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両手で弾ける超薄型USB-MIDIキーボード、Xkey37がカッコイイ!

以前、「薄くて軽いのに弾きやすい、フル鍵盤のXkeyを使ってみた 」という記事でも取り上げたことのある、とっても薄くてスタイリッシュなMIDIキーボードとして人気のXkey。これまで25鍵のものしかありませんでしたが、先日、両手でも弾ける37鍵のXkey 37が発売されました。

 

さすがに25鍵ではまともに弾けないよ…」と思っていた方も37鍵となると、だいぶ印象も変わってくるのではないでしょうか?国内の発売元であるディリゲントにお願いして、新発売のXkey 37を試してみたので、どんなものなのかをレポートしてみたいと思います。


極薄ながら、アルミボディで頑丈なUSB-MIDIキーボード、Xkey 37


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Xkeyをご存知ない方も少なくないと思うので、改めて紹介しておくと、これはアルミボディーでとっても薄いUSB-MIDIキーボード。新発売のXkey 37をiPhone 6Plusと並べてみたのが、この写真。いかに薄いかというのがよく分かりますよね。薄いとはいえ、アルミボディーなので、とっても頑丈。リュックにそのまま詰め込んで持ち歩くなど、多少乱暴に扱ってもへっちゃらです。


手前がiPhone 6Plus。とっても薄いことが分かる

写真からも分かるとおり、鍵盤自体が薄いのもユニークなところ。その意味では、当然ストロークは浅く、ピアノのような弾き心地とはまったく反対の方向性なんですが、弾いてみると想像以上に弾きやすく気持ちいいんですよね。その大きな理由は、これがフルサイズの鍵盤であるということ。こうした薄いキーボード、コンパクトなキーボードって、たいていはミニ鍵が採用されてますが、これはフル鍵なので、弾きやすいのです。


鍵盤自体が薄く、その打鍵感はノートPCのキーボードみたい

また、この打鍵感覚、何かに似ているなぁ……と思ったら、そう、ノートパソコンのキーボードを叩いたような感じです。そのため、明らかに従来の楽器のキーボードとは違うわけですが、それでもしっかりとベロシティーも検知してくれるし、ボディーが頑丈なだけに、安心して弾けるんですよね。


奥が25鍵のXkey、手前が37鍵のXkey 37

そのXkeyの兄貴分として登場したのが、このXkey 37です。「キーボードは最低61鍵以上だぜ!」という人を満足させることはできませんが、従来の25鍵と比較して1オクターブ分増えただけではあるけれど、37鍵ってかなり自由度が広がります。やはり両手で弾けるというのが大きいんでしょうか……。


オプションのバッグをセットに購入する人が多いのだとか…これにXkey 37とXkeyの2つを入れることも可能 

 

この鍵盤数の違いがあるものの、厚さや奥行き、鍵盤の質感やタッチ感はすべて同じ。25鍵では物足りなかった人でも、これなら結構使えると思いますよ。もちろん、USBクラス・コンプライアントなキーボードですから、WindowsやMacとUSB接続すれば、ドライバをインストールする必要もなく、すぐに使うことができるし、iPadやiPhoneともUSB-Lightningカメラアダプタを介して接続すれば、外部から電源供給することなく使うことが可能です。さらにOTGケーブルがあればAndroidデバイスとの接続も可能ですよ。


Xケーブルを取り付けることで、サスティンペダル、エクスプレッションペダル、MIDI機器との接続ができるようになる 

 

しかし、実は25鍵のXkeyと比較した際、鍵盤数のほかにも一つ大きな機能強化されたポイントがあるのです。そうXケーブルというブレイクアウトケーブルが付属しており、これを取り付けることで、サステインベダル、エクスプレッションペダルとの接続ができると同時に、MIDI出力もできるようになるんです。やはりキーボードにとって、ペダルが使えるのは大きいですよね。


ボタン類の表記が記号から英語へと変更になった。左がXkey 37、右がXkey 

 

