実はCDが売れてないのはメジャーだけ!? 万単位の人が押し寄せ、CDを買い漁る、音系・メディアミックス同人即売会[M3]

先週、10月29日に音系・メディアミックス同人即売会 [M3](エム・スリー)が東京流通センターで開催されました。春と秋、年に2回のペースで行われているM3、まだご存じない方もいると思いますが、初めてこの様子を見たら、カルチャーショックを受けること間違いなしのイベントなんです。「CDが売れない」、「音楽が売れない」と言われている昨今ではありますが、ここには日本全国から万単位での人が訪れ、各ブースに行列をなして、CDが飛ぶように売れていくんです。

膨大な広さの会場には、1,000以上のサークル、個人がCDを販売するブースがズラリと並び、そこにおびただしい数の人が詰めかけるという構図。これを見ると「どこがCD不況なのか?」と思ってしまいますよね。しかも開催時間は午前11時~午後3時半までという短期決戦で、開催日もたった1日だけというのも面白いところ。同人即売会だから、メジャーはおらず、インディーズ、個人ばかりですが、著名なプロも結構見受けられるのも昨今のM3の特徴です。今回、私も久しぶりM3に行ってきたので、会場で見つけた知人を写真で紹介しつつ、M3とはどんなイベントなのかを紹介していきます。また記事の最後では、DTMステーションとしての決意(!?)を宣言しますね。


とにかく膨大な人たちがCDを買いに集まりごった返す、M3


今秋のM3は、まさに台風22号が東京を直撃するタイミング。私は開場となる11時の少し前に到着したのですが、外はまさに暴風雨。そうした中、みんなおとなしくM3準備会のスタッフの方々の指示にしたがって、列を作って数千人の人たちが待っていたんです。


M3準備会のスタッフの指示に従って先頭で入場してくる来場者

今回は許可を得て、事前に中に入って、みなさんが入ってくるのを待ち構えていました。押し合いのパニック状態になったりしないのだろうか……と心配していたけれど、混乱はなく、すごく行儀がいいんだなぁ、と感心したしだい。とはいえ、開場後5分もすると、場内はもう人、人、人、人というすごい混雑状態になっていきました。

YUC’e(@yuce_e)さん(左)とNor(@NOR0910)さん(右)


新譜Future CakeがSpotifyのバイラルトップ50(日本)の1位を連続10日間記録し、ノリにノってるYUC’eさん。M3では、Norさんとの共作アルバムをリリース。使用DAWはCubase Pro 9

人気のブースでは、整理券を配布したり、整理員の人がプラカードを持って行列を案内する……といった光景が随所に見られます。1,000を超える各ブースでは、ミュージシャン自身がCDを手売りしているのですから、ファンからすれば、まさに大チャンスなわけです。

朝日太一(@TaichiGENIUS)さん(左)とイマイケンタロウ(@aprils_imai)さん(右)

ジーニアスの朝日さんと、CTO LABのイマイさんがVIRTUALBOYSというユニットを組んでの参戦。2人ともDAWはCubase。今回の音源にはYMCKさんのMagical 8bit Plugを主に活用

ボカロ系、東方系はもちろん、ロック、ジャズ、フュージョン、クラシック、民族音楽……と、もうあらゆるジャンルのミュージシャンがここに集結し、ここでCDを売っているわけですね。また、このM3開催日に新譜をリリースする人も多いため、それを目指して日本各地からM3めがけてやってくるわけです。

許瑛子(@kyo_eiko)さん(中央)を中心とするkurnauとシンガーソングライターのみなさん

作詞家の許さんを中心とするkurnauでは2018年制作のボイスドラマ「絵術師ルミナと神様の筆」続編の応募要項と応募用楽曲CDを無料頒布。キャスト&歌い手募集とのこと。写真は木村真紀さん(左上)、池間史規さん(中上)、aya Suekiさん(右上)
もちろん、大人気ブースがある一方で、人があまり来ないマイナーブースもいっぱい。とはいえ、M3の来場者は、何か気に入る音楽はないだろうか……と会場内を散策しているので、ここで面白い出会いもいろいろあるみたいですよ。ブースによっては、CDプレイヤーとヘッドホンを用意してその場で聴けるようにしていたり、中にはサンプルCDを配布するところも。それぞれ、いろいろな工夫をしているんですよね。
ねじ式(@nejishiki0221)さん

