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氏家克典さんがデモする、多彩な音色、機能を持つKDJ-ONE

先日「実はCDが売れてないのはメジャーだけ!? 万単位の人が押し寄せ、CDを買い漁る、音系・メディアミックス同人即売会[M3]」という記事でも書いた通り、10月29日にDTMユーザーにとっての祭典ともいえるM3が行われました。そのM3では、アマチュアからプロまで、音楽制作する人たちがブースを出してCDの販売を行う一方で、企業出展エリアにはKORG、クリプトン・フューチャー・メディア、Dotec-Audio、A.O.M.などDTMの世界でお馴染みの企業がいろいろ。

 

その中で、今回ピックアップするのは、KDJ-ONEを開発するオンラインゲーム企業、サイバーステップです。このサイバーステップのブースでは、量産直前バージョンの実機を触って遊べるようになっていたほか、セミナールームでは、キーボーディストである、お馴染み氏家克典(@Katsunori_UJIIE)さんがKDJ-ONEのデモを行っていたのです。「実際どんな音が出るのか気になる」、「どうやって曲を作るのか知りたい」という人も多いと思うので、当時の様子をビデオで紹介する形でKDJ-ONEについて紹介していきましょう。


M3のセミナールームで行われた氏家克典さんによるKDJ-ONEのデモを紹介


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KDJ-ONEについては「ゲーム機風小型DAW、KDJ-ONEがついに生産開始!Makuakeでは20~33%オフ価格で予約受付中」という記事で、1か月前に書いたばかりなので、概要についてはそちらの記事に譲ります。

5つのカラーバリエーションがあるKDJ-ONEは現在、Makuakeにてクラウドファンディング実施中

が、氏家さんもデモの冒頭で、KDJ-ONEとは何なのか、簡単に紹介してくれているので、まずはそちらをご覧ください。

 

どうですか?小さな機材ではありますが、ここにはさまざまな機能が搭載されているし、たくさんのサウンドが詰まっているのです。なかでもKDJ-ONEで特筆すべきはパターンと呼ばれるフレーズが、予めいっぱい収録されていることです。

 

ビデオの中では氏家さんがたくさんのパターンを呼び出して再生させていますが、かなりさまざまなジャンルのフレーズがありますよね。このビデオの音は基本的には、KDJ-ONEのライン出力から取り込んだものですが、画面の左右にはスピーカーが内蔵されており、本体だけでも結構大きな音で鳴らすことができるのも楽しいところです。


端子は左から、ヘッドホン出力、ライン出力、ライン入力、マイク入力となっている

 

ビデオを見てもわかるとおり、ライン出力は手前の左側にあるのですが、さらにもう一つ左側にはヘッドホン端子も用意されているので、細かな音のニュアンスを確認するのであれば、ヘッドホンを使うのもいいですね。

USB端子にMIDIキーボードを接続すれば、キーボードでKDJ-ONEを演奏することも可能

また右側にはUSB端子が3つあり、ここに各社のUSB-MIDIキーボードを接続すれば、このキーボードを弾いてKDJ-ONEのサウンドを演奏することもできますよ。ただし、私もちょっと使ってみたところ、ある程度のレイテンシーはあるようです。測定はしてませんが、300msec程度でしょうか……。そのため、リアルタイム演奏用としては、やや弾きにくい面もありますが、KDJ-ONEは打ち込みが中心の機材ですから、入力補助機能として考えれば、かなり便利な機能として利用できそうですよ。ちなみに、レイテンシーはUSB-MIDIキーボードで弾いても、本体の液晶パネル下にある小さな鍵盤を弾いても反応は同じですね。この辺は今後のファームウェアアップデートに期待したいところです。

KDJ-ONEを使ってその場で曲作りを実践する氏家さん

では、このKDJ-ONEを使ってどうやって曲を作っていくのでしょうか?KDJ-ONEのキャッチフレーズとして「これ1台で5分で楽曲が作れる」とありますが、それがホントなのか、氏家さんが実践してくれました。

 

この氏家さんのプレイを見ていると、すぐにでも触ってみたくなると思いますが、DAWやMIDIシーケンサをご存じの方であれば、比較的オーソドックスな機能ともいえそうですよね。

