藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
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カテゴリ: モニター環境

みなさんはミキサーって普段使ってますか?「ウチのDTM環境にそんな大きいもの置けないよ」、「ミキサーはDAWの中にあるから十分」、「結構高そうだしなぁ……」なんて思いから、そもそも持つことを検討していない人も多いのではないでしょうか?でも実際に、DTM環境に小型ミキサーを置いてみると、やっぱりとっても便利です。

ちょうど、YAMAHAがアナログミキサーのMGシリーズについてSNSを通じた「ヤマハはたらくアナログミキサー投稿キャンペーン」というものを10月10日~11月28日の期間で実施するということだったので、改めてMG10XUという機材を使ってみました。Amazonやサウンドハウスでの実売が22,800円と手ごろな価格でありながら、「ここまでのことができるのか!」と驚くほどの機能がいろいろで音質的にも抜群です。発売されたのは約3年前で、決して新しい機材ではないのですが、ご存知ない方も多いと思うので、改めて紹介してみたいと思います。


YAMAHAの10ch入力を持ちUSBでPC接続も可能な小型ミキサー、MG10XU

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プロ用のモニタースピーカーとして憧れを持って見ている人も多いGENELEC(ジェネレック)のスピーカー。このGENELECは北欧・フィンランドのメーカーだったってご存知でしょうか? 1978年創業のGENELECは世界中のミュージシャンが使うプロ・クォリティーのメーカーとして、小さなスタジオ・モニター・スピーカーから放送局などで使われるラージスピーカーまで、さまざまなラインナップの製品を作り続けてきています。

国内でもオタリテックが取り扱う形で31年の歴史を持っているのですが、先日、GENELECの日本法人、株式会社ジェネレックジャパンが設立され、小型モニターも含めて値下げすることでDTMユーザーを含めたより幅広いユーザーにアプローチしていくとのこと。先日、そのジェネレックジャパンの設立レセプションがフィンランド大使館で行われるとともに、The Onesシリーズという同軸スピーカー(ウーファーとトゥイーターを1つのユニットに組み込み、その発音位置を同軸にそろえたタイプ)もお披露目されました。これは、世界最小の4スピーカー/3ウェイ同軸スピーカーとのことで、発表後、いろいろなメディアでも取り上げられて話題にもなっているものです。そのレセプションの前に、GENELECのマネージング・ディレクター(CEO)のSiamäk Naghaianさん、およびR&DマネージャーのAki Makivirtaさんにインタビューすることができたので、ご紹介しましょう。


GENELECの日本法人、ジェネレックジャパンが設立され、同軸モニターのThe Onesシリーズも発表に

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先日ZOOMから発表され、8月末の発売が予定されているデジタルミキサー、LiveTrak L-12(実売価格、税込み68,000円前後)。24bit/96kHzで動作するデジタルミキサーで、入力はモノラル8ch+ステレオ2ch×2の計12chの入力を持つとともに、USBでPCと接続すればオーディオインターフェイスとして使えたり、さらには各ミキサーチャンネルの入力をそのままパラでWAV録音できるなど、かなり考え抜かれた仕様となっているんです。

私もニュース記事で見かけて知り、「これはかなり、良さそう!」と思い、すぐにZOOMに連絡してみたところ、発売前の製品を少しお借りすることができました。まだ、軽く触った程度ではありますが、DTMユーザーにとってはかなり理想的なミキサーとなっていたので、実際どんな機能、性能を持った製品なのか、紹介してみたいと思います。



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DTMユーザーにとって重要な機材選びの一つがモニタースピーカーモニターヘッドホンの選択でしょう。やっぱり音の好みというのはあるし、とくにヘッドホンの場合、装着した際の付け心地というのはありますから、何を選ぶのかというのは大切です。

ただし、モニタースピーカー、モニターヘッドホンは1つあればOKとも限らないというのが難しいところで、面白いところ。音楽制作をしていく上で、複数のモニター機材を使って、音の違いをチェックすることで、多くの人にとって聴きやすいサウンドに仕上げていくことが可能になると言われています。そんな中、YAMAHAのモニターヘッドホン、HPH-MT8というものを使ってみたので、ちょっと紹介してみたいと思います。


YAMAHAのモニターヘッドホン、HPH-MT8を使ってみた
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NEUMANN(ノイマン)というと、U87Aiなどの高級マイクをイメージする方が多いと思います。でも、そのNEUMANNから小型な高品位モニタースピーカーが6月22日より発売されます。実はNEUMANNとしては4つ目のモニタースピーカーとのことですが、KH80DSPというこの製品は税抜標準価格75,000円(1本)という、ちょっと高級なモニタスピーカーで、大きさや価格帯的にはGenelec8020などが競合となりそうな製品です。

DSPという名前からも想像できるように、このスピーカー内部にはDSPが搭載されており、将来的には、キャリブレーション、つまり設置する部屋に合わせた音の補正ができるようにする機能を備えたハイスペックなモニタースピーカーなのです。国内発売を前に少し製品をお借りして試してみたので、どんな製品なのか紹介してみたいと思います。


NEUMANN(ノイマン)ロゴが光る4インチの高品位モニタースピーカー、KH80DSP

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音楽制作をする上で、もっとも大切なことの一つが、いいモニター環境を整えることです。モニター環境がよくないと正しい音で評価できないし、自分でいいと思って作った音が、結果としてその通りの音にならないからです。また自宅のDTM環境で作業する場合と、スタジオや出先のヘッドホン環境では音が違ってしまうのも困った問題であり、その解決はほとんど不可能のようにも思います。