新アルバムリリースとともに、無料CD頒布も行っていた、ねじ式さん。使用DAWはCubase Pro 8.5。音源はAddictive DrumsAddictive Keysなどを使っているとのこと
ブースサイズは、間口60cmでイス1脚というミニ、間口90cmのシングル、180cmのダブルと大きく3種類があり、サークルの規模によって、いろいろ。その出展料金=参加費はミニなら4,000円、ダブルでも11,300円と手ごろなので、気軽に出展できるというのはミュージシャンにとっても大きな魅力です。
Heaven+Hell Music(@the_greedd)のみなさん


ボーカルの渡辺由紀(@kikikira2)さん、Guitar & Keyboardの須藤祐(@you_gt)さんなど、プロメンバーによるユニット。Cubaseで制作し、Studio Oneでマスタリング。

実際、この10月29日のM3は、4か月前の6月12日~30日に参加の申し込み受付を行っていたそうですが、申込者全員が出展できるというわけではなく、抽選となっているようですよ。それだけ多くのミュージシャンがいて、それを求める音楽ファンの人がいるという証拠でもありますよね。
ぽらぽら。(@poraporanet)さん

エレクトロポップをベースを弾きながら歌う、ぽらぽら。さん。トラック制作はAbleton Liveを使う一方、ボーカル録りはSONARを使っている。音源はほぼKORG Legacy Collection

ちなみに、M3会場で、多くの人が並んでいるブースは、たいてい壁側だったり、列の先端の大きい通路側にあるのですが、これってどうしてだかご存じですか?別に、本人が希望してそういう場所になっているわけではないんです。各ミュージシャンは、ミニ、シングル、ダブルというサイズを指定して申し込んでいるだけなのにに、うまいことにいい場所に配置されるんです。

中原涼(@nakaharasuzuka)さんと細井聡司(@hosplug_hosoi)さん

元ボーカロイドストア店長でもある中原さんと、ゲーム音楽家の細井さんとの合作。細井さんがLogic&SynthMaster、Ivory Pianoなどでトラックを作り、中原さんがCubaseでボーカル録音
これこそが、M3準備会の実力なんです。M3には基本ボランティアのスタッフが数多く参加しています。カタログ編集や定期通信の発行をする人、即売会の事務を仕切る人、会場運営をするスタッフ……、などなど多くの方がいることで、M3が毎回スムーズに運営されているわけです。

Nina Branch(@ninabranch)さん(左)とはりぃ(@studioharry)さん(右)

YAMAHAのNetduettoの開発者でもある、はりぃさん。M3常連で、10年近く出展しているそうです。DAWはReaperを使用。音源はKONTAKTが中心とのこと

ブースを出展するサークル参加を兼ねながら、このスタッフをしている人も多いそうですが、共通しているのは音楽が好きで、同人活動が好きな人であること。だからこそ、このスタッフの情報力はすごいんです。Twitterのフォロワー数や、ニコ動、YouTubeなどの動画再生数、もちろんそれぞれのミュージシャンの活動内容などもしっかり把握した上で、どの参加サークルに人気が集まるのかの予測をし、それに応じたブース配置を行っているんですね。この情報力の凄さは驚くばかりですが、時にはブースの配置を決めた後に大ヒットして、狭い場所にお客さんが集中してしまうこともあるんだとか……。そうしたハプニングもM3ならではの面白さかもしれません。

M3の入場券代わりとなる、カタログ。入場する際には、かならずこれをスタッフに見える形で提示する必要がある
ところで、一般来場者がM3の会場に入るためには、入場チケット替わりとなるカタログを入手しておく必要があります。これは全国のタワーレコード、とらのあな、アニメイト、メロンブックスなどで販売されているので、事前に入手しておくのがスムーズに入場できるポイントです。もちろん、当日会場でも購入可能ですよ。

会場を見て回っていて、結構目立っていたのが学校のサークルです。早稲田大学作曲研究会東京工業大学デジタル創作同好会、東京農工大学 作曲・DTMサークル、学習院大学コンピュータ研究会、東京工科大学テクノ同好会……といろいろあるのですが、会場を歩き始めて、すぐに見つけて驚いたのが、音楽学校メーザー・ハウスの同好会でした。そう、私と作曲家の多田彰文さんとで隔週放送しているDTMステーションPlus!は、現在、メーザーのスタジオから放送しているのですが、そこの先生たちがいっぱい集まっていたのです。
メーザー・ハウス(@mesarhaus)の有志、MCLのみなさん

メーザー・ハウスのみなさん。15人(ユニット)がそれぞれ曲を持ち寄ってアルバムを制作。先生たちも全面的に協力して作り上げたとのこと。今回がM3初出展とのことでした。

