DAWを片っ端から入れてWindows 10のDTM環境をチェックしてみたら…

Windows 10がリリースされてから、そろそろ2か月。Windows 7以上のユーザーであれば無料でインストールできるということもあって、Windows 10へ乗り換えるユーザーも増えていると思いますが、保守的なDTMの世界においては、まだまだ敬遠されているのではないかと思います。その一方で、店頭販売のPCでもついにWindows 10プリインストールのものが登場し始めたので、そろそろ真剣に考えるべきときが来た

私自身も、リリース後すぐに使ってみたものの、対応ドライバがないオーディオインターフェイスがあったり、CubaseがWindows 10非対応であったため、あまり積極的には使ってきませんでした。でも、9月に入ってWindows 10プリインストールのPCの発売も始まったし、そろそろ真剣に導入を考えるべき時期になってきました。また、アプリやドライバの対応もだんだん落ち着いてきたようにも思えます。ということで私のデスクトップPCにWindows 10(64bit版)をインストールした上で、各種DAWをインストールして、問題なく動作するのか試してみたので、現状についてレポートしてみることにしましょう。


Windows 10に片っ端からDAWをインストールして試してみた 



Windows 10がどんな特徴を持ったOSなのかは、ここでは割愛しますが、Windows 8でボロボロに批判されていたモダンUIが裏に引っ込み、スタートボタンで操作可能な従来からのWindowsに戻ったという感じのユーザーインターフェイスになっています。

Windows従来からのデスクトップ画面が中心となり、スタートボタンも今まで通りに
実際、Windows 8やWindows 8.1に移行すると、最初どうしていいのか、まったく分からなくなり、大変な目に合ってしまいますが、Windows 7からWindows 10への移行であれば、「使い方」の面では、それほど大きな混乱もなくスムーズにアップデートできると思います。

とはいえ、「UI的に違和感がない」ことと「システム的に問題がない」ことはまったく別次元の話であり、こればかりはしっかり見極める必要がありそうです。現在、多くのメーカーからオーディオインターフェイスのWindows 10対応ドライバは出そろってきているので、現行の機材であれば、ほぼ問題なく動作するようです。ただ、5、6年以上前に出た製品だと対応していないものもあるので、これは各自チェックしてみてください。

では、DAWの対応はどうなっているのでしょうか?主要DAWについて、メーカー側の発表を元にしてまとめたのが以下のものです。

DAW メーカー 対応状況
ABILITY 1.5 Internet
BITWIG 1.1 BITWIG
Cubase 8 Steinberg ×
Digital Perfomer 9 MOTU
FL STUDIO 12 Image-Line
Live 9 Ableton
Music Maker MX2 MAGIX 要確認
Pro Tools 12 Avid ×
REAPER 5 Cockos
SONAR Cakewalk
Studio One 3 Presonus

これを見ると、×がついているのはCubaseとPro Tools。また要確認となっているのはMusic Maker MX2で、それ以外は○。結構な大物に×がついているのは深刻ですが、これらを使わないのならばWindows 10に移行してもいいのかもしれません。
※追記
記事掲載後上記の表にREAPER 5を追加しました。


計4台の小型のUSBオーディオインターフェイスでテストしてみた

とはいえ、メーカー発表情報だけで行動するのも危険がいっぱい。というわけで、これらのDAW、片っ端からインストールしてみました。まあ、本来なら複数のDAWを同時にインストールするというのはよろしくないのかもしれませんが、まあ、簡単な動作検証ということで……。また、これらDAWで使うためのオーディオインターフェイスも3つテストしてみました。今回試してみたのは

TASCAM US-2×2
Steinberg UR22
Roland QUAD-CAPTURE (UA-55)
ZOOM UAC-2

のそれぞれ。いずれもアナログ2IN/2OUTを装備する小型のオーディオインターフェイスではありますが、最新のドライバをインストールしてみた結果、機器としては問題なく使えるようです。上記4機種の中ではZOOMのUAC-2のみWindows 10に正式対応しておらず、「検証中」ということになっていますが、最新のドライバでテストした結果、まったく問題なく使うことができました。


「検証中」となっていたZOOMのUAC-2もまったくトラブルなく動作した

ちなみに、今回テストに使ったマシンはだいぶ以前に「DTM用にHaswell Core i7/Windows 8.1マシンを組んでみた」という記事で紹介した、Core i7 4770Kを組み込んだマシン。もう2年近く前のマシンなので、そろそろいい加減に新調しないとマズイかな…とは思ってるものの、最新のものを導入しても代わり映えしそうになく、躊躇しているところなんですよね……。


動作検証のため、DAWを1つずつ動かしデモデータを再生したり、録音したりした(画面はStudio One 3 Professional) 

というわけで、片っ端から動かしてみました。テストしたのは、基本的にはデモ曲を読み込んで一通り再生してみるとともに、1トラックレコーディングをして、ちゃんと録れるかというチェックです。


1台のマシンに、これだけ多くのDAWをインストールしたのは私も初めてでした! 

