藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
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カテゴリ: モニター環境

プロユーザーが非常に多い、APOGEEのオーディオインターフェイス。他社製品と比較するとやや値は張るものの、音が非常によく、かつコンパクトで持ち歩きやすいということから、結構使われているようです。ただ、これまでAPOGEE製品は基本的にMac対応で、Windowsユーザーにとっては使うことができない、という大きな関門がありました。多少戦略的にそうしているのでは……なんて感じもありましたが、そのAPOGEEがついにWindowsに対応したのです。

今回Windows対応になったのはQuartet(カルテット)、Duet(デュエット)、ONE(ワン)の基本3機種。いずれもWindows 10専用のドライバがネット上で公開されたので、これをダウンロードして使えるようになったのですが、もちろん従来通り、Macの各OSでもiOSでも利用可能。さっそく2IN/4OUT対応のDuetを試してみたので、紹介してみたいと思います。


ついにAPOGEE製品がWindows 10に完全対応

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先日「魔法びんの真空二重構造を応用したサーモスの高性能・超ニアフィールドモニター、MSA-380S誕生」という記事でも紹介した、小さなバズーカのような不思議なスピーカー、VECLOS MSA-380S。その後1か月ほど使っているんですが、すごくいいんですよね。一般的なモニタースピーカーと際立って違うのが、音の定位と立体感のある音場。スウィートスポットは狭いけれど、だからこそDTM環境にはとってもマッチするんです。

「重くて大きいものがいい音のスピーカー」という従来の常識を完全に覆すMSA-380S。魔法びんメーカーのサーモスが生み出した「真空エンクロージャー」という真空二重構造が、この音の秘密となっているようですが、これはいったいどういうもので、なぜ迫力あり、かつクリアなサウンドが実現できるのか?その構造面から、このスピーカーの音の秘密に迫ってみたいと思います。


サーモスが開発した超ニアフィールド・モニター、VECLOS MSA-380S
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最近、電車の中でDAWを立ち上げて何やら編集作業を行っている人を時々見かけるようになりました。実際、電車の中やカフェで、また会社の休憩時間中にDTMで音楽制作をした経験がある人も多いのではないでしょうか?でも、PC内蔵のヘッドホン端子からの音では音質が悪かったり、レイテンシーが大きかったりとDTM用途には向きません。かといってオーディオインターフェイスも一緒に持ち歩くとなると、かなりかさばるし、重いし、何より人の目が気になるところです。

そんなときに、まさにピッタリという小型で高音質な再生専用のオーディオインターフェイス、SPECTRAという製品が発売されました。見た目にはオーディオケーブルとかオーディオコネクタという感じのコンパクトなもので、32bit/384kHzにまで対応するという優れもの。実際どう使うのかなどを紹介してみましょう。


モバイルDTMにピッタリな超コンパクトな再生専用オーディオインターフェイス、SPECTRA登場

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魔法びんのサーモスがスピーカーを開発・販売しているのをご存知でしょうか?約1年前に「魔法びんがスピーカーに!?サブモニターにピッタリなサーモスのVECLOS」という記事を書いたこともありましたが、このとき紹介したサーモスのSSA-40Sはすごく小さいのにとっても高音質と好評のスピーカーであり、私自身もこの記事を書いて以来、ずっと愛用しています。

そのサーモスから、本気の「アクティブ ニアフィールド モニター MSA-380S」が12月1日に発売されます。「何?このバズーカみたいなのは!?」という形のMSA-380Sですが、やはり魔法びんの真空二重構造を応用したサーモス独自の真空エンクロージャーという技術を使ったモニタースピーカーであり、まさに高解像度!という強烈なサウンドを出してくれるのです。発売前にそのMSA-380Sを入手できたので、これがどんなものなのか、ファーストインプレッションとして紹介してみましょう。


魔法びんの仕組みを応用したニアフィールド・モニター、VECLOS、MSA-380Sを試してみた

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みなさんはミキサーって普段使ってますか?「ウチのDTM環境にそんな大きいもの置けないよ」、「ミキサーはDAWの中にあるから十分」、「結構高そうだしなぁ……」なんて思いから、そもそも持つことを検討していない人も多いのではないでしょうか?でも実際に、DTM環境に小型ミキサーを置いてみると、やっぱりとっても便利です。

ちょうど、YAMAHAがアナログミキサーのMGシリーズについてSNSを通じた「ヤマハはたらくアナログミキサー投稿キャンペーン」というものを10月10日~11月28日の期間で実施するということだったので、改めてMG10XUという機材を使ってみました。Amazonやサウンドハウスでの実売が22,800円と手ごろな価格でありながら、「ここまでのことができるのか!」と驚くほどの機能がいろいろで音質的にも抜群です。発売されたのは約3年前で、決して新しい機材ではないのですが、ご存知ない方も多いと思うので、改めて紹介してみたいと思います。