もっとも25鍵のXkeyと同様に左側のボタンの中にサスティンボタンもあるので、ペダルを接続しなくても、このボタンでサスティン効果を出すことは可能ですよ。ちなみに、このボタン類をよく見比べてみると分かる通り、ボタンの機能自体はまったく変わっていませんが、表記がXkeyの楽譜記号から英語表記へと変わっています。この辺は好みの問題だとは思いますが、個人的には英語表記のほうが分かりやすくて好きですね。


USB端子にPCではなく、ACアダプタを接続してもLEDが点灯し、使うことができた

 

個人的に非常にいいなと思ったのは、Xkey 37をPCやiOSデバイスに接続せずにACアダプタに接続した状態でも動作し、XケーブルからのMIDI出力ができること。このことはディリゲントのサイトにもメーカーであるCMEサイトにも記載されていないのですが、最新のファームウェア Ver2.0にアップデートして試したところ、できちゃいました!


超小型のシンセサイザ、πλ2を鳴らすこともできた

 

最近のキーボードって、USB端子は持っていてもMIDI端子を持っているものが少なく、いざMIDI音源に接続して弾こうと思っても手軽に使えるものが非常に少ないんですよね。たとえば以前に「世界最小のハードシンセ!?“πλ2”は12,600円」と紹介した小さな音源や、それにインスパイアされる形でg200kgさんが開発した「Gembox Synth」なども、PC接続せず、ACアダプタからの電源供給で動くことを確認できましたよ!このスタンドアロンのMIDI鍵盤としてだけのために購入しても損はないな…と思った次第です。


iPad版のユーティリティアプリ、Xkey Plus 

 

なお、XkeyやXkey 37を思う存分活用するためのユーティリティソフトとして、Xkey PlusというものがWindows用、Mac用、iOS用のそれぞれに無料公開されています。これを使うことでベロシティーカーブを自由に設定できるほか、鍵盤にコントロールチェンジを割り当てたり、鍵盤の感度を調整するなど、自分の使いやすいキーボードへとカスタマイズできるので、なかなか便利ですよ。また先ほどのファームウェアアップデートにもXkey Plusを使う形となります。

ところで、このXkey 37を国内代理店であるディリゲントに借りるお願いをした際、ディリゲントの担当者から「Xkey 37とほぼ同じタイミングで、すごく面白いソフトウェア音源も出したんで、ぜひ見てください」と言われたのが、3月5日に発売になるオランダのメーカーRob Papenの新製品、RAWです。


Rob Papenの新製品、かなりヘンタイ的な歪みサウンドが作れるRAW 

 

VST(32bit/64bit)、AudioUnits、AAX対応のプラグインでしたが、あまり状況も分からず試してみたところ、かなりクレイジーといってもいい、とんでもない音源だったので、オマケにちょっと紹介してみたいと思います。まずは、以下の40秒のビデオをご覧になってみてください。

何?この歪んだ妙な音は?」と思う方も多いとおもいますが、まさに現在のEDMやドラムンベース系の音源として使えそうなサウンド。でも、音を聴いても感じられた通り、ディストーションとかオーバードライブ、ファズといった、いわゆる歪み系エフェクトの音とはちょっと違うんですよね。

 

普通ディストーションとかオーバードライブって、エフェクトなので、シンセ音の最終段に掛けるものですよね。実際、RAWにも最終段にディストーション、Lo-Fiが搭載されているので、これで歪ませている音も多いのですが、それとはまったく独立する形で、2つあるオシレーター自身に歪ませる妙な機能が搭載されているんです。それこそが、RAWの心臓部的な機能であり、RAW Controlと名付けられているもの。


2つあるオシレーター自身をLFO制御で歪ませることができるRAW Control 

 

2つのLFOを使ってX軸、Y軸にパラメータを動かしつつ、オシレーター内でのディストーション量をコントロールできるようになっています。ここで歪ませて、その後のフィルター部、アンプ部を通るから、普通のディストーションの歪みの音とは明らかに違うわけですね。