さすがに私も、これだけいっぱいのDAWを一挙にインストールしたのは初めてでしたが、お互い干渉し合う可能性も高そうですが、とりあえず上記の表で○がついているものについては、一通り問題なく動作するようです。ABILITYSONARStudio Oneもバッチリ安定して動いてくれますよ。

国産DAWのABILITY Pro 1.5も安定して動作

【追記】
さらに記事掲載後、海外の読者から「REAPERは動くのか?」という問い合わせをいただいたので、これについても追加でチェックしてみたところ、問題なく動作することが確認できました。


REAPER 5も問題なく動作することを確認

ただし、BITWIGについてはトラブル発生。どうもASIOドライバをうまく認識してくれないようなのです。現行の正式版である1.1.11でどうにもうまく動かなかったのですが、現在ベータテストをしている新バージョンである1.2BETA7で試してみたところ、今度はあっさりと問題なく動いてくれました。日本語環境においては1.2からが正式対応ということなのでしょうか……。もしより安定したバージョンでの利用を…ということであれば、もう少し待てば大丈夫そうですね。


当初、うまくいかずに困ったBITWIGだったが1.2BETA7の導入でトラブルはすべて解決

一方、このテストのためにMOTUDigital Perfomer 9も入手して試してみました。こちらもとりあえず安定して動作しているようですが、せっかくなので近いうちにしっかりレポートしてみたいと思っています。

では、ここから問題の3つについても検証していきましょう。まずは要確認となっているMAGIXMusic Maker MX2ですが、ここで試してみたところ、実はまったく問題なく動作してくれました。もちろん、細部まで徹底的なチェックを行ったわけではありませんが、再生、録音ともに問題なくできたし、MIDIのほうもバッチリ。とくに気にすることは何もないんじゃないでしょうか?


AHSが販売するMAGIXのMusic Maker MX2は問題なく動作した

次にPro Tools。現行バージョンはPro Tools 12ですが、これを持っていないので、1つ前のPro Tools 11をインストールして起動させてみたところ、以下のようなメッセージが出て起動してくれません。

Pro Toolsを起動しようとすると、このようなメッセージが出て起動できない 

 

ネットで検索してみると、うまくドライバが設定できないときに出るメッセージのようで「n」キーを押しながら起動すると、設定できるとあったので試してみたのですが、結局ダメ。Avidが非サポートというのだから最新版のPro Tools 12にしても動く可能性は低いものの確認はしてみたいところです。で、思いついたのが先日「フリーウェアのPro Tools|Firstがやってきた!」という記事でチェックしてみた例の無料版、Pro Tools|Firstで試してみることにしました。これ、ベース部分はPro Tools 12ですからね。

が、結論から言ってしまうと、やはりダメ。同じメッセージが出て起動すらできないんですよね。Pro Toolsを使うことが目的だとしたら、今のところWindows 10への乗り換えは諦めたほうがよさそうです。

ごめんなさい。その後の検証で、Pro Tools 11もPro Tools|Firstも問題なく動作しました!

が、この問題が発生したのは、どうやらUS-2×2との相性問題と私のテストの方法での不手際のようでした(すみません、上記の記述修正いたします)。改めてPro Tools 11およびPro Tools 12がベースとなっている「フリーウェアのPro Tools|Firstがやってきた!」という記事でチェックしてみた例の無料版、Pro Tools|Firstで試してみた結果、問題なく動作してくれました。


Cubase Pro 8の最新版8.0.30の64bit版をインストールしてテストしてみた
さて、ここからが今回の本題ともいえるところ。DTMステーションのDAWシェア調査でも3年連続国内第一位のシェアを誇るCubaseについてです。Steinbergサイトの「Windows 10 対応状況」というページを見るとCubase 8シリーズはすべて×となっており、備考欄には「パフォーマンスとタイミングの問題」と記載されています。また、注意書きのところを見ると
・オーディオのドロップアウト(Windows 10 の新しい MMCSS に関連します)
・MIDI のタイミング問題(Windows 10 の新しい MMCSS に関連します)

などとも書かれているのですが、これはどういうことなのでしょうか?


