藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
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カテゴリ: モニター環境

NEUMANN(ノイマン)というと、U87Aiなどの高級マイクをイメージする方が多いと思います。でも、そのNEUMANNから小型な高品位モニタースピーカーが6月22日より発売されます。実はNEUMANNとしては4つ目のモニタースピーカーとのことですが、KH80DSPというこの製品は税抜標準価格75,000円(1本)という、ちょっと高級なモニタスピーカーで、大きさや価格帯的にはGenelec8020などが競合となりそうな製品です。

DSPという名前からも想像できるように、このスピーカー内部にはDSPが搭載されており、将来的には、キャリブレーション、つまり設置する部屋に合わせた音の補正ができるようにする機能を備えたハイスペックなモニタースピーカーなのです。国内発売を前に少し製品をお借りして試してみたので、どんな製品なのか紹介してみたいと思います。


NEUMANN(ノイマン)ロゴが光る4インチの高品位モニタースピーカー、KH80DSP

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音楽制作をする上で、もっとも大切なことの一つが、いいモニター環境を整えることです。モニター環境がよくないと正しい音で評価できないし、自分でいいと思って作った音が、結果としてその通りの音にならないからです。また自宅のDTM環境で作業する場合と、スタジオや出先のヘッドホン環境では音が違ってしまうのも困った問題であり、その解決はほとんど不可能のようにも思います。

ところが、どんな環境下においても、理想的なモニター環境に整えてくれるという不思議なプラグインが存在します。「モニター環境とプラグインって無関係では!?」と妙に感じる方がほとんどではないかと思いますが、ちょっと魔法のようなシステムになっているんです。ヨーロッパのSonarworksという会社が開発したキャリブレーション=補正を行うシステムがそれ。WindowsおよびMacのVSTAUAAXおよびRTASのプラグイン環境で利用できるソフトの4月からの国内発売を前に、Sonarworksから共同設立者で製品担当副社長のMartins Popelisさん、グローバルセールスのKarlis Briedisさんのお二人が来日し、お話を伺うことができたので、紹介していきましょう。

 
理想的環境を作るという不思議なプラグインSonarworksの日本発売に向けてお二人が来日

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FOSTEXから、あの黄色い星型のウーファーを持つモニタースピーカー、NFシリーズが限定100ペア(200台)と、極少数ではありますが、新機種として発売されることになりました。NF01Rというこのモデルは、以前、大ヒットとなったNF-01Aの復刻版といえるもので、大きさも見た目のデザインもソックリ。

ただし、まったく同じものを復刻させたわけではなく、デザインや音のテイストは継承しつつも、現在の音楽制作シーンにマッチするように、新たに開発しなおした、完全な新モデルとのこと。でも、なぜこのタイミングでNFシリーズを復刻したのか、またNF-01Aと何が違うのか、そしてなぜたった100ペアしか生産しないのかなど、FOSTEXの担当者にお話を伺ってみました。お話を伺ったのはマーケティング担当の佐藤昭宏さんと、開発を担当のエンジニア、仲前学さんのお二人です。


FOSTEXのあのモニタースピーカーが復活!

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最近楽器店などでも見かけることが増えてきたVECLOS(ヴェクロス) SSA-40という小さなスピーカーをご存じですか?これは、なんと魔法びんメーカーであるサーモスが開発した、まさに魔法びんの構造をそのまま応用したスピーカーなんです。同社はステンレス製の魔法びんメーカーとして知られており、ステンレス製の水筒はもちろん、同様の構造で保温がしっかりしたマグカップやタンブラーなど数々の製品を販売していますが、このVECLOSもそれとほぼ同様の構造となっているんです。

でも、こんなちっぽけなスピーカーでまともに音が出るの?と疑問に思う方も多いと思います。ところが実際に聴いてみると驚くほどの音量が出るのと同時に、解像度も高く、モニタースピーカーとしてもかなり使える存在なんですよ。さすがに重低音は厳しい面はあるのでサブモニターという位置づけがピッタリ。実際、どんなものなのか紹介してみたいと思います。

 
軽くて小さいのに、かなりのパワフルで高品位な音でモニターできる魔法びん構造のスピーカー、VECLOS SSA-40
 
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宇多田ヒカル、BABYMETAL、ピコ太郎など、日本人が海外チャートを賑わすケースが徐々に出てきていますが、作曲・編曲・プロデュースにおいて、アメリカ、オーストラリアなどで活躍している日本人がいるのをご存じでしょうか?国内でも、Happiness、 Crystal Kay,、Ms.OOJA、中島美嘉、アンジェラ・アキ、剛力彩芽……といったアーティストへの楽曲提供をしている、Ryosuke"Dr.R"Sakaiサカイ・リョウスケさんです。

サカイさんは、30歳で歯医者さんから作曲家・音楽プロデューサーへ転身したという異色の経歴の持ち主ですが、現在は日本に拠点を置きつつも、海外を飛び回り、アメリカやオーストラリア、カナダ、スウェーデンといった国々のアーティストや作曲家とともに「コーライティング(Co-Writing)」という形で次々と曲を作り上げては、ヒットチャートに乗せているんです。実際、どんな活動をしているのか、日本と海外では何がどう違うのかなど、話を伺ってみました。


