藤本健の“DTMステーション”

藤本健の“DTMステーション”

DTM、デジタルレコーディング、DAW、MIDIといった分野の情報を紹介します。
初心者の入門用として、プロミュージシャンの実践術としても役立つ記事、製品レビューなどをお届けします。
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カテゴリ: セッション

iPhoneやAndroidのスマホを用いて、誰とでも簡単にコラボ=セッション可能な超人気アプリのnana。以前DTMステーションでも「女子中高生が熱狂するnanaのレコーディングセミナーに潜入してみた!」、「いまnanaへのDTM作品投稿でモテモテってホント!?」といった記事で取り上げたことがありました。

現在のユーザー数は400万人で、1日5~6万の新規投稿があるという、すごいサービスになっているのですが、DTM作品をUPする上で大きなネックがありました。それは、WAVファイルを直接アップロードできないため、一度アナログ化した上で、スマホを使って録音しなくてはならず、面倒だし、音質も劣化してしまうという点です。しかし、9月13日ついに念願のPCからの直アップロードが可能となり、手軽にそして高音質で投稿が可能となったのです。これにより、DTMユーザーの投稿先としてnanaがなかなか魅力的なものになってきました。実際、どのように投稿するのか、どんなメリットがあるのかについて見てみたいと思います。


nanaにPC直アップロード機能が搭載された

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melocyというサービスをご存知ですか?「演奏や歌を重ねて録音・投稿。世界中の人と音楽でつながる!」というキャッチコピーの元に展開している主にスマホを使った演奏ネットワーキングシステムです。誰かが作ったパートに音を重ね録りして、コラボしていくというもので、福井県の会社である株式会社ignote(イグノート)が運営しています。

そう聞くと「あれ、nanaと似たもの?」という印象を持つ方も多いと思いますが、方向性に多少違いはあるものの、完全な競合といえるサービスだと思います。そのignoteの社長である中西孝之さんとは、melocyの立ち上げ当初から何度かお会いしたきとがあったのですが、先日「『melocyフェス 2017sprinrg』というライブイベントを初めて開催するので、ぜひ見に来てほしい」という連絡をもらい、ゴールデンウィーク中で、ちょっと時間があったので覗きに行ってきました。小規模ながら、なかなか盛り上がっていたので、レポートしてみたいと思います。


スマホアプリで重ね録りができるサービス、melocyのオフ会イベント、melocyフェスに行ってみた 
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山口哲一さんと伊藤涼さんによる、『最先端の作曲法 コーライティングの教科書』という本のヒットもあり、コーライティング=共同制作に注目が集まる中、各DAWもネットワークを介したコーライティング機能を搭載するようになってきています。中でも大きな注目を集めているのがPro Toolsの最新バージョン12.5に搭載されたクラウド・コラボレーションという機能です。

これを使うことで、遠隔地にいる人同士2人もしくは3人で一緒に曲を作っていくことが可能になり、これまでにないスタイルでの音楽制作が可能になるのです。振り返れば2000年ごろからRocket Networkという会社(2003年にAvidが買収)で培ってきた技術が脈々と受け継がれ、満を持してPro Toolsに正式採用されたという、このクラウド・コラボレーション機能。実際どんなものなのか、ちょっとだけ試してみました。
 

Pro Tools 12.5を2台並べてクラウド・コラボレーションのテストをしてみた
 
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予想していた方も多かったと思いますが、例年通り年末の12月にCubaseの新バージョン、Cubase Pro 8.5およびCubase Artist 8.5が発表され、明日12月3日の23時よりスタインバーグオンラインショップでダウンロード購入が可能となりますましたCubase Pro 8からCubase Pro 8.5へのアップデート価格は5,400円(税込み)、またCubase Artist 8からCubase Artist 8.5へのアップデート価格5,400円と、とっても良心的な価格となっていますが、この安いアップデート価格とは裏腹に、非常に強力な機能が追加された新バージョンとなっています。
※追記 2015.12.2
発売時期が1日早まり12月2日から発売が開始されています。


その最大の目玉機能となるのがVST Transitというクラウドを介したプロジェクトの共有機能。友達といっしょに曲を制作するといった場合に離れた場所にいても、まさに横にいるかのような感覚で作業できるようになっているのです。また、レコーディング機能やエディット機能において、地味ではあるけれど、Cubaseユーザーにとっては画期的ともいえるほど便利な機能がいろいろ追加されているのです。実際、そのCubase Pro 8.5を使ってみたので、どんな機能なのかを紹介してみたいと思います。


12月2日よりCubase Pro 8.5およびCubase Artist 8.5が発売になった
 
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ネット越しにバンド活動ができるNETDUETTOβは楽しすぎる!」や「ニコ生セッション♪で生バンドやろうよ!」といった記事で、以前にも何度か紹介したことのあったヤマハのフリーソフト、NETDUETTO(ネットデュエット)。自宅にいながら、遠隔地の友達とリアルタイムにセッションができてしまうこのシステムは、個人的には今世紀最大の革命的な出来事なんじゃないか……と思ってるくらいなんですけどね、いまだにあまり知られていないのがとっても不思議です。

そのNETDUETTOが、ひっそりと、そしてさらに強力なシステムへと進化していたんですね。実は2か月前に、NETDUETTOが機能強化された、という情報は得ていたのですが、なかなか試せないままだったのですが、先ほどようやくテストしてみたところ、驚くべきものへと進化していたので、どんなことになったのかをみましょう。


NETDUETTOβがVSTプラグイン対応し、DAWと連係可能になっていた! 