一見問題なくWindows 10上で動いているように見えるCubase Pro 8なのだが…… 

さっそくCubase Pro 8を起動させてみると、普通に動くようです。どの機能もとくにエラーを起こすこともなく使え、プロジェクトを読み込んで再生してみると、ちゃんと再生できます。ところが……、しばらく音を鳴らしていると、「ブチッ」とノイズが入りました。瞬間的ではありますが、ちょっと致命的問題。これが、オーディオのドロップアウトということですね。

MMCSSが何かよくわからないので、調べてみると「Multimedia Class Scheduler Service」とのことですが、Windowsのスレッドスケジューリングをするためのものということで、何やらかなり込み入った話のようです(この辺、理解する必要はないですよ!)。Windows 8で導入されたASIO Guard2が、ここと密接な関係があるけれど、Windows側のシステムが変わってしまったのでトラブルが生じているようなのです。ASIO Guard2は「オーディオ処理にドロップアウトが発生しないように効率よく先読み処理を行ってCPUへの負荷を軽減する機能」。これの導入によってCubase 7よりも軽快に動作するようになったのに、それが今度は足かせになってしまうという困った状況です。


VSTパフォーマンスを見ると、real-time peakが急に上がって、右側のクリップを示すランプが赤く点灯 

ためしに、VSTパフォーマンスを表示させて、CPUの負荷などを表示させてみると、とくに問題なさそうなのですが、ときどき急にreal-time peakのレベルが上がってきて、そこで「ブチッ」というんですよね。でもASIO Guard2に問題があるのなら、デバイス設定でこのチェックを外してオフにすればいいのでは……と思って試してみました。


ASIO Guard2をオフの設定にしてみたが…… 

ASIO Guard2をオフにすると、CPU負荷は上がり、プラグインがたくさん入っていると、何も再生しない状態でも結構なCPU使用率になります。それでも、「これでドロップアウト現象が解決するなら……」と試していたのですが、やっぱりしばらく使っていると、real-time peakが「ヒョロヒョロ~」っと上がってきて「ブチッ」。どうもダメなようです。

さて、ここでふと試してみたのがCubase 7です。先ほどのSteinbergのWindows 10対応状況のページではCubase AI 7Cubase LE 7ともに×となっていますが、これらはASIO Guard2ではなくASIO Guardなので、何か違いがあるかもしれません。確かにCubase Pro 8とCubase 7は上書きされず、共存できるはずなので、ここではCubase AI 7をインストールしてみました。


Cubase AI 7をインストールしたがCubase Pro 8のドングル効果でCubase ELEMENTS 7に格上げ!

ちなみにCubase AI 7やCubase LE 7はCubase Pro 8のUSBドングルがあれば、Cubase Essential 7として起動するので、これで使ってみましたよ。こちらも、とくに問題なく起動し、プロジェクトを読み込むことができ、再生するとしっかり音が出ます。で、しばらく再生してみても、あれ?、「ブチッ」とはいいませんよ。VSTパフォーマンスのメーターを見ても、安定しており、とくに高負荷になることもないようです。


Cubase ELEMENTS 7にVOCALOID4 Editor for Cubaseを入れて動かしたら、うまく行く! 

これに合わせてレコーディングしてみても、うん、大丈夫そうですよ。さらに、ここにVOCALOID4 Editor for Cubaseもインストールして動かしてみました。VOCALOIDのサイトを見てみると「VOCALOID Editor for Cubase(NEO) ならびに VOCALOID4 Editor for Cubaseに関しましては、 プラットフォームDAWであるCubase が 現時点ではWindows 10 をサポート対象外としているため、 当製品もサポート対象外とさせていただきます」と記載されていますが、組み込むこと自体は問題なくできるわけで、Cubase側がトラブらなければ、問題なく使えるようです。で、実際のところ、Cubase Essentila 7であれば、まったく問題なく動作しますね。

でも、「なんでCubase Pro 8はダメなんだろう……」とここで再度チャレンジしてみたところ、ちょっとミラクルな現象が発生しました。さっきは1、2分も動かしていると必ずドロップアウト現象が起きていたCubase Pro 8が、なぜか安定して動くようになったのです。ASIO Guard2はオンの状態で、設定はnomalです。VSTパフォーマンスも安定した状態であり、オーバーロード状態にはなりません。

再度Cubase Pro 8を動かしたら、今度はVSTパフォーマンスを見ても負荷が小さく、快適に動作してしまった! 