KDJ-ONEでは6つのトラックを使って曲作りを行っていく

KDJ-ONEには6つのトラックがあり、それぞれにドラム、ベース、シンセサイザ、SE音などを入れて曲を作っていくわけです。そして、ここでポイントとなるのは、KDJ-ONEに搭載されている音色です。このビデオで紹介しているのは、膨大に用意されているKDJ-ONEの音色のごくごく一部ですが、かなりのバリエーションがあることが分かると思います。また、音色のほうもなかなかグッとくるいい音ばかりなんですよね。

1000を超える膨大な音色を搭載しており、いずれもKDJ-ONEオリジナルとなっている

実はこの膨大に用意されている音色は、すべてサイバーステップが独自に作った音色とのこと。だから、GMとかGS、XGなどに縛られず、まさにKDJ-ONE独自のサウンドであり、独自の配列になっています。これだけのサウンドが鳴るというだけでも十分買い、という気がします。

ピアノロール表示のSCORE画面でMIDIの打ち込みができる

さて、ここまでやってきたのは、MIDIを使った打ち込みです。ここからはさらに発展させていくので、次のビデオをご覧ください。

 

このようにMIDIでリアルタイムレコーディングしたデータをピアノロール画面でエディットすることもできるし、音色を変更したりも可能なのですが、KDJ-ONEが「ポータブル・オーディオ・ワークステーション」と名乗るゆえんは、もちろんオーディオを扱えるからです。ただし、このオーディオ機能は普通のDAWとはちょっと違うんです。

サンプラー機能を使うことで、マイクからレコーディングすることもできる

このビデオで氏家さんが行っているように、トラックそのものにレコーディングしていくのではなく、サンプリングという手法を使うんですよね。サンプリングした音をMIDIに割り当てるので、録ったら、すぐに鍵盤に割り当てられて、ピッチを変えることも可能です。

 

KDJ-ONEの正しい使い方かどうかはともかく、メモリー容量はふんだんにあるので、1曲分まるごとサンプリングして、オーディオトラックのように扱うことも可能とのことです。なお、このサンプラーの画面、ほかの画面と比較してかなり簡素な感じですが、サイバーステップによると、まだここのGUIができていないので、発売までにもう少しカッコいい画面に差し替えるか、場合によってはリリース後にファームウェアアップデートなどで対応させるとのことですよ。

 

そして氏家さんが最後に紹介してくれたのが6つあるトラックのミックスダウンと、SONGモードについてです。

 

このビデオでもわかるとおり、タッチパネル画面に表示される6つのトラックにおいて、フェーダーを指で触れば、それを動かすことができ、オートメーションの記録も可能になっています。また用意されている音色はもちろん、サンプリングしたサウンドについても、フィルターやエンベロープを使って自由にエディットしていくことが可能になっています。


サウンドは、まさにシンセサイザとしてフィルタをかけたり、LFOを使うなど自由にエディット可能

さらに完全に独立した2系統のエフェクトも搭載されているので、リバーブ、コーラス、ディレイ、ディストーション……と各トラックにかけていくことも可能となっていますよ。


独立した2系統のエフェクトも搭載されている

さらにできあがったパターンをSONGモード上に貼り付けていくことで曲を作り上げていくことができるわけですね。なお、KDJ-ONEではMIDIの入出力もできるし、予め用意してあるオーディオファイルを取り込んでサンプラーに割り当てることも可能。もちろん、完成した楽曲をオーディオファイルとしてエクスポートすることも可能など、PCとの連携も存分にできるようになっていますよ。


SONGモードで、パターンを並べて曲を構成していく

以上、M3での氏家さんのデモを元にKDJ-ONEを紹介してみましたが、実はこの2日後に、DTMステーションPlus!においても、KDJ-ONEを特集しています。この日は、声優の田村響華(@tamura_kyoka)さんをゲストにお招きしていたのですが、こちらも、なかなか面白い番組になりました。

第93回のDTMステーションPlus!、左上が私、右上が多田さん、下は左から大和田豊さん(サイバーステップ)、田村さん、高橋亮太さん(サイバーステップ)

