藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。


カテゴリ: FL STUDIO

ベルギーのImage-Line社が開発するDAWであるFL Studio。昨年のDTMステーションのDAW調査ではシェア5位となっていましたが、Music RaderSynthtopiaなど海外シェア調査ではトップとなることの多い世界的に人気のあるDAWで、とくにEDM制作ツールとして広く使われているようです。1997年にFruityLoopsという名前でリリースされたときから一貫してWindows専用のソフトとして進化してきたFL Studioですが、先日リリースされたFL Studio 20で、ついに正式にMac対応となり、また世界のDAWシェアにも大きな影響を与えそうです。

このFL Studioは、独特なユーザインタフェース、考え方を持つDAWとして進化してきた一方、「ライフタイム フリーアップグレード」といって、FL Studioの新しいバージョンが発売されても、それを永続的に無料でダウンロードで入手できるというのも非常にユニークなところ。各DAWが毎年求めてくる「お布施」が不要なんですよね。しかも、Signature Bundleという上位版が26,460円と手ごろな価格なのも大きな魅力。これを1回買ってしまえば、今後いろいろ利用できるという意味でも優れたツールなんです。ほかのDAWとはかなり違ったソフトでもあるので、改めてFL StudioとはどんなDAWなのかを紹介してみましょう。


Macに完全対応したFL Studio 20

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先日「DTMの世界を激変させるシステム、ArrowをUniversal Audioが発売開始」という記事でも紹介した、新世代オーディオインターフェイスのArrow。高音質なオーディオインターフェイスであると同時に、プロ御用達のDSP環境、UAD-2が利用可能であり、Unisonテクノロジーというものによってオーディオ入力部分もさまざまな特性に変化させられるスーパー機材です。

コンパクトで軽量だし、バスパワーで動作するから、ACアダプタ不要で持ち歩きやすいというもメリット。ただし、PCとの接続はUSBではなく、Thunderbolt3となっているため、手元のコンピュータ環境がマッチしないという人も少なくないのは事実です。とはいえMacの現行機種のほとんどはThunderbolt3を搭載しているし、Windows PCも続々とThunderbolt3端子を搭載してきており、Arrowが動作する環境は標準的なものとなってきています。先日入手したノートパソコン、Razer Bladeというのが、標準でFL Studioを搭載しているなど、DTMにとってなかなか強力なマシンで快適だったので、紹介してみたいと思います。


RazerのゲーミングノートPCとArrowで新世代DTM環境を構築

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昨年末にImage-Lineから「FL Studio Mobileの新バージョン3がリリースされ、大きく変わった」というメールやメッセージがいろいろ来ていたけど、忙しくて放置したままでいました。が、iOS版の無料アップデートだけはしていたので、ふと開いてみたら、まったく違う完成されたDAWに変わっていてビックリ。しかもこれ、iPadとiPhoneだけのアプリということではないんですね。

Androidも同じFL Studio Mobile 3.xへと進化して、iOS版とまったく同じ機能を装備していました。さらに、買ってはいないけど、Windows PCおよびWindowsモバイルで使えるバージョン、そしてなんとFL Studio 12上で動作するプラグインバージョンまであって、それぞれがまったく同じものとなっているんです。何が起こっているのか、これがどんな機能を持っていて、何ができるのかをちょっと試してみました。


iPad、iPhone、Android、Windows、そしてFL Studio 12のプラグインとしても動く、FL Studio Mobile 3
 
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DTM用にPCを新調したいけど、何がいいかな…」そんな風に考えている人も少なくないと思います。私もそろそろ新しいマシンを…と思っていたところ、ASUS JAPANから「液晶一体型プレミアムパソコン“Zen AiO(ゼン エーアイオー)”を試してみませんか?」というお誘いの連絡をいただいたのです。DTMステーションの「問い合わせ窓口」からは、日々いろんな売り込みメールが届くのですが、その一つとして届いたこの話。1か月程度タダで借りて試すことができるというので、お願いしてみました。

具体的な型番としては「ASUS Zen AiO Z240IC(Z240ICGK-I76700T)」というモデルで23.8インチのディスプレイ一体型で販売価格が229,800円(税別)というもの。実は届くまでどんな機材なのかあまりよく分かっていなかったのですが、試してみたところ想像していた以上に、DTM用途としてピッタリ使えるマシンでした。どんな機材なのか紹介してみましょう。


ASUS Zen AiO Z240ICをDTM用途で使ってみた 

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映像の世界では、最近4Kというのが話題になっています。解像度がどんどんと向上しており、フルHDでは飽き足らず、その4倍もの解像度の時代が目前に迫ってきているんですね。16:9のアスペクト比の場合、4Kというと3840×2160の解像度を意味しているので、いまPCで広く使われているフルHDの1920×1080のディスプレイを縦・横とも2倍に引き上げた4倍の解像度というわけですね。

その4K、DTMの世界とは無縁のように思っていましたが、4Kさらには8Kにも積極的に対応するというDAWが登場してきました。そう、以前にもちょっと紹介したFL STUDIO 12です。DTMユーザーにとってどんなメリットがあるのかピンと来ないものの、やっぱり新しい機能は試してみたいところ。とはいえ、たださすがに4Kのディスプレイなんて持ってないし、まだ高価でなかなか買えそうにありません。そこでディスプレイメーカーのEIZOにお願いして、銀座にあるショールームで使わせていただいたので、その状況をレポートしてみましょう。


