シンセ苦手な人でも即音作りできちゃうUJAMのUsynthシリーズがどれでも2,980円!2本買うと新製品の強力エフェクトももらえる日本限定キャンペーン実施中

ギターが苦手な人でもカッコいいギターを入力できるVirtural Guitaristシリーズやベースが弾けない人も、簡単にベースが入力できるVirtual Bassistシリーズ、簡単操作でカッコいいリズム入力ができるBeatmakerシリーズなど、音楽制作をとっても簡単に、非常に効率よくスピーディーに行えるツールを次々とリリースし、日本国内でも大きな人気があるプラグインメーカー、UJAM。そのUJAMによる超便利で強力なシンセサイザがUSynthシリーズです。

このUSynthシリーズは、シンセサイザ操作が苦手な人、パラメータなどまったく分からない、という人でも即カッコいいシンセサウンドを入力できるプラグイン。80年代風なシンセサウンドを実現するUsynth 2080、レトロゲームサウンドを再現してくれるUsynth Pixel、ソウルサウンドに特化したUsynth Delux……などなど、これまで7種類がリリースされています。いずれも税込通常価格12,900円で販売されているものなのですが、2月27日23:59まで、すべて77%オフの2,980円で購入可能なセールが展開されています。しかも2本購入するとUJAMのユニークなエフェクト、UFX Reverb(ダウンロード価格11,300円)がもらえるという、日本限定の強力なセールになっています。先日もBeatmakerシリーズのGroupBuyというユニークなセールを行ったばかりのUJAMではありますが、この価格ですからこの機会にUsynthシリーズを入手して間違いないと思います。これまでDTMステーションで取り上げたことがなかったので、改めてこのUsynthシリーズ、そしてUFX Reverbについて、紹介してみましょう。

UJAMのUsynthがいずれも77%オフの2,980円。しかも2つ買うと、UFX Reverbがもらえるキャンペーン実施中

UJAMが作った、シンセを知らない人でも使えるシンセ

誰でもインスタントにカッコいいビートが作れるUJAMのBeatmakerが3,800円!しかも日本限定のトンでもないキャンペーン開催中」という記事でも紹介しましたが、年末年始のタイミングですごいキャンペーンを実施していたUJAM。3週間の期間限定だったため、すでに価格は通常の11,300円に戻ってしまっていますが、このときに激安で入手した人も少なくなかったと思います。

そのUJAMが、また日本限定でユニークなセールを2月2日~2月27日23:59までという期間限定で実施中です。今回セール展開しているのはUJAMのシンセサイザプラグインであるUsynth。「シンセサイザはもういろんなものを持っているから…」、「シンセサイザは苦手で、パラメータがよくわからない」、「シンセは結局、プリセットを選ぶだけなんで…」といった人も多いと思いますが、そうだとしても、このUsynthは持っておいて損のないシンセプラグインなんです。

UsynthとUFX Reverb

なぜなのか。それは、Usynthが普通のシンセプラグインではなく、カッコいいシンセサイザサウンドを、本当に簡単な操作で、入力できるUJAMならでは便利ツールだからです。一般的にシンセサイザというと、数多くのパラメータがあって、それを操作しながら音作りをしていったり、サウンドに変化を与えていくものですが、Usynthはどんなサウンドでもパラメータが1つか2つ、場合によっては3つを動かすだけで、音が作れてしまうシンセサイザなんです。

80年代サウンドを再現するUsynth 2080

たとえば、80年代のシンセサウンドを再現してくれるものとしてUsynth 2080というものがあるのですが、まずはそのデモビデオでのサウンドをちょっと聴いてみてください。

結構グッと来るサウンドですよね。さらに以下のデモ曲を聴いてみるとより音の雰囲気が分かると思います。

ujam Instruments · Usynth 2080 Demo Tracks

では、実際にどうやって使うのか、簡単に解説してみましょう。UI的には以下のような感じのプラグインとなっているのですが、内部的には100種類のシンセモデルが入っているのだとか…。まず、一般的なシンセプラグインと同様、数多くのプリセットが用意されており、音色としては100種類、エフェクトとして80種類、シーケンスプリセットとして25種類が搭載されているので、ここから選べばすぐに使えるようになっています。

80年代サウンドをよみがえらせるシンセ、Usynth 2080

が、重要なのは、そのパラメータです。画面を見ると、中央にSynthesizerというエリアがあり、ここの大きなノブが2つあります。そこにはDark/Bright、Fast/Slowとありますが、たったこの2つのノブを動かすだけで、音色を大きく変化させることが可能になっているのです。