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DTMステーションで、これまでいろいろな切り口で紹介してきたブラウザ上で実現するブラウザDTM。この世界に、ついにかなり本格的なDAWが登場しました。スウェーデンのPlaywerk ABという会社がスタートさせたSoundtrapというサービスがそれ。ソフトをインストールすることなく、ブラウザでSoundtrapサイトにアクセスするだけで、DAWへと変身し、Windows、MacはもちろんAndroidでも使えるというものなのです。

MIDIトラックもオーディオトラックも扱うことができ、レコーディングからエディット、ミックスまで可能。外部のMIDIキーボードで演奏してブラウザ上のソフトシンセを鳴らしてリアルタイムレコーディングもできるし、ギターを接続してのオーディオレコーディングやボーカルのレコーディングも可能。しかも、ブラウザ上の各種エフェクトを通してリアルタイムにモニターすることだってできてしまうのです。実際、どんなものなのか使ってみたので紹介してみましょう。


Windows、Mac、Androidでもブラウザ上でDAWが実現できるSoundtrap 

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子供のころにピアノを習っておけばなぁ…とか、学生時代にギターをやっておけば……、なんて今さらのように後悔するとともに、楽器を弾くことへの憧れを持っている人は少なくないと思います。もちろん、何歳になったって、今から初めたって楽器は楽しいので、ぜひお勧めしますが、「でも、練習する時間はないし、億劫だ」なんて怠け者が多いのではないでしょうか……。

そんな楽器演奏に憧れを持つ怠け者ユーザーのために技術は進化してきています。カシオが開発したiPhone、iPad用の無料アプリ、Chordana Tapを使えば、まったく楽器を触ったことがない人でも、まったく楽譜やコードなどの知識がゼロの人でも、すぐにお気に入りの楽曲に合わせてセッションすることが可能なのです。そのChordana Tapとはどんなアプリなのか紹介してみたいと思います。

 

カシオが開発した無料アプリ、Chordana Tap(画面はiPad版)
 
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先日「リハスタ入って、いきなりレコーディングできる即レコを体験してみた!」、「レコ24はCubaseと3台のオーディオIFで構成されていた」という2つの記事で紹介した即レコ24。その取材の際、ヤマハの人にシステムの説明などをしてもらったのですが、その時にちょっと聞いたのが、「即レコ24とまったく同じシステムをライブハウスに導入して、音楽のストリーミング配信を行っている」という話。

やはりCubaseを核にしたシステムらしいのですが、こちらはライブで演奏する曲をそのままレコーディングしていき、1曲終えるごとに、即、サーバーにアップロード。ライブハウスに来れない人でもほぼリアルタイムにライブ演奏を聴けるようにする即レコLIVEというサービスなんだとか。なんか、スゴそうなシステムだけど、どんなものなのか、いまひとつピンときません。もう少し詳しく教えてほしいとお願いしたところ、「今度、東京・高円寺にあるJIROKICHIというライブハウスで、即レコLIVEの収録があるので、リハを見に来ませんか?」と誘っていただいたので、その内容についてレポートしてみましょう。見学したのは、7月19日に行われたバイオリニストの高橋香織さんのユニットによるセッションライブ「KAO'S! 夏の陣」です。


バイオリニストの高橋香織さんのユニットによるライブのリハーサルを見学してきた。
ドラムはTHE SQUAREのオリジナルメンバーでもあった仙波清彦さん
 
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先日書いた「リハスタ入って、いきなりレコーディングできる即レコを体験してみた!」の記事の後編。前回の記事でも書いた通り、「即レコ24」が導入されているスタジオであれば、普通に練習スタジオを使う料金+α程度で誰でも簡単に、そして高音質にレコーディングをすることができるわけですが、それを実現しているのは、即レコ24導入スタジオにはCubaseのシステムが入っているからなのです。

個人的にもどんなカラクリになっているのかが非常に気になったため、レコーディング終了後、一緒に行ったヤマハの人にお願いして、種明かしをしてもらいました。基本的にこのシステムは隠されていて、利用者が見たり、触ったりすることはできないそうですが、ここだけの話で、ということで(笑)。


即レコ24で録音したデータを自宅のPCのCubase上で完全な形で再現することができる 

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最近、サンレコの記事で見かけたり、いろいろな人から「即レコ」という名前を聞くようになり、ちょっと気になっていました。断片的に頭に入っていたのは「リハスタに入っていて、とても安く使えるレコーディングシステム」、「初心者でも使える簡単システムだけど、20トラック以上で録音可能」、「レコーディング結果はクラウドを利用しメンバーみんなで共有できる」、「実はバックでCubaseが動いているらしい……」といった情報。

興味はあるけど、イマひとつどんなものなのか分かりません。調べてみると正しくは「即レコ24」という名前で、ヤマハが運営しているサービスとのこと。そこで知り合いのヤマハの人にちょっと聞いてみたところ、「一緒にスタジオに行こう」、ということになったのです。現在、即レコのシステムが導入されているスタジオは全国に70店舗程度あるそうですが、今回行ったのは東京・神田にある宮地楽器の2Fのバンドスタジオ。平日の夕方に行ったので1時間2,500円という普通の料金だったのですが、ちょっと驚くべき内容だったので、紹介してみたいと思います。


即レコ24が導入されているスタジオに入って、即レコーディングを体験してみた

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