話を聞いてみると、MCLという同好会名で今回M3に初参戦したのだとか。メーザーの在校生、15ユニットがあつまり、1つのアルバムを完成。ジャケットのイラストは日本工学院のデザイン科の学生が描く形で作られた作品をみんなで売っていました。

みるくてぃー(@milk_tea_0712)さん

メーザー・ハウスのレコーディング課に通う傍ら、DTM女子として活動し、ときどき地下ライブでも歌っているという、みるくてぃーさん。Pro Toolsでボーカルを録り、Melodyneで自らピッチ編集

聞いてみると、授業で扱っているLogicで制作している人が大半でしたが、中にはCubaseを使っている人、FL Studioを使っている人もいました。1つのアルバムではありますが、中身のジャンルはいろいろ。最終的には先生がマスタリングを行っているとのことで、学校あげてのお祭り的なものになっていたようですね。

氏家克典(@Katsunori_UJIIE)さんが、KDJ-ONEのデモを実演
このM3ではミュージシャンがブースを出して出展するエリアが大半を占める一方、企業出展エリアというのもあり、DTM系メーカー各社も出展しています。一番大きいスペースで出展していたのはゲーム機風DAW、KDJ-ONEを間もなく発売するサイバーステップ。サイバーステップでは、別の部屋も押さえて、氏家克典さんによるデモ演奏なども行われていましたが、その様子は改めて別途記事で紹介する予定です。

セミナールームで行われたKDJ-ONEの実演には在京・地方のテレビ局が5社も入って撮影
一方、コルグでは間もなくリリースする予定のKORG Gadgetの新バージョンを参考出品。これには、なんと隣でブースを構えていたDotec-Audioとコラボで、あのDeeMAXが搭載されるのだとか……。

フランク重虎(@thevalkilly)さん、飯島進仁(@shinji_fmfm)さんによるDotec-Audio(@DotecAudio)はKORGとコラボして、KORG GadgetにDeeMAXを搭載
さらにコルグ関連では、Nitendo Switchを使った4人対戦型のKORG Gadgetも来春リリース予定で、開発中とのこと。こちらはM01DやDSN-12などでもお馴染み、佐野電磁さん率いるDetuneからの発売になるようですが、Gadgetの音源をそのままに、4人がコラボしながら音楽を作っていけるとのことなので、なかなか楽しみです。

佐野電磁(@sanodg)さん(中央)は、来年3月ごろをメドにNintendo Switchで動くKORG Gadgetを開発中。リリースは佐野さんのDetuneからとなる模様

一方、プロ向けのプラグインメーカーとして定評のあるA.O.M.も企業ブースを出していました。ここでは、各種プラグインを展示している一方、こっそり新プラグインのベータ版を出していました。聞いてみたところ、これは年内発売目標で開発しているSAKURA DITHERというもの。シェーピングなどとは異なる秘密の技術を使ったもので、ビット深度の変換をした際のザラつきをなくしてくれるのだとか……。展示されていたのはUIのできていないエンジン部分でしたが、これも楽しみなネタです。

A.O.M.が開発中のSAKURA DITHER。画面は動作チェック用のもので、現在UIを制作中とのことですが、かなり滑らかな音になるディザーとのこと
さて、最後にDTMステーションとしての発表を。実は、今回M3に行った最大の理由は、偵察・下見でした。来年4月末に予定されている次回のM3に、DTMステーションとして参戦しようと思います!

もっとも、私が歌うとか曲を作るというわけではなく、DTMステーションPlus!でもお馴染み、作曲家の多田彰文(@akifumitada)さんと組んで、「DTMステーションCreative」というレーベルを立ち上げ、次回M3でのリリースに向けて作品作りに取り組んでいく所存です。まだ秘密ですが、某人気シンガーさんを起用する形で、現在制作に着手したところ。もちろん、ヒット曲を目指してのリリースですよ!

今後、その制作過程なども紹介するとともに、実際のお金の動きがどうなるのか、すべてガラス張りで公開してみよう…と多田さんと打ち合わせているところです。まあ、ホントに次回M3に出展できるのかは、実際に応募して、抽選に当たらないと話にもならない、まだ仮定のことではありますが、その辺のことも含めて随時紹介していきますので、お楽しみに!