Usynthの中央にある2つのノブを動かすだけでOK

シンセサイザの醍醐味はなんといっても演奏しながら音色を変化させられるという点。シンセを理解していないと、どうやってその変化させるのかが難しいところですが、Usynthはこの2つさえ動かせば十分なんです。Dark/Brightはいわゆるフィルタであり、それぞれの音色がありますが、これを動かすだけでいい具合に効いてくれるのです。

またFast/Slowはいわゆるエンベロープで、立上がりや音の切れを調整するものとなっているのです。まあ、フィルター的演出だけであれば、Dark/Brightのパラメータ一つだけで十分かもしれませんね。

レトロゲームのサウンドを再現するUsynth Pixel

ほかのパラメータは一旦置いておいて、今度はUsynth Pixelを見てみましょう。以下がそのデモ曲です。

ujam Instruments · Usynth PIXEL Demos

いかにもレトロゲームという感じのサウンドであるのが分かると思います。ただ実際に使ってみると、いわゆるチップチューンサウンドだけではなく、結構幅広いシンセ音が入っており、どこかで聴いたことがありそうなゲームサウンドばかり並んでいます。

レトローゲームのサウンドを出すことができるUsynth Pixel

そのUIを見てみると、こちらも先ほどの2080とほぼ同様で、真ん中のSynthesizerにあるDark/Bright、Fast/Slowをいじるだけで、かなり音色を変化させることが可能です。一方、その右にあるFinisherというのはエフェクトのこと。ここにはコンプレッサ、フィルタ、アンプシミュレータ、ディストーション、EQ、フランジャー、フェーザー、ディレイ……とさまざまなエフェクトが入っているのですが、これについてもとくに知識ゼロでも使うことができるのがUsynthの楽しいところ。

ポップ系のパワーハウス、Usynth Glam

これも先ほどのSynthesizerのパラメータ同様、ノブを適当に回すだけで、さまざまなエフェクトに変化して、音を楽しむことができるようになっているのです。さらに「ポップス系のパワーハウス」と形容されているUsynth Glamのサウンドも聴いてみましょう。

ujam Instruments · Usynth GLAM Demo Tracks

いかがですか?どれもカッコいいサウンドですよね。こちらのUIは以下のものです。そう、先ほどのと色が少し違うだけで、構造はまったく同じですよね。確かにプリセットはまったく異なり、内部のシンセエンジン部分が異なるのですが、使い方も全く同様です。

ポップス系のいい感じのシンセサウンドを奏でることができるUsynth Glam

先ほど見ていない、一番左のパラメータについてみてみましょう。ここにはSequencerとありますが、その名の通りシーケンサです。ただ、シーケンサというよりはアルペジエーターと言ったほうが分かりやすそうです。つまり、ここでいわゆる打ち込みを行うのではなく、押した鍵盤に応じてリアルタイムにアルペジオパターンを生成していくというもの。ノブを回すと、そのパターンが変化する形になっているんです。

画面左側のSequencerを使うことで、アルペジエーターが動作するようになる

基本的には、プリセットを選択して、この4つのパラメータを動かせば十分というのがUsynthなので、誰でも簡単に使うことができます。もちろん、中にはもっと突っ込んだ形で音作りがしたい、という方もいると思います。その場合は、これら4つの下に並んだパラメータを動かせば、かなり自由自在に、そして思った通りの形で音作りが可能になっています。

現在8種類のUsynthがあり、使い方はどれも同じ

ほかにもUsynthには「響くソウル感」と題されたUsynth Deluxe、オールラウンドな万能シンセであるCore、感情豊かなEDMサウンドのUsynth Euphoria、「甘く豊かなパッドサウンド」とされるUsynth Caramelとそれぞれ販売されていますが、すべての共通するのは各サウンドには別々のレイヤーが2つ重ねられており、バーチャルアナログ、ウェーブテーブル、FM音源、マルチサンプル、マルチモードフィルター、マルチステージエンベロープ、LFO、モジュレーションマトリクスなど、さまざまな機能を使って精巧にサウンドを構築しているという点。ただし、ユーザーはそうした構造部分についてまったく意識することなく、簡単操作で使いこなすことができてしまうのが、Usynthのスゴさであり、楽しさなのです。

Usynthの本体は1つ。複数製品をインストールするとプリセットが追加される形になっている

なお、Usynthシリーズはそれぞれ別のプラグインというわけではなく、本体自体は共通の1つのものを使っています。そのため、複数のUsynthをインストールした場合でも、DAW側から見えるのはUsynthという1つのプラグインのみですが、そのプリセットが増えていく形になっています。

UFX Reverbという名のマルチエフェクト!?

