。
    が、せっかくオールインワンパッケージにしたということは、初DAWの人に楽しんでもらいたいという願いがこもっていると思いますし、賞賛に値するコストパフォーマンスですが、DVDを入れたら、「お使いのWindowsのバージョンをチェックしています」の後全てのソフト、コンテンツをインストールする…かカスタムインストールを選ぶだけでインストール出来ないと脱落者が大量に出て、V2時代と似たことになるのではと思います。
    数千円高くなるとしてもビギナーズパックみたいのを出して、ACIDのようなわかりやすいヘルプとか、GarageBandのようなレッスンとか、ループシーケンスソフトのようにブラウザから選んで数回ドラッグしたら歌らしき物が数分で出来てしまうとか、SSWのオートニュアンスのようにベタ打ちに演歌女性1(ジョブプラグインで出来るのかな?)なんて適用するとそれっぽくなるとか、DTM STATION PLUSで取り上げ、ピアプロスタジオに解説を置き換えクリプトンに特化した本をバンドルして番組と連動するとか、
    そんな妄想をしてしまいました。

    2013年9月27日 7:56 午後
  • 通りすがりのS1使い

    こんにちわ、こんばんわ。Studio One2.6を普段から使っている者です。
    Studio One2はFreeからProfessionalまで同じプログラムでプロダクトキーを入力することでエディションが切り替わっていくシステムなので、一発で最新版や64bitを入れたい場合はFree版を入れ、始めて立ち上げた時にアクティベーション画面が出るので、そこでPiapro Editionのコードを入れてもOKです。
    アクティベートに成功するとスタートページにpiapro studioのロゴが現れます。
    クリプトンの公式ページのF&Aにも書いてありますよ。
    http://www.crypton.co.jp/mp/do/support/faq?id=489

    2013年9月27日 9:02 午後
  • 藤本健

    しゅうさん
    ありがとうございます。そうですね、DTMステーションPlus!を絡めるなど
    いろいろな方法が考えられそうです。検討してみます!

    2013年9月27日 10:25 午後
  • 藤本健

    通りすがりS1使いさん!
    そうですね。StdioOne2はFree版からProfessionalまでインストーラは基本1つですよね。
    それについては、以前アクティベーション方法を含め記事に書いています。
    http://www.dtmstation.com/archives/51783983.html
    確かに最初にフリー版でインストールするというのも手ですね。

    2013年9月27日 10:28 午後
  • イレブソ

    いつもタイムリーな情報発信ありがとうございます
    私はsonarを使用しているのですが、インストールがうまく行っても、結構そのあとも大変です・・・
    例えば、piaprostudioは重いようで、DAW側でバッファサイズを調整してあげないと、全然動かなかったり、いくら調整しても、声がぶつ切りになったりで、最終的な設定の落としどころにまだ苦戦中です。
    あと、sonar上にpiaprostudioを追加したあと、そのトラックを削除すると、削除したつもりでもpiaprostとsonarの関連付が残ってしまうのか、次から追加したトラックにエラーが起こり、尚且つ関連付されて残っているpiaprostも動かないという面倒な事象が起こっています
    みなさん色々つまづいているようなので参考にしていただけると幸いです

    2013年9月28日 3:05 午前
  • 藤本健

    イレブソさん
    情報ありがとうございます。
    SONARおよびSinger Song Writerに関しては、Piapro Studioとの相性問題がいろいろと
    報告されているようです。安定して動かすのは、なかなか難しいかもしれません。

    2013年9月28日 7:27 午前
  • greentap

    お世話になります。
    藤本さんの記事で救われました・・・。
    アクティベートはうまくいかず、しかもStdioOneにPiapro Studioが認識されず、で途方に暮れていました。
    私はDTMを始めようとしたばかりで、DAWも体験版以外は、今回が初めての購入です。
    ボカロに魅力を感じて、楽器もほとんど弾けないのに、初音ミクV3を手に入れました。
    (しかも、おそらくDTM入門最年長では?)
    昨夜、やっと藤本さんの記事を読みつつ、なんとか正常にインストールすることができました。
    ただ、なぜかStdioOneで、デモソングが時折再生されず音無しループ状態になったりしますが・・・ここはこれから調べていこうと思います。
    私のような者にとっては、藤本さんの「DTMステーション」は、とても理解しやすく、初心者視点を常に心がけていらっしゃることもよくわかり、とても勉強になります。
    これからもずっと拝見させていただきます!
    ありがとうございます。

    2013年9月28日 10:23 午前
  • クト

    昨日初音ミクを購入した者です
    はじめてボーカロイドを購入しいざやってみようとしたらpiaproが表示されず・・・
    こういうソフトに慣れていないので訳も分からず・・・
    貴方のブログを見なければ泣き寝入りするところでした
    本当にありがとうございます!