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Commentsこの記事についたコメント

29件のコメント
  • 名無し

    成程、こんな感じなんですか…。
    何となく名前くらいは知っていましたが、何となく敷居が高そうでした。
    と言うのも私の勝手な想像だとコミケとかの音楽版みたいな感じで、アニメやボカロに詳しくないと門外漢臭が凄いのかなと言うイメージで…。
    実際に記事内のミュージシャンの方々のCDジャケットを拝見するとアニメに詳しくない私としてはちょっと二の足を踏むと言ったところでしょうか。
    ちなみに楽曲投稿サイトnanaもDTMステーション様で以前、「中高生が多い」とありましたが、「おじさんは若者の好みの曲がわからん!」って感じで二の足を踏んでます(笑)。

    2017年11月5日 12:15 PM
  • 通りすがり

    ここ数年行けてないですけどあの空間は楽しいですね。
    出来は色々ですがメジャーには無い熱情を感じるんで行ってました。

    2017年11月5日 2:50 PM
  • アクアパッツァ

    インディーズの人は、CDしか販売方法が無い人も多いのではないでしょうか。
    音楽配信サイトも、売れなくても月単位でお金取られる所も多いですし、なかなか踏み込めない
    のも大きい気がします。
    M3みたいなイベントはいいですね。
    企業ブースもある所が素敵です。
    是非関東圏以外での開催も実現して欲しいですね。

    2017年11月5日 3:17 PM
  • ジョン万次郎

    CDを作るのが目的なのか売るのが目的なのか、売るなら売るで利益が目的なのか、利益度外視で参加する事に比重を置いて趣味の延長なのか、M3はそれが混在している。メジャーでは趣味やボランティアでは成り立たない。それを同じテーブルで話しするのは少し疑問、その辺りももう少し掘り下げた内容だと面白い記事になるかもね。

    2017年11月5日 3:45 PM
  • 名無し

    よくインディーの盤を買うと、CDと言って売ってるのにCD-Rだったりするのですが、このイベントぐらいになるとまさかそんな事はないんでしょうねぇ〜。

    2017年11月5日 5:30 PM
  • 名無しさん

    CD-Rでお前に何の不利益が?

    2017年11月5日 6:48 PM
  • 名無しさん

    WAVとかFLACのデータディスク売ってんじゃないの?「CD」だとハイレゾじゃないもんねえ。

    2017年11月5日 7:54 PM
  • ・・・

    いやあ! 凄く面白そうですね! 私は同人誌のコミックマーケットに、のこのこと迷い込んだことがありますが、あれくらい大きくならないかなw配信にばかり流れが行かないのが、良いですね。ライブと同じで、やはり出掛けたいのは、あるのでしょうね。
    新レーベル、是非思いもかけないような大成功になることを、お祈りしています!
    あと、逆に、M3会場のような賑わいを持った、配信曲の上手い具合のネット上の、熱気ある仮想空間?(メジャー以外での)みたいなの、出来ないですかね(もう何かしら、あるんでしょうか)。

    2017年11月6日 2:07 AM
  • M-F

    お祭りのような雰囲気が楽しいのでしょうかねー?もしネット販売でいつでも誰でも買えるような窓口があっても沢山売れますかねー?秘境在住のアーティストとしてはネット販売が助かるんですけどねー(笑)。

    2017年11月6日 2:32 AM
  • タケシ

    CDは早く日本の世の中から消えて欲しいです。
    CDビジネスを続けてる限り、日本は音楽ビジネスで海外からどんどん取り残されると思う。
    ガラパゴス化の原因になるでしょう。
    M3は、その場でスマホに曲をダウンロード出来るようにするとか、そういう新たなシステムを導入して欲しいですね。

    2017年11月6日 5:44 AM
  • Blog閲覧者

    「M3が何だか盛り上がっていて楽しそう」,「それはなぜなのか」ということを伝えたいのであれば,CDがどうとかそういうことは表層のことであってあまり本質ではないように思います.どんなメディアを通して頒布しようとも,採算度外視で頒布物を作る場合もあるでしょうし(商業との大きな違い),その他莫大な労力と時間とを使ってみんなあの場に集結するんです.
    何か月も前からサークル員と打ち合わせを行いアルバム企画を作り,本業の合間に楽曲を作り,ジャケットイラストを描き,それを形にする.抽選を突破して,計画を立て地方から交通宿泊費をかけて出てくる.あの数時間にその労力やら時間やら金やらの成果が出るかがかかっているんです.だからこそエネルギーが満ち溢れた雰囲気ができるのではないでしょうか.出展者の人気不人気を問わずほとんど皆,本気なのは同じなように思います.
    「受け取って欲しい」と「受け取りたい・見つけたい」という気持ちがかち合う場であるということも,エネルギッシュであるように感じられる要因であるように思われます.この人の・このキャラの・このジャンルの音楽をもっと欲しいっていう,いわば特殊な性癖をこじらせてしまった人が寄り集まって,その人たちの間で取引が同時多発的に起こっているというところが興味深い点なのではないでしょうか.
    私がこの記事を読んで不満に思ったのは,表層に表れている具体例をレポートしているだけでこのようなことが十分に言語化されておらず(タイトルにおいて)全く見当違いに思える点を誇張されているからです.なかなかやる側になってみないと気づかないものだと思いますので,今度お出になる時にはぜひそこら辺のことを感じ取っていただきたいように思います.
    (続きます)