ところが、どんな環境下においても、理想的なモニター環境に整えてくれるという不思議なプラグインが存在します。「モニター環境とプラグインって無関係では!?」と妙に感じる方がほとんどではないかと思いますが、ちょっと魔法のようなシステムになっているんです。ヨーロッパのSonarworksという会社が開発したキャリブレーション=補正を行うシステムがそれ。WindowsおよびMacのVSTAUAAXおよびRTASのプラグイン環境で利用できるソフトの4月からの国内発売を前に、Sonarworksから共同設立者で製品担当副社長のMartins Popelisさん、グローバルセールスのKarlis Briedisさんのお二人が来日し、お話を伺うことができたので、紹介していきましょう。

 
理想的環境を作るという不思議なプラグインSonarworksの日本発売に向けてお二人が来日

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FOSTEXから、あの黄色い星型のウーファーを持つモニタースピーカー、NFシリーズが限定100ペア(200台)と、極少数ではありますが、新機種として発売されることになりました。NF01Rというこのモデルは、以前、大ヒットとなったNF-01Aの復刻版といえるもので、大きさも見た目のデザインもソックリ。

ただし、まったく同じものを復刻させたわけではなく、デザインや音のテイストは継承しつつも、現在の音楽制作シーンにマッチするように、新たに開発しなおした、完全な新モデルとのこと。でも、なぜこのタイミングでNFシリーズを復刻したのか、またNF-01Aと何が違うのか、そしてなぜたった100ペアしか生産しないのかなど、FOSTEXの担当者にお話を伺ってみました。お話を伺ったのはマーケティング担当の佐藤昭宏さんと、開発を担当のエンジニア、仲前学さんのお二人です。


FOSTEXのあのモニタースピーカーが復活!

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最近楽器店などでも見かけることが増えてきたVECLOS(ヴェクロス) SSA-40という小さなスピーカーをご存じですか?これは、なんと魔法びんメーカーであるサーモスが開発した、まさに魔法びんの構造をそのまま応用したスピーカーなんです。同社はステンレス製の魔法びんメーカーとして知られており、ステンレス製の水筒はもちろん、同様の構造で保温がしっかりしたマグカップやタンブラーなど数々の製品を販売していますが、このVECLOSもそれとほぼ同様の構造となっているんです。

でも、こんなちっぽけなスピーカーでまともに音が出るの?と疑問に思う方も多いと思います。ところが実際に聴いてみると驚くほどの音量が出るのと同時に、解像度も高く、モニタースピーカーとしてもかなり使える存在なんですよ。さすがに重低音は厳しい面はあるのでサブモニターという位置づけがピッタリ。実際、どんなものなのか紹介してみたいと思います。

 
軽くて小さいのに、かなりのパワフルで高品位な音でモニターできる魔法びん構造のスピーカー、VECLOS SSA-40
 
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宇多田ヒカル、BABYMETAL、ピコ太郎など、日本人が海外チャートを賑わすケースが徐々に出てきていますが、作曲・編曲・プロデュースにおいて、アメリカ、オーストラリアなどで活躍している日本人がいるのをご存じでしょうか?国内でも、Happiness、 Crystal Kay,、Ms.OOJA、中島美嘉、アンジェラ・アキ、剛力彩芽……といったアーティストへの楽曲提供をしている、Ryosuke"Dr.R"Sakaiサカイ・リョウスケさんです。

サカイさんは、30歳で歯医者さんから作曲家・音楽プロデューサーへ転身したという異色の経歴の持ち主ですが、現在は日本に拠点を置きつつも、海外を飛び回り、アメリカやオーストラリア、カナダ、スウェーデンといった国々のアーティストや作曲家とともに「コーライティング(Co-Writing)」という形で次々と曲を作り上げては、ヒットチャートに乗せているんです。実際、どんな活動をしているのか、日本と海外では何がどう違うのかなど、話を伺ってみました。


国内外で幅広く活躍するRyosuke"Dr.R"Sakaiさん
 
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自宅のモニター環境をどう作るかは、すべてのDTMユーザーにとっての重要なテーマですよね。とくにモニタースピーカーに何を選ぶかは最大のポイント。そんな中、1500万円もするモニタースピーカーを導入して活用している方がいます。現在作詞家としてSPIN、音楽プロデューサーとしてSilky Voice名義で数多くのアーティストの制作に関わる株式会社Tokyo Tunes代表取締役の井上純さん。

都内の自宅の1階をスタジオにし、その一番奥にそびえ立つように構えているのが1500万円するイギリスPMCのモニタースピーカー、PMC BB5 XBD-A。世界最高峰と言われるこのモニターを井上さんが導入したのは「PMCでしか出せない音域があるから」なんだとか。ほかにも以前「JBLの新型モニター、LSR305は魔法のスピーカー!?」という記事で紹介し、私自身も事務所で使っているLSR305とそっくりなモニタースピーカー、LSR708iも置かれていました。先日、その井上さんのスタジオを見学させていただくとともに、どうしてここまで高価なモニタースピーカーを導入したのかなど、お話を伺ってみました。


1500万円のスピーカー、PMC BB5 XBD-Aがある自宅スタジオで、音楽プロデューサーの井上純さんにお話しを伺った


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