 
さっきは1分も動かしていれば必ずといっていいようにトラブルが発生したいたのに、大丈夫。かなり負荷をかけたプラグインいっぱいの曲をループ再生状態にして、30分間回してみたけれど大丈夫なようです。また、さっきはCubase Pro 8を動かしているときに、別のアプリを起動させたりすると、そこで必ずといっていいほど、「ブチッ」となったのに、今度は全然大丈夫なんです。

あくまでも推論ですが、Cubase 8が入っているWindows 10にCubase 7をインストールするとトラブルが解消されるんじゃないでしょうか!? まあ、これだけメチャメチャなほどにDAWをいっぱいインストールしたので、もしかしたらほかのDAWが影響をもたらしたのかもしれませんが、現時点ではまだそこまでの検証はできていません。これについては近いうちにチェックしてみたいと思いますが、Windows 10でのCubase問題、解決の糸口発見かもしれませんね。


SONAR Premiumも快適に動作する

このCubase問題さえ、解決すれば、Windows 10におけるDTM環境はほぼ快適に動きそうです。もちろん、実際に使うに当たっては、メーカーの対応状況のチェックが必要ですし、古いバージョンだとトラブルがある可能性はあるので、責任は持てませんが……。

Windows 7やWindows 8/8.1を使っていて、とくに支障がなければ、慌ててWindows 10へアップデートする必要もないとは思いますが、Windows 10が無償で入手できるのは2016年7月までですから、それまでに乗り換えるための準備はしておいてもよさそうです。またマシンを新調するといった場合にはWindows 10のマシンを入手しても悪くないように思います。
※注意
ここでの検証は、あくまでも私、藤本健個人がテストした結果であり、いずれも動作を保証するものではありませんので、その点ご留意ください。

【オーディオインターフェイス価格チェック】
◎Amazon ⇒ US-2×2
◎サウンドハウス ⇒ US-2×2
◎Amazon ⇒ UR22
◎サウンドハウス ⇒ UR22
◎Amazon ⇒ QUAD-CAPTURE
◎サウンドハウス ⇒ QUAD-CAPTURE
◎Amazon ⇒ UAC-2
◎サウンドハウス ⇒ UAC-2

Commentsこの記事についたコメント

27件のコメント
  • FL1NE

    どうも、いつも楽しく拝見させております。
    Windows 10 での Pro Tools | First は自分の環境ではなんの問題もなく動いているんですけどねぇ…
    組むハードとかによって変わるのかな…?

    2015年9月21日 3:10 PM
  • FL1NE

    どうも、いつも楽しく拝見させております。
    Windows 10 での Pro Tools | First は自分の環境ではなんの問題もなく動いているんですけどねぇ…
    組むハードとかによって変わるのかな…?

    2015年9月21日 3:10 PM
  • 風牧民

    Windows 10 の無料アップグレードはVistaからではなく7からですよ~

    2015年9月21日 3:31 PM
  • GC3

    Pro tools|Firstは、うちの環境でも問題なく起動しますね。ファイルの読み込みから出音も問題ないです。
    ABILITY ユーザーなのでDAWは心配なかったのですが、M-AUDIOのDELTAドライバとか、SC8850等の古いドライバを使っているので、これらが正常に動くかどうかの方が心配でした。Vista用ドライバで正常に動いたのですけど、インストールがOSで蹴られる場合は互換モードでOKですね。
    これを機に32bitから64bit環境へ変えたので、アップデートではなくクリーンインストールとなってしまいましたけど。現在DTMまわりは問題なく快適ですし、それ以外のソフトも拍子抜けするほどあっさり動いて、Windows10の導入はすんなりといきましたよ。

    2015年9月21日 4:08 PM
  • 藤本健

    FL1NEさん、GC3さん
    情報ありがとうございます。いま、改めて追試を行って結果、Pro Tools、うまく動きました。というわけで、記事のほう、修正いたしました。

    2015年9月21日 5:15 PM
  • 藤本健

    風牧民さん
    失礼しました。私の勘違いでした。いま、記事のほう修正しました。ありがとうございます。

    2015年9月21日 5:16 PM
  • NoNameNoFuture

    結局FLStudioは検証されたのでしょうか。問題ないから記事に無いのか、検証すらしていないから記事に無いのか。
    インストールはされているようですが。

    2015年9月21日 8:20 PM
  • 藤本健

    NoNameNoFutureさん
    「とりあえず上記の表で○がついているものについては、一通り問題なく動作するようです。」ということで書いているつもりなのですが…。というわけで、動きますよ。