    2017年11月6日 7:13 AM
  • Blog閲覧者

    >もっとも、私が歌うとか曲を作るというわけではなく、
    しかし藤本さんご自身が制作に関わらず御名のみによって出展するのであればそれらのことを実感されることもないでしょうし,それが参加者に好意的に受け入れられるとは限りません.藤本さんは頒布物自体に対してどのような精神的コストをどれぐらい支払われるのかという点に関心を持つ人も少なからずいるのではないかと思います.制作の過程を報告することはもちろん重要でしょうけれども,それは制作者本人でも行える副次的なものなのではないでしょうか.
    >M3とはどんなイベントなのかを紹介していきます
    とのことですので,私としてはもう一歩立ち入ったところまで感じて書いていただきたかったのです,長文失礼いたしました.

    2017年11月6日 7:13 AM
  • もう高校生

    ※5
    かれらが見て欲しいのは勿論マスタリングの腕前では無いし、この前完成した音源の半永久的な保存をここM3にて実現しそれを擦り切れるまで聴き続けて欲しいなどという物ではないのだから、
    仮にカセットテープであっても本質は変わらんのですよ
    逆の方向に敷衍してみるなら、
    たとえば映像と音楽の融合を試みる綜合藝術に於いて
    その映像が総て損なわれていたとき
    その音質が如何に良けれど意味が無いのですよ
    「ここでは何をどうしておくのが丁度いいのか」というのは環境や人にそれぞれです。
    作り手が見られるべきは此処也と、謂はば手打ちにしたポイントを
    君は億劫がらずに見つけなさい。何でもプロクラス何でも高音質何でも高品質何でも適正価格云々じゃありません。
    もしそれが本当に音の極みであれば、その時求めなさい。
    例えば貴族の為の劇場公演の如きは、音質の至高たるを以て臨場感と云うものを味あひ尽してこそとハイレゾをポチるのもわかります。
    或は好きなバンドの新譜であれば、あゝつはものどものの厂史たれぞ堰かれんとCDをポチり最高のパッケージを棚に飾るのもわかります
    でも所詮インディーだろインディーなんて8割はクソ曲焼かれたCD-Rが可哀想になるくらい資源の無駄遣いなんだから文句言うな

    2017年11月6日 12:14 PM
  • 古参

    ここ5~6年はダンスミュージックのジャンルで外国人のお客さんも増えてきました
    海外から頼まれているバイヤーさんもいますね

    2017年11月6日 1:53 PM
  • ・・・

    Blog閲覧者さん
    あなたの(やや)長文を読んでいて、少しご自分の思い入れの押し付けが過ぎると、思いました。
    沢山の人ががやがやと押し寄せて、熱気がある会場のリポートとして、本記事は十分に興味深く読めましたし、
    藤本さんが新レーベルを次回出展されると言うのも、今回も出展している沢山の商業ベースのブースなどとも併せ考えて、「しかし藤本さんご自身が制作に関わらず御名のみによって出展するのであればそれらのことを実感されることもないでしょうし,それが参加者に好意的に受け入れられるとは限りません」などという、きつい嫌味で出鼻をくじかれる必要は、一切無いと感じました。
    あまり「純粋な熱意だけがある者の集まりであるべきだ」という考えに凝り固まらず、祭りの会場として、人が集まる場の盛り上がりとして、楽しんで寛容に受け止めればいいのでは、ないでしょうか?