    2013年9月28日 11:13 午前
  • sasakure.UKファンの六花 iPad

    こんにちは。突然なんですが、DTMに関しては、以下のような製品を使用したいと思っています。
    ・Singer Song Writer 10 Professional クロスUPG版
    ・US-366
    ・NT1-A
    ・Proscreen XL
    ・VOCALOID
    以上です。ポップガードはAmazonでレビューの評価順で検索して見つけたものです。
    実は私、今日Singer Song Writer 10 Professionalをお店で試してみたのですが、
    MIDIデータを打ち込みたいのにどうしたらいいかわからなかったりするなど、
    難しく感じることがいろいろありました。Basic Master Singer Song Writer Lite 8を、
    読んで知っているつもりのはずが、難しく感じてしまいました。それでは、さようなら。

    2013年9月28日 5:30 午後
  • blindangel

    こんばんわ。初めまして
    情報ありがとうございました。ほぼPC初心者の状態でV3を購入したのですが、最後の最後でまったく手も足も出なくなってしまいました。piaprostudioを起動しようとすると、「vocaloid API内でエラーが発生しました。」
    と表示されてしまいます。一応ご指導のとおり、studio one 2 64bit版もDLしたのですが・・・・
    基本的に初心者のため、なにか肝心なものがぬけているのでしょうか。一応インストールガイドのとおりやってみたのですが、そもそもDTにはtinyvocaloid と studio one 2のアイコンしか作成されていません。これもいいんでしょうか。
    なお、PCはWin8のもので容量的には大丈夫のはずです。アンインストールをしようにもこわくてできません。
    非常に手前勝手な話ですが、何かアドバイスがあればよろしくご教授ください。長々と申し訳ありませんでした。

    2013年10月2日 2:15 午前
  • 藤本健

    blindangelさん
    こんにちは。大変そうですね…。
    私もそのエラーは見たことがないので、よく分かりませんが、VOCALOID APIの
    エラーが返ってくるということは、インストールに問題がありそうですね。
    デスクトップにその2つのアイコンしかないのは、それでOKです。
    TinyVocaloidを起動して、ミクは鳴らせますか?
    いずれにしても、うまくいかないようならアンインストールをして、やり直したほうがよさそうです。
    VOCALOIDは、完全に動くようになってからアクティベイトしたほうがよく、アクティベイトしなくても
    14日間は動作します。もしすでにアクティベイトしているのなら、一度、
    http://www.crypton.co.jp/mp/do/support/faq?id=484
    を見て、ディスアクティベイトしてから、再度インストールしてみてください。
    StudioOneのほうは5回まではインストールすることが可能なはずで、
    同じマシンであれば、2回目インストールしてもカウントにはならなかったように思いますが、
    どうなるかは私もよくわかっていないので、2度目のインストール後、PreSonusのサイトに
    ログインをして、状態を確認してみるといいと思います。
    お役に立てるといいのですが…

    2013年10月2日 6:59 午前
  • blindangel

    こんばんわ 藤本様
    ありがとうございます。インストール成功です!
    ご指導のとおり、アンインストールしようとしてコントロールパネルを見たらなんとAPI RUNTIMEを32bit、64bit両方入れていました。両方ともいったんアンインストールし、64bitで再インストール、さらにstudio one 2 も両方インストールしてしまっていたので、同様にアンインストール後64bitをこれは藤本様の本サイトの指示通りインストール。なんとミクさんの歌声をきくことができました。
    ひどく単純なことだったのかもしれませんが、このサイトに来てさらにコメントいただいていなければ、一人でオロオロするだけで15日目を迎えていたに違いありません。本当に本当に感謝しています。
    ありがとうございました。これからは拙いながらも頑張っていくつもりです。 深謝です。
    またまた、長々と申し訳ありませんでした。
    取り急ぎお礼まで。

    2013年10月2日 10:41 午後
  • 藤本健

    blindangel さん
    どうなるか心配していましたが、
    うまく行ってよかったです。
    ぜひ、いっぱい使って楽しんでください!

    2013年10月2日 11:58 午後
  • aaazz

    本当にありがとうございました。VOCALOIDはもとよりパソコンもほぼ初心者の自分は泣きそうでした。
    オペレーション・マニュアルをみながら画面とにらめっこし、どう見ても表示されてない事で絶望してました。
    仕事の移動中も、何度かマニュアルを最後まで読み返しても、記入されていてないのでお手上げでした。
    本当にありがとうございました。

    2013年11月28日 12:20 午前
  • 藤本健

    aaazzさん
    無事うまくいったようでよかったですね。この記事までたどり着いてもらえてよかったです!

    2013年11月28日 12:48 午前
  • まにゃ。

    初音ミクⅴ3をつい最近買ったのですが、ピアプロスタジオは問題なく使えるのですがstudioone2では音がでず、理由もわからないまま放置です。
    自分で打ち込んだのが再生されてはいるんですがきこえないのであまりつかえないでいます…
    オーディオ機器の設定とかは何度も確認したんですがばっちりなんです…
    なんで音がでないのでしょうか。

    2014年1月14日 9:31 午後
  • 初心者

    こんばんわ!
    Mac版初音ミクV3を最近買ったのですが、インターフェースとiRigのつなぎ方がよくわかりません。
    色々調べたのですが記事が少なくて、此処に行き着きました。。。。
    まず、iRigをつなぐ事はできるのでしょうか。
    いきなりすみません。
    今までprottoolsでしかやってこなかったもので。

    2015年2月1日 10:52 午後

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