    2015年9月21日 10:33 PM
  • pop

    うちの環境では(Win10 64bit)ではStudio one 3とocta-capture、komplete audioは問題なく動きましたが、ilokがドライバインストールでエラーを出してインストール出来ません。ちなみにsteinberg keyは問題なしでした。

    2015年9月22日 1:15 AM
  • 藤本健

    popさん
    情報ありがとうございます。
    なんででしょうね??私の環境ではPro Tools 11のインストールと同時に入れたiLokドライバ、問題なく動いてました。

    2015年9月22日 9:02 AM
  • 通りすがりのDTM初心者

    いつも参考にさせて頂いています。
    Win7以降のPCのWindows Updateの設定で、「推奨される更新プログラムについても重要な更新プラグラムと同様に通知する」をチェックしていると(デフォルトの設定値では、チェックされている)、オプションの更新プログラムについても、重要な更新プログラムと同時にインストールされるわけですが、オプションの更新プラグラムをインストールする設定にしていると、Win10の予約と更新を行うプログラムがインストールされ、タスクトレイに通知されますよね?
    これでアップグレードの予約はしておいたのですが、未だにメーカー側での、周辺機器のドライバや使用しているソフトの動作確認が済んでおらず、Win10にアップグレードしていません。
    今、使っているDAWがSONAR X3 Producerなのですが、Win8.1までしか対応しておらず、今のところ、DAWをアップグレードする資金もなく、SONARシリーズに関しては、藤本様のサイトでも記事になっていましたが、サポートがメンバーシップ制に変更になったので、アップグレードするべきか、それともサポート面で充実しているABILITY Proのクロスアップグレード版に、思い切って乗り変えようか悩んでいるところです。
    そこで、MS社に問い合わせたりして、色々、考えてみたのですが、一度、Win10にアップグレードしてアクティベートした後、再度、今使っているWindowsをインストールして既存の環境を使いながら、OSのサポート終了期限までに新しいDAWを決めて、アップグレード資金を貯めてから、再度、Win10をインストールして、Win10に対応したDAWをインストールするという方法を考えていますが、こういう事は可能でしょうか?
    また、そうする事によって、ユーザー側に何か不利益な点が発生するものでしょうか?
    あと、初音ミクV3に付属してたStudio One 2は、Win10には対応されないのでしょうか?
    ご存知の範囲で良いので、もし分かりましたら教えて下さい。よろしくお願いします。m(__)m

    2015年9月22日 11:12 AM
  • NoNameNoFuture

    分の後に「ABILITYもSONARもStudio Oneもバッチリ安定して動いてくれますよ。」
    の一文があったので勘違いしてました。
    すみません。

    2015年9月22日 2:28 PM
  • 藤本健

    通りすがりのDTM初心者さん
    要はどうやって、やすく済ませるか、という話ですよね。
    そこは、それぞれでトライしてもらうしかないのかなぁ、と。
    今の環境で満足できているなら、別にWin10にこだわることもないように思います。
    またWin10の権利さえ入手しておけばいい話なので、いま急いでWin10にDTM環境をインストールする必要もないように思いますが、いかがでしょうか?
    Studio One 2はWindows10で動きますよ。

    2015年9月22日 5:14 PM
  • サムシング

    それぞれソフトに一長一短があって、複数のソフトを使い分けるDTMerの方も多いかと思います、ふとこれらの長所だけ集めたソフトあればいいなーなんて、、、無理ですね (^^);

    2015年9月22日 7:20 PM
  • Takafumi Osame

    X68K時代からのMIDI打ち込み人です。
    私のところでは
    TASCAM US-16×08 → 対応ドライバがリリースされOKに
    EDIROL UM-880 → 対応ドライバがなく動作しない
    という状況で、意外とUM-880が動かないのは痛手です。
    未だにCM-64、SC88Pro、X5DRが現役ですので。

    2015年9月23日 11:00 PM
  • RANNA

    Music Maker MX2 とくに問題でていません。

    2015年9月24日 11:04 AM
  • sicinos

    自分もTakafumi Osameさんと同じくUM-880を使用中で、一度10に上げたものの、8.1に戻しました。Rolandのサポート窓口にUM-880のwin10用対応ドライバをお願いしますとメールしましたが、作る予定はないとのこと。そこをなんとか、と何度かやりとりしましたがw、期待薄な返答でした。代替機種がMOTUのMIDI EXPRESSくらいしかないんですよねぇ。

    2015年9月26日 12:36 PM
  • GC3

    >UM-880
    http://driver64bit.wiki.fc2.com/wiki/UM-880
    この方法でどうでしょうかね?