3840×2160という非常に高解像度な4Kディスプレイに最新のFL STUDIO 12を表示させてみた
 
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DAWに限らず、大半のソフトウェアは何年かに1度は大きいバージョンアップがあり、ユーザーはその度にバージョンアップ料金を支払っていく必要がありますよね。これを「お布施」なんて言い方をする人もいますが、最新バージョンを入手し、快適な環境を得るためには仕方のない行事ではあります。

ところが、そうした「お布施」を必要とせず、生涯無償でアップグレード可能という気前のいいソフトウェアもあるんです。それがベルギーImage-Lineが開発し、国内ではフックアップが販売しているDAW、FL STUDIOです。「ライフタイムフリーアップグレード」という名前の特典となっていて、実際に新バージョンを無償で入手することができるのです。これを利用して、国内ではまだ発売されていないFL STUDIOの最新版FL STUDIO 12を入手してみたので、実際の手順などを紹介してみたいと思います。


ライフタイムフリーアップグレードを利用して無償でFL STUDIO 12を入手して使ってみた
 
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既存楽曲を含め、さまざまな素材をリアルタイムにつないでパフォーマンスプレイをしていくのがDJだとしたら、さまざまな素材をより緻密につないで、1つの新しい作品を作り上げていくのがトラックメイキング。そうしたトラックメイキングをするトラックメーカーの人たちが海外で大きな注目を集めるとともに、大ヒットになっています。

そうしたトラックメーカー御用達のソフトといわれているのが、ベルギーの会社、Image-Lineが開発したDAW、FL STUDIOです。確かにジャンルとしてはDAWではあるものの、CubaseSONARLogicProTools……といったソフトとは、かなり概念の違うもので、まさにトラックメイキング用といっても過言ではありません。今回はトラックメイキングという観点からFL STUDIO 11の実力に迫ってみましょう。


多くのトラックメーカー達がFL STUDIOを使う理由を探ってみた 

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使い勝手や互換性の問題から、とくにDTMユーザーの場合、Windows7を利用している人が多いと思いますが、そろそろWindows8Windows8.1を使っている人も増えてきたのではないでしょうか。私自身も完全にWindows8.1に移行していますが、結局Classic ShellStart Menu 8を入れてWindows7と同じUIのデスクトップ環境で使っているというのが実情です。

そんな中、Modern UI(Metro)環境で動作するアプリ、「FL STUDIO GROOVEというのが結構よくできている」という話を聞いてちょっと使ってみました。Windowsストアでダウンロード販売されている1,000円のアプリなのですが、この値段からは信じられない機能がいっぱい詰まった魅力あるソフトだったので、ちょっと紹介してみたいと思います。


Windows8/8.1アプリのFL STUDIO GROOVEを使ってみた
 
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しっかり統計をとったわけではありませんが、VOCALOIDユーザーが利用するDAWとしてFL STUDIOはかなり人気の高いソフトのように思います。やはりフルバージョンで見た場合、価格が割安なのと、何といっても1度購入すればバージョンアップ料金不要の「ライフタイムフリーアップグレード」というサービスがあるのが大きなポイントだと思います。最近、FL STUDIOはEDM制作ツールとしての注目度が非常に高く、エレクトロ系に強いDAWという印象がありますが、VOCALOIDの相性はもちろん、アコースティック系を含め、幅広いユーザーに使われているDAWになってきているようです。

そのFL STUDIOとVOCALOIDの連携、みなさんはどのようにしていますか?方法は何通りかあるとは思いますが、多くの場合、WAVファイルのやりとりではないでしょうか? でも、以前「ついに来た!VOCALOID3がReWire対応だ!」という記事で紹介した、V3Syncというフリーウェアを活用することで、非常に快適な制作環境を構築することができました。ただ、設定方法に分かりにくい点もあるので、その手順をじっくり紹介してみたいと思います。


FL STUDIO 11とVOCALOID3 EditorをReWire接続して快適な環境を構築

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ベルギーのIMAGE-LINE SOFTWARE社のDAW、FL STUDIO日本では必ずしもメジャーな存在とはいえませんが、“安い”ということもあり、VOCALOIDユーザーやDTM新規ユーザーを中心に広がってきています。先日レポートしたM3で出展している人たちに聞いてみても、やはりFLユーザーが多かったのが印象的でした。そのFL STUDIOが先日、メジャーバージョンアップしてFL STUDIO 11となりました。

通常、こうしたバージョンアップがあると、その都度、数万円のお布施(?)をして新バージョンを入手していくわけですが、FL STUDIOには「ライフタイムフリーアップグレード」という制度があり、1度購入すればそれ以降のバージョンアップを無償で受けられるようになっています。ただ、日本からそのサービスを受けられるのか、日本語版の扱いはどうなっているのか、海外から直接買ったほうが安いのか……など判然としない面もいろいろあります。そこで、自分でも調べつつ、日本の代理店であるフックアップに問い合わせ、確認をしてみました。


4月27日にリリースされたFL STUDIO 11
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