YAMAHAの10ch入力を持ちUSBでPC接続も可能な小型ミキサー、MG10XU

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プロ用のモニタースピーカーとして憧れを持って見ている人も多いGENELEC(ジェネレック)のスピーカー。このGENELECは北欧・フィンランドのメーカーだったってご存知でしょうか? 1978年創業のGENELECは世界中のミュージシャンが使うプロ・クォリティーのメーカーとして、小さなスタジオ・モニター・スピーカーから放送局などで使われるラージスピーカーまで、さまざまなラインナップの製品を作り続けてきています。

国内でもオタリテックが取り扱う形で31年の歴史を持っているのですが、先日、GENELECの日本法人、株式会社ジェネレックジャパンが設立され、小型モニターも含めて値下げすることでDTMユーザーを含めたより幅広いユーザーにアプローチしていくとのこと。先日、そのジェネレックジャパンの設立レセプションがフィンランド大使館で行われるとともに、The Onesシリーズという同軸スピーカー(ウーファーとトゥイーターを1つのユニットに組み込み、その発音位置を同軸にそろえたタイプ)もお披露目されました。これは、世界最小の4スピーカー/3ウェイ同軸スピーカーとのことで、発表後、いろいろなメディアでも取り上げられて話題にもなっているものです。そのレセプションの前に、GENELECのマネージング・ディレクター(CEO)のSiamäk Naghaianさん、およびR&DマネージャーのAki Makivirtaさんにインタビューすることができたので、ご紹介しましょう。


GENELECの日本法人、ジェネレックジャパンが設立され、同軸モニターのThe Onesシリーズも発表に

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先日ZOOMから発表され、8月末の発売が予定されているデジタルミキサー、LiveTrak L-12(実売価格、税込み68,000円前後)。24bit/96kHzで動作するデジタルミキサーで、入力はモノラル8ch+ステレオ2ch×2の計12chの入力を持つとともに、USBでPCと接続すればオーディオインターフェイスとして使えたり、さらには各ミキサーチャンネルの入力をそのままパラでWAV録音できるなど、かなり考え抜かれた仕様となっているんです。

私もニュース記事で見かけて知り、「これはかなり、良さそう!」と思い、すぐにZOOMに連絡してみたところ、発売前の製品を少しお借りすることができました。まだ、軽く触った程度ではありますが、DTMユーザーにとってはかなり理想的なミキサーとなっていたので、実際どんな機能、性能を持った製品なのか、紹介してみたいと思います。



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DTMユーザーにとって重要な機材選びの一つがモニタースピーカーモニターヘッドホンの選択でしょう。やっぱり音の好みというのはあるし、とくにヘッドホンの場合、装着した際の付け心地というのはありますから、何を選ぶのかというのは大切です。

ただし、モニタースピーカー、モニターヘッドホンは1つあればOKとも限らないというのが難しいところで、面白いところ。音楽制作をしていく上で、複数のモニター機材を使って、音の違いをチェックすることで、多くの人にとって聴きやすいサウンドに仕上げていくことが可能になると言われています。そんな中、YAMAHAのモニターヘッドホン、HPH-MT8というものを使ってみたので、ちょっと紹介してみたいと思います。


YAMAHAのモニターヘッドホン、HPH-MT8を使ってみた
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NEUMANN(ノイマン)というと、U87Aiなどの高級マイクをイメージする方が多いと思います。でも、そのNEUMANNから小型な高品位モニタースピーカーが6月22日より発売されます。実はNEUMANNとしては4つ目のモニタースピーカーとのことですが、KH80DSPというこの製品は税抜標準価格75,000円(1本)という、ちょっと高級なモニタスピーカーで、大きさや価格帯的にはGenelec8020などが競合となりそうな製品です。

DSPという名前からも想像できるように、このスピーカー内部にはDSPが搭載されており、将来的には、キャリブレーション、つまり設置する部屋に合わせた音の補正ができるようにする機能を備えたハイスペックなモニタースピーカーなのです。国内発売を前に少し製品をお借りして試してみたので、どんな製品なのか紹介してみたいと思います。


NEUMANN(ノイマン)ロゴが光る4インチの高品位モニタースピーカー、KH80DSP

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音楽制作をする上で、もっとも大切なことの一つが、いいモニター環境を整えることです。モニター環境がよくないと正しい音で評価できないし、自分でいいと思って作った音が、結果としてその通りの音にならないからです。また自宅のDTM環境で作業する場合と、スタジオや出先のヘッドホン環境では音が違ってしまうのも困った問題であり、その解決はほとんど不可能のようにも思います。

ところが、どんな環境下においても、理想的なモニター環境に整えてくれるという不思議なプラグインが存在します。「モニター環境とプラグインって無関係では!?」と妙に感じる方がほとんどではないかと思いますが、ちょっと魔法のようなシステムになっているんです。ヨーロッパのSonarworksという会社が開発したキャリブレーション=補正を行うシステムがそれ。WindowsおよびMacのVSTAUAAXおよびRTASのプラグイン環境で利用できるソフトの4月からの国内発売を前に、Sonarworksから共同設立者で製品担当副社長のMartins Popelisさん、グローバルセールスのKarlis Briedisさんのお二人が来日し、お話を伺うことができたので、紹介していきましょう。

 
理想的環境を作るという不思議なプラグインSonarworksの日本発売に向けてお二人が来日

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