国内外で幅広く活躍するRyosuke"Dr.R"Sakaiさん
 
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自宅のモニター環境をどう作るかは、すべてのDTMユーザーにとっての重要なテーマですよね。とくにモニタースピーカーに何を選ぶかは最大のポイント。そんな中、1500万円もするモニタースピーカーを導入して活用している方がいます。現在作詞家としてSPIN、音楽プロデューサーとしてSilky Voice名義で数多くのアーティストの制作に関わる株式会社Tokyo Tunes代表取締役の井上純さん。

都内の自宅の1階をスタジオにし、その一番奥にそびえ立つように構えているのが1500万円するイギリスPMCのモニタースピーカー、PMC BB5 XBD-A。世界最高峰と言われるこのモニターを井上さんが導入したのは「PMCでしか出せない音域があるから」なんだとか。ほかにも以前「JBLの新型モニター、LSR305は魔法のスピーカー!?」という記事で紹介し、私自身も事務所で使っているLSR305とそっくりなモニタースピーカー、LSR708iも置かれていました。先日、その井上さんのスタジオを見学させていただくとともに、どうしてここまで高価なモニタースピーカーを導入したのかなど、お話を伺ってみました。


1500万円のスピーカー、PMC BB5 XBD-Aがある自宅スタジオで、音楽プロデューサーの井上純さんにお話しを伺った


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みなさんは、ヘッドフォンをどこに接続してモニターしていますか?たぶん多くの方がオーディオインターフェイスのヘッドフォン出力端子に接続して使っているのではないでしょうか?もちろん、それ自体間違ったことではないのですが、せっかくならもっといい音で聴いてみたいと思いませんか?

そんなニーズを対象にした、音楽制作用途専用のヘッドフォンアンプが、米Rupert Neve Designs(ルパート・ニーブ・デザインズ)から発売され話題になっています。RNHPという小さな機材なのですが、これがどんなもので、どのようにして使うものなのか、そしてどんな意味を持っているのか、紹介してみたいと思います。


音楽制作用に特化したヘッドフォンアンプ、Rupert Neve DesignのRNHP
 
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なかなか置く場所がなくて…」、「マンションだから大きい音出せないし…」そんな理由からモニタースピーカーを使わず、すべてヘッドホンだけで音楽制作をしている人も多いようです。確かにモニターヘッドホンだけでも音は聴けて、音楽は作れるけれど、「後でスピーカーで鳴らしたら、想定していたものと、かなり違う音だった」なんてケースは多いと思います。

メインはヘッドホンを使うにしても、やはりDTM環境にモニタースピーカーは用意しておきたいところ。とはいえ、大きなスピーカーはなかなか設置するスペースを確保できません。そんな中、TASCAMが出してきたのは3インチのコンパクトなモニタースピーカー、VL-S3BT。小さいけれど、とってもクリアで解像度も高く、しかも14W+14Wとかなりパワフル。オーディオインターフェイスと接続して利用できるのはもちろんのこと、Bluetooth接続機能を持っているので、iPhoneやiPad、Androidなどと接続して使えるのもとっても便利なところ。実際どんなものなのかを試してみました。


ノートPCとの組み合わせにもピッタリなモニタースピーカー、TASCAM VL-S3BT
 
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高品位でありながら手頃な価格として人気のあるTASCAMのオーディオインターフェイス、US-2x2およびUS-4x4。これらの機材自体は2014年に発売されていたのですが、2016年2月1日にリリースされたWindows専用のユーティリティソフト「TASCAM Software Mixer V1.00」をインストールすることで、その機能が大きく進化するようになりました。

内容としては「『歌ってみた』、『演奏してみた』に救世主誕生。プラグインエフェクトを自由に使えるTASCAM US-2x2/4x4用ソフトウェアが便利!」という記事で書いている通り、インターネット放送などで便利に使えるようになったというものです。そこで、ここでは具体的にどのように設定すればいいのか、その手順について紹介してみたいと思います。

※3月3日、レイテンシーを改善するV1.10がリリースされています。


US-2x2およびUS-4x4を使ってネット放送を行う場合の手順を紹介していきます

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ああ、あのマキシマイザーでしょ!」とレバーを持ち上げるポーズをしながら話題にする人をよく見かけるようになったDotec-AudioDeeMax(笑)。そのDeeMaxの姉妹プラグインであるDeeシリーズ第5弾のプラグインが、先日、無料でリリースされました。

DeeSpeakerというこのVST/AU対応のプラグインは、ヘッドホンでスピーカーサウンドを再現するというちょっと変り種のプラグイン。1メートル先に45度の角度で設置されたスピーカーをバーチャルで実現してくれるため、モニタースピーカーを持っていない人でも、ミックス段階、マスタリング段階において、それなりの音作りができるという便利なツールなのです。実際、どんなものなのか、どのようにして使うのか試してみました。


Dotec-AudioのDeeシリーズの第5弾、DeeSpeakerが無料でリリース
 
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