DTMに興味はあるけど、まだDAWを触ったことがないという田村さん、そして番組スタートまで、あえてKDJ-ONEにまったく触れなかった作曲家の多田彰文さんの二人が、超短時間でKDJ-ONEで短いフレーズの曲を作ってしまうところは、ぜひ見て欲しいシーンですね。

 

その第93回のDTMステーションPlus!の特集、今回は初の試みとしてDTMステーションPlus!のYouTubeチャンネルに登録したので、これでいつでも見れるようにしてので、じっくりご覧いただければと思います。

 

なお、KDJ-ONEは現在、Makuakeでのクラウドファンディング実施中です。上記の番組内でも告知があるとおり、来年79,800円(税込み)で発売される予定のKDJ-ONEが、現在は20~33%オフの価格で、Makuakeでの予約販売がされています。もっとも、生産に時間がかかるため、Makuakeで購入した人の手元に届くのは2018年3月ごろが予定されているようですが、気になる方は早めにチェックすることをお勧めします!

【価格チェック&購入】
◎Makuake ⇒ KDJ-ONE

【関連情報】

KDJ-ONEクラウドファンディング(Makuake)
KDJ-ONEサイト

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Commentsこの記事についたコメント

10件のコメント
  • まっくす

    レイテンシが…無くなってる…!?
    昔の氏家KDJ動画ではレイテンシのせいで打ち込みに支障が出ていて、
    はじめて触るkdjとか言う動画でもレイテンシが改善されていないように見えたのに…

    2017年11月7日 8:40 PM
  • マシーン

    midiの入出力と書いてありますが
    KDJ-ONEから外部のハードシンセを6台までならせたりとかはさすがに出来ないですよね、、?

    2017年11月8日 10:05 PM
  • iPadで良くね?

    2017年11月9日 1:19 AM
  • DJ

    レイテンシ300msecかぁ。リアルタイムレコーディング派の自分にはかなりキツいなぁ。製品の完成までには改善されてますよね?

    2017年11月9日 5:44 AM
  • 申し訳

    10年前なら飛びついて予約したのに、
    iPhone Xでガレバンを操ってる自分には、手が出しにくいですw。

    2017年11月9日 2:10 PM
  • いち

    MIDIキーボードを繋いでもそのレイテンシーというのはおぞましいスペックですね
    やはりOSの問題でしょうか?
    無理にタッチパネルまで搭載してQY以下というのは物悲しい…
    QYにはあったコード入力もなさそうですか? 叩きたくはないが、どん底からの復活逆転勝利とはならなかったようですね

    2017年11月9日 2:41 PM
  • 勝彦

    キックスターター危険過ぎわろた

    2017年11月9日 9:34 PM
  • oo

    まず音に味があって良いですね。
    iPadやDAWの方がという声ももちろんあるとは思うけど
    ネットなどの誘惑に惑わされずに黙々と作業がしたい人とか
    シンプルな方が良いって人には特化型である強みはあります。
    しかしやはりこのくらいの値段になると、もう少しさらにお金を貯めれば
    他の選択肢も浮かんでくるのも仕方ないのかなぁとも思いますけど、ロマンの要素込みの商品はコスパや性能だけで評価されると辛いですからね

    2017年11月11日 9:09 PM
  • たうざぁ

    このレイテンシーの話が本当なら、リアルタイムレコーディングとか楽器としての利用は完全に捨ててる感じですね。
    開発の方のDTMへの優先度にはリアルタイムに音が出ることというのがなくて、ステップ入力でぽちぽち組んでいってくださいという感じでしょうか。
    発表された直後はポストQYとしてちょっと注目していたのですが。

    2017年11月20日 5:04 AM
  • K

    キックスターターより送付先の住所の確認メールが来ました。結局レイテンシー問題は無かったことにしてこのまましれっと出すようですね。出資して何年間も待たされ、それでも応援してきた身としては最後の最後に裏切られた気分です。こうなったらKDJ-ONEを世に送り出したサイバーステップとJD Sound出しが後世にどんな評価を残すか最後まで見届けます(笑)

    2018年2月20日 12:21 AM

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