そのUsynthシリーズがいずれも通常12,900円が2月27日23:59まで2,980円となっているので、この機会に全部入手してもまったく損はないと思いますが、冒頭でも紹介したとおり、2つ以上購入すると、UJAMが昨年発売したUFXシリーズの第1弾製品、UFX Reverbがもらえるようになっています。その名前から「なんだ単なるリバーブか」なんて思ったら大間違い。

昨年7月にリリースされたばかりの強力なエフェクト、UFX Reverb

確かにReverbという名前ではあるけれど、リバーブというよりもシンセサウンドをはじめ、各種楽器やボーカルのサウンドを思い切り加工することができるマルチエフェクトなんです。まずは、以下のデモサウンドを聴いてみてください。

ujam Instruments · UFX Reverb Demo Tracks

かなり幅広い効果があることが感じられると思います。

まずは100種類以上ある膨大なプリセットがあるので、これを試してみるのがいいと思いますが、見てみると、アンビエンス、クリエイティブ、ドラム、ギター、キーボード、ミックス、ボーカルとさまざまなジャンルのプリセットがあるので、良さそうなものを選んで、インサーションで入れてみてください。

インサーションで使うUFX Reverbは3つのパートで構成されている

一般的にリバーブって、センド/リターンで使うことが多いですが、このReverbは完全に音作りのためのエフェクトなので、インサーションが基本となります。

機能的にみると、白っぽい部分であるメインのリバーブ機能、青っぽい部分の上半分であるfilter(フィルター)機能、その下のfinisher(フィニッシャー)機能の大きく3つに分けることができます。

UFX Reverbは大きく3つのセクションから構成されている

リバーブ部分はモードとしてRoom、Hall、Spring、Digital、80’s…など10種類のアルゴリズムを搭載されており、どれを選ぶかによってだいぶ雰囲気が変わってきます。その上で、dimensionの3つのパラメータを使って音の響きを調整し、characterの3つのパラメータを使って響き部分の音のキャラクタを調整していきます。

また画面下のMixはリバーブに関するドライ/ウェットの調整となっています。さらに画面左下、duckingを使うとダッキング効果というか、入力がある閾値を超えるとリバーブが掛からなくなる、というユニークな効果を実現できる仕様です。

UFX Reverbには計25種類の異なるタイプのフィルターが搭載されている

一方、filterはまさにフィルターであり、このノブ一つで思い切りフィルターを掛けていくことできます。これは先ほどのMixでドライ/ウェットを調整した全体に対して掛ける形であり、そのフィルターの種類としても数多くの中から選択可能になっています。

そしてfinisherは最終的に音を仕上げるエフェクトであり、マルチエフェクト。これは音を微調整するというよりも、思い切り使うエフェクトともなっているので、使いようによっては、ここがもっとも威力を発揮する部分。

最終弾にはfinisherという強力なマルチエフェクトが搭載されている

カテゴリー的にはBASIC、BEYOND、DELAY、GLITCH、MOVEと5種類あり、その中にトレモロ、ゲート、ビブラート、コーラス、フランジャー、フェイザー、ディレイ……などなど計50種類のエフェクトが選択できるようになっているのです。それらを選択した上でAmountで掛ける量を決めていくことで、最終的な音が決まるというわけなのです。

尋常じゃない価格のキャンペーンは2月27日まで

これだけのパワフルなエフェクトが11,300円というのも十分安くて買いだと思うのですが、今回は、このReverbがUsynthのオマケという位置づけ。Usynthを2つ、つまり2,980×2=5,960円分購入するともらえるわけなので、めったにないチャンスといえそうです。なお、2つ購入した際にもらえるUFX Reverbについては、2月8日にキャンペーンページ内に特典引き換えフォームが公開される、とのこと。そちらから各種情報を入力してGETするようにしてください。

繰り返しになりますが、2月27日23:59までのキャンペーンなので、ぜひ確実に入手しておくことを強くお勧めします。

【関連情報】

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