    2017年11月6日 1:56 PM
  • 通りすがり

    いまだにCD使ってる時点で遅れてる
    参加者から大金集めてるんだからダウンロードシステムぐらい作ってやれよっていつも思うわ
    SoundCloudの方がはるかに曲を探すのに向いてる 純粋に曲を探すというのであればね

    2017年11月6日 1:58 PM
  • 来年はサークル側として参加したい

    提供媒体について騒いでいる人はなんなんでしょうね。
    M3は大賑わいです。つまり現状で受け入れられているということです。
    これが現実です。
    個人的見解の押しつけは見ていて気持ちいいものではありません。
    そういうのはTwitterあたりでつぶやいていたらどうでしょうか?
    話変わりますが、M3のあの雰囲気、熱気があっていいですよね。
    生演奏をあの会場でどう展開していくかはまだまだ再考の余地があると
    思いますが、少しずついい方向に向かうことを期待しています。
    あと、そろそろ会場が手狭になってきている感じもします。
    スペース料があがってしまうとは思いますが、
    一度くらいは桜木町のパシフィコ横浜あたりでM3を開催してほしいですね。

    2017年11月7日 3:39 AM
  • ...

    M3が今では幅広いジャンルを受け入れていてアニメやゲーム系に縁がない層にまでリーチしているとはいえ
    元々はコミケ系の同人音楽から派生してきたものであることはやはり根強く根幹に残っていると思うよ

    2017年11月7日 6:17 AM
  • ・・・

    今のリアル空間でのお祭り、「アーチストに会える」ような熱気のある形も、大事にしながら、
    たとえば、グーグルマップのストリートビューのように、そこにオレンジの小人を落とせば両側の出店がリアルに見えて、そのそれぞれの出店に付いているボタンをクリックすれば、有料配信なり、CD通販のページに飛べる、仮想空間。
    とか、数年後に向けて、さらに「攻めの姿勢」で、どんどんイノベーションが進めば良いと、自分は思います。

    2017年11月7日 7:33 AM
  • タケシ

    アメリカや中国の音楽イベントなら、CD配布は時代遅れでやらないでしょう。
    私はそこに危機感を感じたのです。
    世界のグローバルスタンダードから外れてるなと。
    時代の変化に対応出来なくなった時、その国の衰退が始まると思ってます。

    2017年11月7日 8:31 AM
  • マジレス

    メジャーの枚数ではない。

    2017年11月7日 2:36 PM
  • X

    >>20
    確かにこれは言える 日本っていまだに現物信仰がひどすぎるんだよな
    木手はソフトなのに手にさわれる媒体で一つの作品として完成していないものは作品として認めないみたいな風潮ね
    なんだろうな精神的に遅れてる気はする
    あまり無視できんとは思うよ
    特に音楽という無形のコンテンツを扱ってrう人間連中なら特にね
    自覚はしたほうがいいテーマだと思う

    2017年11月8日 4:15 PM
  • 匿名性

    音楽を聴くという体験を売るんですから、配信媒体による体験がそれに含まれるのもよいと思います。ウェブでパッとやってそのままスマホで聴くのも手軽に色々聴けてよいですし、こういう場で「媒体を手に入れる」という体験がもらえるならそれもまた一興。作り手を生で見られるってのもなかなか無い機会になりますしね。
    音楽の価値観は十人十色なんだから、演る方も聴く方も、新しいもの古いもの好きなように雑食でいけばいいんじゃないかと私は思いますよ。

    2017年11月8日 10:57 PM
  • CD否定とかwwデジタルデータでいいならわざわざ会場借りてまで手売りする必要ないじゃんw
    デジタルデータをネット販売すればいいだけ

    2017年11月10日 6:38 AM
  • 閲覧者A

    内容自体は至って常識的だけど、煽るようなタイトルだから何か言いたくなる気持ちはわからんでもない。

    2017年11月11日 3:07 AM
  • wwww

    CDが国際化がとかいってるやつはこんな時代遅れのイベントとか捨て置いてぼくのかんがえたさいこうのおんがくいべんとを盛り上げていけばいいんじゃないですかね

    2017年11月11日 6:51 AM
  • 警察へ通報しました

    >26 wwww 2017年11月11日 06:51 id:bVDnwmrl0
    >CDが国際化がとかいってるやつはこんな時代遅れのイベントとか捨て置いてぼくのかんがえたさいこうのおんがくいべんとを盛り上げていけばいいんじゃないですかね
    誹謗中傷ならびに荒らし行為は法律で禁止されてます。
    あなたのIPアドレスを警察へ通報しました。

    2017年11月13日 7:06 PM
  • 林 愛一郎

    〉私が歌うとか曲を作るというわけではなく
    そんなこと言ってないでドラムでもカホンでも藤本さんも是非是非w

    2017年11月14日 2:28 PM
  • TEST

    >>27
    荒らすな。

    2018年3月26日 3:41 PM

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