Modulation Matrixによって、モジュール間のアサインが自由自在

 

プリセット音色が膨大にあるので、それをいろいろ選んでいるだけでも、ブッ飛んだ音色ばかりで面白いのですが、「何で、こんな音になっているんだ?」とオシレーターやフィルターの設定を確認してみました。パッと見ではさっぱりわからなかったですが、それもそのはず。Modulation Matrixというものがあり、どの信号をどこにアサインするか自由自在に決められるようになっており、これで音作りの基本を決めていたんですね。かなり自由度の高い音作りができますよ。


パラメータ表示を極力廃し、直感的に音作りができるようにしたEasyモードも用意されている

 

さらに、アルペジエーターも搭載されているので、これでフレーズを組んでしまえば、1つのキーを押すだけでフレーズ演奏も可能になります。どう使うかはユーザー次第ですが、とくにEDM系においては、かなり強力なツールになると思いますよ。


RAWをXkey 37で弾くことも、もちろん可能

 

もちろんRAWをXkey 37で演奏することもできますから、これらを組み合わせて使ってもOKですよ!

なお、ディリゲント担当者によると「RobPapenソフトのバンドルパッケージ”eXplorer III”をすでに所有されている方は、最新のアップデートを適用することで RAWを無料で入手できますよ」とのことですので、購入する前にちょっと確認してみてくださいね。

※追記
記事掲載直後の3月4日、Xkey(25鍵のほう)のカラーバリエーションが発表されました。こんなものが出てくるとまた、どれを買うべきか悩ましいところです…。

カラバリはDark gray、Blue、Champagne、オリジナル、Gold、Blackの6種類

 

※追記(3月27日)
Xkey用のピアノアプリXkey PianoがWindows用、Mac用、iOS用、Android用とそれぞれのプラットフォーム用にリリースされています。詳細はこちら

【関連記事】
薄くて軽いのに弾きやすい、フル鍵盤のXkeyを使ってみた
オランダの音源メーカー、Rob Papenのソフトシンセが面白い!

【製品情報】
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Rob Papen RAW製品情報
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Commentsこの記事についたコメント

5件のコメント
  • AN-J

    このXケーブルって他のMIDIキーボードでも使えるのでしょうか?もし、まだ本体が手元にありましたら検証していただけると助かります。

    2015年3月3日 11:42 AM
  • 藤本健

    他のキーボードってどういうことでしょう??
    XkeyにはXケーブル用のコネクタが装備されてないのでつかえません。もちろん他社製のキーボードにも刺さらないですよ。
    逆にこのXケーブルの3つの端子は汎用的だから、どのメーカーのMIDI機器とも、どのペダルにでも使えますね。

    2015年3月3日 1:17 PM
  • AN-J

    お忙しい中わざわざご返信くださいましてありがとうございました。
    Xkey37とXケーブルがUSBで繋がっているように見えてしまったので、もしかしたらmicroKORGにも使えるのではないかと考え質問をさせて頂いたのですが、流石に無理がありましたねw
    いつも、記事は楽しく拝見させていただいてますので、これからも面白い記事や役に立つ記事など期待していますね!

    2015年3月3日 10:59 PM
  • 藤本健

    AN-Jさん
    なるほど、確かにUSB端子に見えても不思議ではないですね。
    紛らわしくて失礼しました。残念ながらKORG製品にはつかないのでした。

    2015年3月4日 1:17 AM
  • たうざぁ

    25鍵持ってますが、ベロシティ付いててユーティリティーでカーブ調節しても、
    よほど意識して弱く触らないとベロシティが127なのは改良されてるのでしょうか?
    他にこのクラスだとO2とか持ってますが、こちらはもう少しコントロールが利きます。
    まあXKeyの魅力はフル鍵盤であのサイズと厚みであることですので、そこを気にしてはいけないのでしょうが。

    2015年3月5日 6:18 AM

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