    2015年9月26日 4:06 PM
  • 藤本健

    情報ありがとうございます。やっぱりUM-880ユーザー、多いですよね。
    私は結局A-880を使っているので、買わずじまいでしたが、MIDIパッチベイ、これに代わるものが出てきてないのが実情ですからね…。

    2015年9月27日 11:14 AM
  • sicinos

    GC3さん、こんなのあったんですね、ありがとうございます!
    藤本さん、MIDIパッチベイとして880シリーズは本当に使いやすいので、新モデルの登場を心待ちにしております。MIDIケーブルでもUSBでもOKみたいな8chくらいのやつをw

    2015年9月27日 1:01 PM
  • Takafumi Osame

    GC3さん、情報ありがとうございます。
    8.1用がNGでVista用がOKだったとは…
    今は外部音源を使わなくなってきているので、Rolandといえどもポート数の多いMIDIインタフェースは扱わないのかもしれませんね。

    2015年9月29日 2:59 AM
  • たうざぁ

    最新のWindows Update適用でCubaseの問題は無くなったようですね。
    あと、UM880も標準MIDIデバイスで使う設定にすれば一応動くようです。
    もちろん専用ドライバに比べて機能は落ちると思いますが…

    2015年10月26日 6:20 PM
  • 藤本健

    たうざぁさん
    情報ありがとうございます。
    そうですね。私も22日に情報は知ったのですが、まだ細かい検証ができていないので、放置していました。また、どこかできちんと検証してみたいなとは思っているところです。

    2015年10月29日 7:20 AM
  • 楓音

    Rolandのサポート基準はハッキリしているので一度切ると判断した物のドライバが出る事はないでしょうね。
    ですのでVista64でUM-4が足切りくらってからはすべて自分で旧ドライバを研究して動かす方法を探してます。
    上記UM-880もそうですがUM-4/SupreMPU64を動かす方法なども2,3回OSクラッシュして入れ直しをしながら見つけ出した物です(苦笑
    まだ使える機材がドライバがないだけで動かせなくなるのは忍びないですが、やはり古いOSはいずれ廃れていく物なのでできる限り新しいものに乗り換えたい。
    悩ましい所ですね。
    上記サイトでは検証済みでないので公開してませんがXV-5050と2020もおそらくSD-80のドライバ流用で動くはずです、Win7 64Bitの時はまだ持っていたのでそれで動いた実績があります。
    持ってる人はぜひ試してみてください。

    2015年10月30日 8:35 PM
  • ななしのごんべえ

    はじめまして。
    普段Music Maker MX2 を使用しており、インストール済みの状態でWindows10にアップデートしたところ、
    MIDIEditorを使用する際のマウスカーソルが常に拡大縮小に固定されてしまう不具合にあたりました。
    (まあ一度アンインストールしてインストールしなおしたら治ったのですが。)
    私だけなのか、他の方でも起きるのかわかりませんが、
    こちら追加情報としてご活用いただければと思います。

    2015年12月20日 7:50 PM
  • ななしのごんべえ

    はじめまして。
    普段Music Maker MX2 を使用しており、インストール済みの状態でWindows10にアップデートしたところ、
    MIDIEditorを使用する際のマウスカーソルが常に拡大縮小に固定されてしまう不具合にあたりました。
    (まあ一度アンインストールしてインストールしなおしたら治ったのですが。)
    私だけなのか、他の方でも起きるのかわかりませんが、
    こちら追加情報としてご活用いただければと思います。

    2015年12月20日 7:50 PM
  • 旧式野郎

    はじめまして。今だXPでSonar6とAcid5を使っています。録音環境はまったく不具合ないのですがネットにも使ってますのでそちらのほうで旧OSならではの不自由を感じて久しいです。使えなくは無いんですが騙し騙しの状態です。そろそろノートPCを買い換えようかなと考え始めてるのですが、やはり一番気になるのは音楽ソフトやI/F(RolandVS100)が対応するのか、という点です。こういった情報があるととても助かります。

    2016年12月3日 2:26 PM

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